
2004年11月08日
環境に優しい紙原料古紙100%のポットの一般消費者向けパッケージ
『紙(かみ)da(だ)ポット12個入』を発売開始
サカタのタネでは、紙製の園芸用ポット「紙daポット」の一般消費者向けパッケージ『紙daポット12個入』を11月15日から発売いたします。「紙daポット」と姉妹商品「紙daトレー」は、廃棄処理コストや環境に与える影響から近年問題となっている農業用プラスチックの利用削減を目指した製品で、循環型農業に貢献できる生産者向け農・園芸資材の商品群である当社「エコプロダクトシリーズ」のラインナップです。「紙daポット&トレー」を通した当社の取り組みは、「平成15年度かながわ地球環境賞※1」、「第13回日本生活文化大賞 環境リサイクル賞※2」、「2004年度グッドデザイン賞※3」を受賞するなど高く評価されています。この間、小売店からも環境問題に意識の高い園芸愛好者向けに商品化の要望が多く寄せられてきました。このことを受け、広く一般消費者に向けに『紙daポット12個入』の販売を開始することにいたしました。なお、商品内容は9センチサイズのポット12個、税込希望小売価格250円、初年度の販売目標は、2,000万円を予定しています。

写真は『紙daポット12個入』
■「紙daポット」(「紙daトレー」)について
現在、プラスチック製の園芸用ポットおよびトレーが、苗生産現場で広く使われています。プラスチック製トレーに関しては一部でリサイクルの動きも見られますが、回収されたトレーは汚れの付着など見た目の問題があり、新品の価格が比較的安価なため、再販売がなかなか軌道に乗らず、年間約2,500万枚(約1万トン)が、廃棄されていると試算されています。一般の園芸店やホームセンターなど小売の現場でも使用済みプラスチック製トレーの処分には頭を悩ませているのが現状です。
「紙daポット」「紙daトレー」は、こうした問題を解決すべく企画した商品で、1997年の開発を開始した段階から実に8年もの歳月を費やし製品化にいたりました。素材の紙原料は、古紙100%であるため、使用後は、古紙原料としてリサイクルすることも、また、可燃物の一般ゴミとして処理することも可能になっています。
今回12個入パッケージを発売する「紙daポット」は、比較的分解の早い夏場(高温期)でも4ヶ月近く利用でき、栽培管理も従来のプラスチック製ポットとほぼ同様に行うことができ、カビなどの発生も抑えられる紙を使用しています。
また、「紙daトレー」は、1枚のダンボール紙からできていて、だれでも簡単に組み立ててトレーにすることが可能です。また、逆に使わないときには、分解し1枚の板状ダンボールとしてそのまま積み上げておくこともできるので、保管に多くのスペースを必要としません。同トレーは、ベンチなどの上に設置し、土の上に直接置かなければ雨などがかかる屋外であっても、夏場でも約3ヶ月は利用が可能です。さらに、大規模生産者に求められる土の自動充填装置にも対応しています。
※1『平成15年度かながわ地球環境賞』
同賞は、環境保全に向けた実践的な活動を行い、その業績や功労が顕著である個人や団体に対し、神奈川県およびかながわ地球環境保全推進会議(会長:神奈川県立外語短期大学学長・川村恒明氏)が贈るもの。当社の受賞は、社団法人神奈川経営者協会、社団法人神奈川経済同友会の推薦によるもので、農・園芸分野で循環型社会に向けた商品開発(「紙daポット・紙daトレー」等)や各種ボランティア活動支援などへの当社の取り組みが評価されたことによる。
※2『日本生活文化大賞 環境リサイクル賞』
財団法人日本ファッション協会(理事長:馬場彰オンワード樫山会長)と社団法人東京ファッション協会(会長:同・馬場彰氏)共催による顕彰制度委員会(委員長:福原義春資生堂名誉会長)の選考により選定される賞で「新たな生活文化の創造に寄与し、それぞれの分野・地域における優れた活動および生活文化創造に新たな息吹を感じさせる活動を行った個人または団体」に対する功績の顕彰を目的としたもの。「環境リサイクル賞」はその部門賞。当社の受賞は、農・園芸分野における循環型社会を目指し、古紙を原料とした流通用トレーと鉢(商品名「紙daポット・紙daトレー」)および有機農業に対応した農業資材(商品名「エコプロダクトシリーズ」)などに関する取り組みが評価されたことによる。
※3『グッドデザイン賞』
