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ニュースリリース|2004

2004年05月12日

当社トルコギキョウのローズピンク系では最も濃いヨーロピアンテイストのワインカラー
早生・小輪・一重咲きのトルコギキョウのF1新品種
『ピッコロ ワイン』を開発 

 
サカタのタネでは、当社の持つトルコギキョウ品種のローズピンク系のなかでは最も花色の濃い、ヨーロピアンテイストのワインカラーの早生・小輪・一重咲きのF1品種『ピッコロ ワイン』を開発しました。

今回、トルコギキョウの人気色ローズピンク系に、新たにワインカラーが加わり、同系色での組み合わせによるグラデーションや、鮮やかで濃い花色をアクセントとして活用するなど、フラワーアレンジメントの幅が一層拡がることが期待されます。
また、既存の濃色品種は、草丈がとり難い欠点がありましたが、同品種は草丈がとり易く、生産する上で他品種と同等の管理ができるようになりました。
同品種は、生花は市場に2005年2月ころより出荷が開始され、3月以降、本格的に市場に出回る予定です。2004年5月17日より種子の販売を開始し、同新品種の初年度販売目標は、合計で850万円です。  

 

写真は『トルコギキョウ』 の新品種『ピッコロ ワイン』  

当社の『ピッコロ』シリーズは、早生・小輪(花径4~4.5cm)・一重咲きのF1品種で、花は、花弁が厚く、花形が丸く整っているのが特長です。また、同シリーズは、花弁の厚さに加え、株の勢いが旺盛で、茎も太いことから荷傷みしにくく花持ちがよく、生産、流通の現場でも高い評価を得ている人気シリーズです。

花色は、今回開発した『ピッコロ ワイン』を加え合計11色(「ピンク」「ピンクフラッシュ(白色地に桃色のかすり)」「ピンクピコティー(白色地に桃色の覆輪)」「アプリコット(あんず色)」「イエロー」「グリーン」「パープル」「ブルーフラッシュ(白色地に青紫色のかすり)」「ブルーピコティー(白色地に青紫色の覆輪)」「ホワイト」)で、豊富な花色が特長となっています。

従来、ワインカラーなど濃い花色は、海外、特にヨーロッパを中心に非常に人気が高い一方、日本国内ではあまり好まれない色とされていました。そのため、当初は海外のみの販売を検討いたしておりました。しかしながら、近年、日本国内でもヨーロピアンテイストのフラワーアレンジメントが広く普及し一般化するなかで、薄い色から濃い色までを同系色でまとめるグラデーションによる表現や、全体にアクセントをつけるためにポイントで活用するなど、アレンジメントを楽しむうえで欠かせないアイテムとして、濃い花色の人気が急速に高まってきています。今回、こういったニーズに対応し、国内においてローズピンク系のなかで最も花色の濃いワインカラーの品種を『ピッコロ』シリーズに追加し、販売することにより、トルコギキョウのより一層のシェア拡大が図れるものと期待しています。

北アメリカ原産のトルコギキョウ(Eustoma grandiflorum)は、原種の草丈が約90cmで、花は、一重咲きで、花色もブルーに限られていました。戦前、主にヨーロッパで改良され、同時期、日本へも導入されました。戦争をはさみ海外では多くの品種が絶え、日本に残った品種から現在までに花色や八重咲きなど花形の充実がなされ、茎を強健にする、あるいは生態型などでの育種が進められてきました。当社においても1975(昭和50)年には1品種しかなかったものが、現在では約100品種を有するまでになっており、パンジー、ペチュニアなどと並ぶ当社の代表品目のひとつとなっています。日本のトルコギキョウ品種が牽引役になり、現在では世界のトルコギキョウ市場の約7割※1を日本の品種が占めるようになっています。

多くの切り花品目で、作付面積、出荷量が、減少傾向にあるなかで、トルコギキョウは、前年度比同等の生産状況を示しており、平成14年度切り花類の作付面積調査(農林水産省)によると年間出荷量は、1億2,270万本で、キク、カーネーション、バラ、ガーベラ、スターチスに次ぐ、出荷量第6位の品目となっています(ただし、実生系※2切り花では第1位)。また、トルコギキョウは、冠婚葬祭、ホームユース等、すべての切り花ジャンルで周年を通し利用されています。
※1  当社データに基づく推定値 
※2  実生とは、種子から育った植物のこと。

■『ピッコロ ワイン』の作型 

 
■種子価格 ペレット種子10ml(約3,000粒)7,875円(標準小売価格)
※営利以外の一般向け絵袋の発売は未定

■生花出荷開始 2005年2月ころより主要生花市場へ出荷開始、2005年3月より本格出荷
初年度販売目標 850万円(2004年5月~2005年4月期) 
 
  

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