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ニュースリリース|2003

2003年02月20日

ありえないものの象徴“青いバラ”に全く別のアプローチから迫る
ブルーを含む6色のバラ咲きトルコギキョウ新シリーズ『ロジーナ』シリーズを開発


サカタのタネでは、出荷量第5位の切り花品目のトルコギキョウで、ブルーの花色を含む6色のバラ咲きの新品種『ロジーナ』シリーズを開発いたしました。本シリーズは、バラと見まがう花型を有し、かつ、夏場のバラの弱点をカバーする性質を持ち合わせることから、トルコギキョウの切り札ともいえる品種です。当社では、『ロジーナ』をトルコギキョウの新しいブランドとして構築することを目指し、品種特性を理解した上で出荷していただくために、全国各地のトルコギキョウ生産者にご協力いただき、生花はこれらの生産農家を通じ市場に2003年3月3日より出荷され、4月以降、本格的に市場に出回る予定です。種苗の販売は2003年9月からの予定で、シリーズ全体の初年度販売目標は1億円です。
 

 

写真は『ロジーナブルー』

トルコギキョウ(Eustoma grandiflorum)は、北アメリカ原産で、原種は、草丈が約90cmで、花は、一重の花で、花色もブルーに限られていました。戦前、おもにヨーロッパで改良され、同時期、日本へも導入されました。戦争をはさみ海外では多くの品種が絶え、日本に残った品種から現在までに花色や八重咲きなど花形の充実がなされ、茎を強健にする、あるいは生態型などでの育種が進められてきました。当社においても1975(昭和50)年には1品種しかなかったものが、現在では145品種を有するまでになっており、パンジー、ペチュニアなどと並ぶ当社の代表品目のひとつとなっています。日本のトルコギキョウ品種が牽引役になり、現在では世界のトルコギキョウ市場の約7割※1を日本の品種が占めるようになっています。

多くの切り花品目で、作付け面積、出荷量が、減少傾向にあるなかで、トルコギキョウは、前年度比同等の生産状況を示しており、平成13年度切り花類の作付面積調査(農林水産省)によると年間出荷量は、1億2,320万本で、キク、カーネーション、バラ、ガーベラに次ぐ、出荷量第5位の品目となっています。
 
『ロジーナ』は、10年間の歳月を要し育成したトルコギキョウの新品種で、バラと見まがう上品な花形でありながら、トルコギキョウの品種本来が持つ自然で上品な色彩が特徴です。花色は、ブルー、ローズピンク、ピンクピコティ、ピンクフラッシュ、グリーン、イエローの6色です。本シリーズは、花持ちや輸送性を高めるために花弁の厚みを高めていますが、その結果、花が重くなり花首が曲がることを防ぐために茎を太く強健にして、流通適性も大きく改善しています。

さらに、切り花の代表品種であるバラでは実現することが難しかったブルーの花色を、バラ咲きのトルコギキョウで実現しました。英語で「Blue rose(青いバラ)」は「ありえないもの」を意味しますが、トルコギキョウでその「Blue rose」を表現することに成功しました。今後、夏場の花持ちの点で問題があったバラに代わり、盛夏期における利用が期待されます。

トルコギキョウは、すでに冠婚葬祭、ホームユース等、全ての切り花ジャンルで周年を通し利用されています。今回、バラ咲きの『ロジーナ』を投入することにより、当社ではトルコギキョウの世界に新しい可能性を開き、「第4の切り花」にまで成長させるべく販売拡大を目指します。
 
なお、品種名の『ロジーナ』(ROSINA)はイタリア語でバラを意味する「ローザ」から転じて女性の愛称として使われている言葉に由来しています。

※1 当社データに基づく推定値。

■種子価格  ペレット種子10ミリリットル(3,000粒) 9,000円(標準小売価格)
 ※一般向け絵袋の発売は未定

■生花出荷開始 2003年3月3日より主要生花市場へ出荷

■初年度販売目標 1億円
 

 

 

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