
1999年10月26日
南アフリカ共和国の種苗会社「メイフォード社」を買収
株式会社サカタのタネは、日本の種苗会社として初めて南アフリカ共和国の種苗会社「メイフォード(MayFord)社」を買収いたしました。買収金額は1,375万ランド(約2億6,000万円)です。当社では同社を南アおよび東アフリカ諸国に対する種子販売および生産・開発の拠点とする計画です。
南アフリカ共和国は地形的に高原地帯を有し気候に幅があり野菜生産に適していること、また歴史的にヨーロッパ諸国とのつながりが深く、また本年3月にはEU・南アの自由貿易協定交渉が合意に達し、農作物について約60%が自由化されたため、今後はヨーロッパへの青果物供給拠点として注目されています。また、政情が安定し、生活にもゆとりがでてきていることから花き市場の活性化も期待されています。
こうしたことから当社では、南アにおける老舗の種苗会社であり、当社のキャベツ、ニンジン、ブロッコリーなどの種子販売で実績のあるメイフォード社の発行株式を100%買収し、南アにおける営業および開発、種子生産の拠点として展開することとしました。このことにより、当社の南アおよび周辺のジンバブエ、ケニア、モザンビークなど東アフリカ諸国への販売の強化が可能になります。また、将来の大きな伸びが期待できる花種子市場への積極的展開もこの拠点を中心に行なう予定です。
メイフォード社は1931年設立の種苗会社で、野菜の種子販売および一般消費者向けのパケット(絵袋)販売、芝草種子販売などに実績のある企業です。またトマトの育種やニンジン、タマネギなどの種子生産などについても実績を有していることから、当社では今後南アの気候に対応した育種や種子生産に大きなメリットがあると期待しております。
同社の今後の展開は、地理的にも近い当社の欧州子会社、サカタ・シード・ヨーロッパが欧州、中近東ならびにアフリカ戦略の一拠点として運営してまいります。
■メイフォード(MayFord)社の概略
・名称 メイフォード社
MayFord Holding Ltd.(英文)
・所在地 PO Box / Posbus 160 Lanseria 1748,R. S. A
・従業員 85名
・事業内容 野菜種子など育種、生産、販売
・資本金 594,120 Rands(約1,130万円)
・役員
| Non-Executive Chairman (非常勤会長) |
Pierre B.DECAILLET ピエール デカイエ(サカタ・シード・ヨーロッパ社長) |
| CEO and Managing Director (最高経営責任者) |
Michael W.ZINGEL マイケル ジンゲル |
| Executive Director (役員) |
Lindsay Ch.CAMPLEMAN リンスィー ケンプレマン |
| Executive Director (役員) |
Richard M.SACHS リチャード サックス |
・売上目標 初年度 7億円