
2001年01月23日
持ち株会社の設立で欧州における営業戦略の機動力向上を図るフランスに持ち株会社を設立し欧州統括機構を移行
サカタのタネでは、欧州地区における営業、研究開発、生産管理の機動力向上を目的としてオランダ、イギリス、フランス、南アフリカなど欧州7カ所の子会社および営業拠点の欧州統括機能をサカタシードヨーロッパ(SEB)からフランスに移行いたします。これに伴いフランス・モンペリエに当社100%持ち株会社である「ヨーロピアンサカタホールディング」を2001年2月28日に設立し、直接および間接的に保有していた欧州7拠点の株式をすべて新設新会社に保有させます。
当社では地域により密着した営業展開を図ることを目的に、1990年オランダに100%子会社サカタシードヨーロッパ(SEB)を設立。以降96年にサカタシードイベリカ(SPA)とサカタシードフランス(SFR)を設立。同年イギリスのサミュエルイエーツ(SYT)を買収、98年にはサカタシードフランス・ニーム研究農場を開設するなど、欧州地区の市場拡大に併せて積極的な事業拡大を図ってきています。
特にEUの発足後、大消費地である欧州中北部の都市に対する野菜、花の供給地として地中海の温暖な気候が作物生産に適していることから、これまで欧州における種苗の集積地であったオランダに代わりフランスが注目されてきており、各国の種苗会社もバイオ技術研究のシリコンバレーとも言われる南フランスに相次いで拠点を設けています。
こうした環境下において、今回の機構改革と持ち株会社の設立は、当社にとって順調に成長してきた欧州の各拠点を整備するとともに、欧州市場におけるマネジメントの効率化を図ることにより、市場の変化にたいしても敏捷に対応でき、より機動性の高い研究開発と営業展開を実現するものと位置付けています。
新設新会社は純然たる株式保有および資産管理のみを行い、ここから出資する子会社に対してのマネジメントおよび研究開発については、順次フランスに移行する計画となっています。資本金は2,000万ユーロ(約22億円)で、うち1,277万ユーロについては、現在当社が各子会社に出資し取得している株式を現物出資し、723万ユーロを増資でまかないます。
■ヨーロピアンサカタホールディングの概要
| 法人名 |
ヨーロピアンサカタホールディング(和文) European Sakata Holding S.A.S.(英文) |
| 所在地 | フランス、モンペリエ市 |
| 資本金 | 2,000万ユーロ(約22億円) |
■ヨーロッパでの組織構成図
