
2003年01月10日
循環型農業を推進する環境適応資材・商品群をシリーズ化
『エコプロダクトシリーズ』を1月10日発売
サカタのタネでは、有機農業に対応できる肥料、天然素材を使用した育苗用ポット、また、緑肥種子や古紙使用の「紙daトレー」「紙daポット」を利用した苗など、循環型農業に貢献できる農・園芸資材商品群を『エコプロダクトシリーズ』として新たに本日より発売致します。本シリーズは、従来取り扱っていた資材に加え、今回発売する有機肥料「金の有機」「銀の有機」、培養土「有機の土」、土作り資材「バイオエースソフト」などの新製品の有機栽培対応資材を加え、3分類19アイテムのシリーズです。種苗会社としてのノウハウを活かし、作物別に適用マニュアルを整備することなどにより、花・野菜種子と連動した資材の販売を進めます。シリーズ全体での初年度販売金額は、4億円、2005年には6億5千万円を見込んでおります。
※「有機の土」のみ2003年6月発売予定です。

昨今の消費者の農産物に対する安全性への意識の高まりもあり、有機栽培や環境対応型農業への関心という形で生産者の意識も変化してきています。このようなことを背景に、当社でも環境対応型資材を積極的に販売することで、消費者にとっての農作物の安全性確保と、それによる消費拡大に加え、生産者においては土壌の保全にも寄与できるものと考えております。
当社ではこれまでも微生物資材をはじめ、天然素材を使用した育苗用ポット、緑肥種子など「環境」をキーワードにした商品の開発や販売を進めてきました。また、2000年12月に有効微生物資材の商品企画、開発、および販売促進までを一貫して担当する「有効微生物活用プロジェクトチーム」を発足させ、さらに2003年2月には、古紙使用の「紙daトレー」「紙daポット」を利用したサカタオリジナル苗出荷を開始するなどの取り組みを続けてきました。
これらの取り組みや商品群を「エコプロダクト」という一つのコンセプトに統合することにより、当社の循環型農業に対する積極的な姿勢をいっそう明確にするとともに、全社一丸となって種子の販売と連動した環境対応製品の販売をおこなうことを狙いとしています。
今回発売する『エコプロダクトシリーズ』ではパッケージのVI(Visual Identity)の統一を図っています。「有機農産物」とは、化学的に合成された肥料および農薬の使用を避けることを基本に、播種または植え付け前2年以上(多年生植物にあたっては、最初の収穫前3年以上)の間、堆肥などによる土作りをおこなったほ場において生産された農産物をいいます。
サカタのタネでは、JAS法による有機農産物の生産に使用可能と考える資材に対して、その目安として今回「有機栽培対応資材」マークをつけました。
■シリーズラインナップ
| 分 類 | 用 途 | 商品名 | 新発売 |
| 資 材 | 土作り | バイオエース | |
| バイオ21 | |||
| バイオエースソフト | ○ | ||
| 培養土 | 有機の土 | 2003年6月発売予定 | |
| 肥 料 | 金の有機 | ○ | |
| 銀の有機 | ○ | ||
| ウイルス病防除・根部生育促進 | レンテミン | ||
| 育 苗 | ジフィーポット | ||
| ジフィーストリップ | |||
| ジフィーセブン、ナイン | |||
| 生 産 | 生分解マルチ | ||
| 苗 木 | 「紙daポット」「紙daトレー」 | ||
| 種 子 |
環境保全植物 | アースエイドシリーズ | |
| ケナフ | |||
| 緑 肥 | ハブエース | ||
| オーツーワン | |||
| コブトリソウ |
■新発売製品の概要
◆金の有機
1.化学合成物質を一切含まず、動・植物性の有機質をきめ細かな管理と独自の有効微生物により発酵させて作られた有機栽培に使用可能な肥料です。
2.ボカシ肥料として、あらかじめ分解を即してあるため即効的な窒素の吸収が行われます。
3.発酵過程で増殖した有効微生物が、発根を促し根張りを向上させます。
4.窒素6.0%、りん酸6.9%、カリ3.6%(成分分析例)とバランスがよく、オールラウンドタイプ肥料として作物全般や果樹・果菜類にも幅広く使えます。
5.発酵肥料のためニオイが少なくペレット状ですから作業性も良好です。
◆銀の有機
1.高タンパク原料を追加することにより、力強い窒素の肥効が望める有機栽培対応肥料です。
2.ボカシ肥料として、あらかじめ分解を即しているため即効的な窒素の吸収が行われます。
3.酵母菌が土壌の微生物と手をくんで作物の栄養バランスを整えます。
4.窒素8.0%、りん酸4.4%、カリ3.0%(成分分析例)と有機栽培対応肥料としては特に高い窒素成分を実現しました。追肥的な使用が可能で葉物野菜や茶樹に特に適しています。
◆有機の土
特許出願中 2003年6月発売予定
1.有機栽培に使用可能な播種・育苗培養土です。
2.天然原料のみを使用した有機質肥料を配合し、pH調整済なのでそのまま使用できます。
◆バイオエースソフト
1.有機栽培に利用できる微生物土壌改良材です。
2.純植物質で肥料成分が低いため塩類障害のある土壌や花栽培での使用にも適しています。