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ニュースリリース|2003

2003年01月09日

根圏の善玉菌を増やすことで、根の活着を促進し、健苗を育成 有効微生物研究から生まれた、
新しいタイプの土壌改良材 『ルートセーバー』を発売


※『ルートセーバー』は、商標登録出願中です。  
 
サカタのタネでは、植物の根圏における善玉菌(有効微生物)の繁殖を促して育苗土の菌相を改善し、主に悪玉菌(土壌病原菌)から植物体をまもることによって根の活着を高め健苗育成に役立つ土壌改良材『ルートセーバー』を2003年3月1日より発売いたします。

育苗用土に本製品を施用することで、土着の善玉菌が繁殖して根の生長点に保護膜を形成し、配合された3種類の成分により3種類の善玉菌が効率よく繁殖し、根圏に悪玉菌が侵入するのを防ぎます。希望小売価格は1袋500g入りで2,000円、初年度販売目標は5,000万円です。 


 
写真は「ルートセーバー」パッケージ

 
古くから“種半作、苗七分作”といわれるように、品質のよい作物を栽培・収穫するためには、高品質品種の育成がかかせません。さらに、その品種が持つ本来の性質を十分に発揮させるためには健康な苗(=健苗)作りが不可欠です。


植物が、土壌に根を張り馴染むことを「活着」と呼びますが、定植後の苗が、十分に活着することは、良品出荷に結びつく大きな要素のひとつで、苗生産農家にとって大切な問題です。

健苗作りの条件には、作物の根が強健で、土中の水分や空気、養分をしっかりと吸収することのできることが挙げられます。そのためにも育苗用土の環境を良好に保つことが重要になってきます。

これまで育苗用土に必要な要素として保水性、保肥性、通気性などは着目されていましたが、土中の微生物については十分な研究はすすんでいませんでした。しかしながら、現実には育苗用土の悪玉菌が根から作物内に入り込んで作物が生育障害を起こすことが深刻化してくるにつれ、土中の微生物相を良好に保つことが、健苗の育成にとって必要であるという認識が高まり、近年急速に有効微生物の研究が進展しています。

当社では2000年12月に有効微生物資材の開発、商品企画および販売促進までを一貫して担当する「有効微生物活用プロジェクトチーム」を発足させ、環境負荷が少ない農業生産につながる一連の微生物資材の研究開発に取り組み、「バイオエース」を始めとする商品をすでに発売し、実績もあげております。

今回発売する『ルートセーバー』は、土着の善玉菌のエサを用土に投入するという、これまでの微生物資材とは異なった着想で生まれた土壌改良材で、育苗期の用土に投入するだけで活着性が向上し、使用しなかった苗に比較して根張りが良い健苗を得ることができ、さらに定植後も善玉菌の効果が持続し、良質な作物収穫に結びつきます。

本製品は緩効性の窒素成分である尿素ポリマー、カニ殻から抽出したキチン、食品添加物としても使用される炭酸カルシウムを主成分としており、これらの有効成分が根の生長点において土中の善玉菌のエサとなって継続的に善玉菌を繁殖させます。尿素ポリマーはバチルス属細菌と蛍光性シュードモナスの、キチンは放線菌のエサになり、炭酸カルシウムは、土中のpHを矯正しこれらの善玉菌の増殖を促します。

発売にあたり当社の農場を始め全国各地の生産地・試験場で試作を行い、その結果、主にアブラナ科作物に対する反応性の高いことが確認されています。 
 
■特徴
1.育苗期に根の生長点に土着の善玉菌(有効微生物)が保護膜を形成します。
2.育苗用土に混入するだけでよく、圃場全体に散布する必要がありません。 
3.定植後、根の生長点に沿って3種類の善玉菌(有効微生物)であるバチルス属細菌、放線菌、蛍光性シュードモナスが増殖し、根圏を悪玉菌(土壌病原菌)から守ります。 
4.定植後の活着が活発で、苗の旺盛な生育が期待できます。 
5.レタス類やキャベツ、白菜、ブロッコリー、カリフラワー、コマツナ、チンゲンサイ、野沢菜、花菜などアブラナ科の作物に使用すると、葉色の濃い健康で丈夫な苗を作ることができます。 
6.定植適期の幅が広がります。  

 
■使用上の注意
1.使用量を守ってご使用ください。過剰施用では薬害を起こすことがあります。
2.ピートモスの多い培土では粘土質の赤玉土などを1:1の割合で混入して使用することを推奨します。
3.目に入った場合は大量の水でよく洗い流してください。
4.食べ物ではありませんので、人やペットの口に入らないように保管してください。
5.直射日光を避け、なるべく低温で保管してください。
 
発売時期 2003年3月1日
初年度販売目標 5,000万円
施用量 育苗用土1リッターあたり10~20g

 

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