「グッドデザイン賞」は、1957年に通商産業省によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(Gマーク制度)」の後継事業として1998年より(財)日本産業デザイン振興会主催の「グッドデザイン賞事業」として新たにスタートした、日本で唯一の総合的デザイン評価・推奨制度です。同振興会では、「グッドデザイン賞」を「良いデザイン」を生み出す社会的な経済基盤と位置付け、「より豊かなライフスタイル」と「良いビジネス」の開拓という、新しい時代の文化と生活を具体的に築き上げていく活動であるとしています。
■製品特長
1.エコロジー性
…従来のプラスチック製ポットと違い、紙原料に古紙100%を使用しているため、使用後の処理方法として、一般可燃ごみとして処理する・焼却する・土中に埋め分解させることが可能。
2.耐水性
…高度の耐水性を有する耐水原紙を使用し、特殊加工をしているので、長期の育苗においても、水分の浸透による劣化やつなぎ部分のはがれなどの心配がほとんどなく、夏場でも3ヶ月以上という十分な強度と形状を保持。
3.防カビ性
…防カビ機能を有する特殊原紙を使用しているので、カビの発生がほとんどない。
■商品概要
商品名:『紙daポット12個入』
規格:9センチポット×12個
発売時期:2004年11月15日
価格:税込希望小売価格250円
販売先:全国園芸専門店、生花店、種苗店、ホームセンターなど
販売目標:(販売開始日からの1年間) 2,000万円
■参考:サカタのタネの「エコプロダクトシリーズ」について


化学肥料を多用する農業への反省や消費者の農産物に対する安全性への意識の高まりを背景に、有機栽培や環境対応型農業への関心は生産者、消費者双方に現在極めて高くなっています。
サカタのタネでは、従来から微生物資材や土に還元する育苗用ポット、また緑肥種子など「環境」をキーワードにした商品の開発や販売を進めており、2000年12月に有効微生物資材の開発、商品企画および販売促進までを一貫して担当する「有効微生物活用プロジェクトチーム」を発足しました。また、2002年2月には古紙を利用したサカタオリジナルの「紙daトレー」「紙daポット」を利用した苗出荷を開始、2003年1月には有機肥料「金の有機」「銀の有機」、家庭園芸用タネまき資材「ジフィーガーデンシリーズ」などの製品を発売するなど積極的な取り組みを続けています。そして、これらの取り組みや商品群を「エコプロダクトシリーズ」という一つのコンセプトに統合することにより、当社の環境対応農業に対する積極的な姿勢をいっそう明確にするとともに、種子の販売と連動したエコプロダクト製品の販売へと拡大することにより、全社一丸となって環境対応型資材の販売促進を図ることを狙いとしています。
当社では、「エコプロダクトシリーズ」の中でも、有機農産物の生産に使用可能と考える資材類を、特に「有機栽培対応資材」として位置付け、その目安として「有機栽培対応資材マーク」を製品に表示しています。
| 分類 | 用 途 | 商品名 | |
資 材 |
育苗 | 有機の土 | |
| 土作り | バイテクバイオエース | ||
| バイオ21 | |||
| バイオエースソフト | |||
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肥 料 |
元 肥 | 金の有機 | |
| 元肥&追肥 | 銀の有機 | ||
| 追 肥 |
有機の液肥・ネイチャーエイド |
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| ウイルス病駆除 |
レンテミン |
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| 育 苗 | ジフィーポット | ||
| ジフィーストリップ | |||
| ジフィーセブン、ナイン | |||
| 生 産 | 生分解マルチ | ||
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ポット・出荷トレー |
「紙daトレー」「紙daポット」 | ||
| 苗 木 |
「紙daトレー」「紙daポット」 使用苗 |
||
| 種 子 | アースエイドシリーズ | ケナフ | |
|
緑 肥 |
ハブエース | ||
| オーツーワン | |||
| コブトリソウ | |||