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ニュースリリース|2003

2003年12月16日

天然原料100%使用、JAS法による有機農産物生産に対応した
播種・育苗用培養土『有機の土』を新発売
播種から収穫までに必要な「有機栽培対応資材」の基本ラインアップが完成
 

サカタのタネでは、循環型農業に貢献できる農・園芸資材商品群「エコプロダクトシリーズ」の中の「有機栽培対応資材」の新ラインアップとして、天然原料100%使用の播種・育苗用培養土『有機の土』を開発しました。本製品は、化学合成物および化学処理した原材料を一切使用していないため、一般の農産物生産はもとよりJAS法による有機農産物生産※1での使用が可能です。これまで、有機農産物生産用の播種・育苗用培養土は、有機質の成分を高いレベルで安定的に品質保持することが困難とされてきました。『有機の土』は、大規模に有機農産物生産対応の播種・育苗用培養土を大量に安定供給することに成功した画期的な新製品です。販売は、12月24日からで、価格は、50リットル入り2,940円で、初年度販売目標は、5,000万円を予定しています。

写真は『有機の土』

今回、発売する『有機の土』は、天然鉱物由来の基材に、同じく天然由来で独自開発したミネラル成分および有機質肥料成分を特殊工程により吸着させた肥料を精製、それをピートモス等が主体の基材に混合して製品化したものです。

通常、播種・育苗用培養土に求められる条件は一般の培養土より多く、保水性・通気性はもちろんのこと、清潔で軽く、肥料分が育苗期間を通し持続し、きめが細かくセルトレイへ詰め込みやすいことなどがあげられます。『有機の土』は、独自製法により、上記の条件をすべてクリアし、従来の有機農産物生産用播種・育苗用培養土の大きな課題であったカビの発生や発酵を成分に含まれた微生物の働きにより抑制するとともに、培養土そのものの保存性が優れるなど、非常に扱いやすい特長を持っています。

サカタのタネでは、循環型農業を推進し、地球環境の保全に貢献できる、農・園芸資材商品群として「エコプロダクトシリーズ」を開発し、本年1月10日より販売しています。平成11年の改正JAS法により、生産物を有機農産物と表示するためには、生産物は、登録認定機関の認定を受けたほ場(農地)において「有機農産物の日本農林規格」に適合した栽培により生産される必要があります。そのため、有機農産物の生産に使用できる肥料・農薬・培養土といった資材は、基本的に化学合成物および化学処理した原材料を一切使用していないことが条件になっています。JAS法による有機農産物の生産に使用可能と考える資材類を、当社では、特に「有機栽培対応資材」として位置付け、植物の生育過程に応じて必要な各種製品を取りそろえています。

この「有機栽培対応資材」のラインアップには、今回発売する播種・育苗用培養土『有機の土』のほか、ほ場(農地)あるいは堆肥などの土づくりに用いるための微生物土壌改良材である「バイオ21」「バイオエースソフト」「バイテクバイオエース」、播種あるいは植付け前に土に施す元肥として「金の有機」「銀の有機」、播種や植付けの後、植物が成長している間に施す追肥として「有機の液肥・ネイチャーエイド」があります。『有機の土』は、他の有機栽培対応資材同様、JAS法による有機農産物生産に使用可能であるとともに、本年5月に農林水産省が発表した特別栽培農産物の新ガイドライン※2にも対応した有機栽培対応資材です。

同製品が加わったことにより、「播種・育苗→土づくり→元肥→(播種)→定植→追肥→収穫」にいたるまでの有機農産物生産での各段階での肥培管理における「有機栽培対応資材」の基本ラインアップが完成したことになります。

■『有機の土』の概要
◆製品特長
1.化学合成物および化学合成処理した原材料を一切使用していないため、JAS法による有機農産物生産や農水省が発表した特別栽培農産物の新ガイドラインに対応した栽培での使用が可能。
2.生産工程でのきめ細かな管理により安定性を高めた。また、播種・育苗培養土に求められる保水性・通気性や、清潔で軽いこと、肥料分が育苗期間の間、持続すること、セルトレイへの詰めやすさを備えている。
3.従来の有機農産物生産用播種・育苗用培養土の大きな課題であったカビの発生や発酵を成分に含まれた微生物の働きにより抑制し、保存性にも優れる。
 
◆容量・価格・販売目標
  容量:50リットル ポリ袋充填
  価格:2,940円(税込み標準小売価格)
  販売目標:初年度(2003年12月~2004年5月の6ヶ月間)5,000万円

※1:JAS法による有機農産物生産
…農林水産省では、改正JAS法(農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律)のもと、有機農産物及び有機農産物加工食品のJAS規格(日本農林規格)を定め、JAS規格に適合するものであるかどうかについて検査を受けた結果、これに合格し、有機JASマークが付けられたものでなければ、「有機○○」等の表示をしてはならないという制度を導入(平成13年4月1日施行)。JAS法で定められた有機農産物とは、化学的に合成された肥料及び農薬の使用を避けることを基本として、播種または植え付け前2年以上(多年生作物にあっては、最初の収穫前3年以上)の間、堆肥等による土づくりを行ったほ場において生産された農産物となる。

※2:農林水産省の特別栽培農産物の新ガイドライン
…特別栽培農産物とは、化学合成農薬を減らして栽培するなど、特色のある生産方法で生産された農産物を指す。消費者から特別栽培の表示(無/減農薬栽培、無/減化学肥料栽培など)のあいまいな定義を指摘する声が寄せられるなか、特別栽培農産物の表示手法、表示の信頼性を確保するための処置として土づくりなど特別栽培農産物の生産の原則を新たに規定したもの(平成15年5月26日に改正、2004年4月1日から施行)。

主な内容としては、新ガイドライン表示の対象となる農産物は、化学合成農薬、化学肥料双方を慣行の5割以上減らして栽培された農産物とするなど現行より基準を厳しく設定。それに対し、農薬や化学肥料の使用状況に応じて区分毎に名称(無農薬栽培農産物、無化学肥料栽培農産物、減農薬栽培農産物、減化学肥料栽培農産物)を設定していたものを、消費者にわかりやすく一括りの名称(「特別栽培農産物」)へと変更。

■「エコプロダクトシリーズ」について
化学肥料を多用する農業への反省や消費者の農産物に対する安全性への意識の高まりを背景に、有機栽培や環境対応型農業への関心は生産者、消費者ともに現在極めて高くなっています。

サカタのタネでは、従来より微生物資材や土に還元する育苗用ポット、また緑肥種子など「環境」をキーワードにした商品の開発や販売を進めており、2000年1月に有効微生物資材の開発、商品企画および販売促進までを一貫して担当する「有効微生物プロジェクトチーム」を発足しました。2002年11月には古紙を利用したサカタオリジナルの「紙daトレー」「紙daポット」を利用した苗出荷を開始し、今年2003年1月には有機肥料「金の有機」「銀の有機」、家庭園芸用タネまき資材「ジフィーガーデンシリーズ」の新製品を発売するなど積極的な取り組みを続けています。

そして、これらの取り組みや商品群を「エコプロダクトシリーズ」という一つのコンセプトに統合し、当社の環境対応農業に対する積極的な姿勢をいっそう明確にするとともに、種子の販売と連動したエコプロダクト製品の販売へと拡大することにより、全社一丸となって環境対応型資材の販売促進を図ることを狙いとしています。

当社では、「エコプロダクトシリーズ」の中でも、JAS法による有機農産物の生産に使用可能と考える資材類を特に「有機栽培対応資材」として位置付け、その目安として「有機栽培対応資材マーク」を製品に表示しています。

                                エコプロダクトロゴ            有機栽培対応資材ロゴ
 
 
 
■シリーズラインアップ
分 類 用 途 商品名
資 材 播種・育苗 有機の土(新製品)
土作り バイオエース
バイオ21
バイオエースソフト

 

肥 料  
   

元肥 金の有機
元肥&追肥 銀の有機
追肥 有機の液肥・ネイチャーエイド
ウイルス病駆除 レンテミン
育 苗 ジフィーポット
ジフィーストリップ
ジフィーセブン、ナイン
生 産 生分解マルチ
苗 木   「紙daトレー」「紙daポット」
種 子 アースエイドシリーズ ケナフ

 

緑 肥
 

ハブエース
オーツーワン
コブトリソウ

 

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