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ニュースリリース|2004

2004年12月20日

※2007年現在、「プラントプラグ」の税込希望小売価格は一律577円(送料別)となっております。

挿し木(芽)用成型培土『プレフォーマ・ボックスプラグ』・
播種用セルトレー入り成型培土『プレフォーマ・プラントプラグ』を新発売

優れた発根性、高い発芽率、野菜・花き苗の生産性が劇的に向上
           ※「プレフォーマ」および「Preforma」はジフィー社の登録商標です。

 
サカタのタネでは、野菜・花きの挿し木(芽)用成型培土『プレフォーマ・ボックスプラグ』(以下ボックスプラグ)および野菜・花き全般向け播種用セルトレー入り成型培土『プレフォーマ・プラントプラグ』(以下プラントプラグ)を新発売します。

ココヤシ繊維を主原料に、ヨーロッパ産ピートモス※1などを加え、非環境汚染型の吸水・成型材を添加し成型・加工した培養土です。いずれも培養土をスポンジ状に成型してあるため培養土の物理的構造が壊れにくく、工業的に製品化したため品質のバラツキが極めて小さくなっています。これにより、通常の育苗用培養土と比較して1.保水性・通気性が長く保たれ根腐れ状態になりにくい、2.根の成長が阻害されにくいため、発根が均一かつ迅速で根量が増加し、成苗率が高い、3.根鉢※2形成前の若苗定植が可能で、育苗日数が短縮でき、定植後の活着に優れる、4.輸送性に優れる、などの特長があります。さらに、播種用の『プラントプラグ』は、発芽に必要な諸条件が高度に維持され、均一な発芽と高い発芽率を実現しています。発売は、2005年1月13日より開始し、価格は、『ボックスプラグ』が1箱2,160個入りで税込小売希望価格11,550円、『プラントプラグ』が1セルトレー128穴(他200・288・406穴)で税込小売希望価格840円となっています。 

 

写真は『ボックスプラグ』(左上)・『プラントプラグ』(左下)・ボックスプラグへ挿し芽したカーネーション苗(右)  

現在、国内の切り花だけをとっても出荷量の上位3位(キク・カーネーション・バラ)だけで54%を占めますが、これらの品目はすべて挿し木(芽)による栄養繁殖により増殖されます。このような需要をみこし販売目標は、両製品あわせて初年度8,000万円、3年後の2007年度の年間売り上げは2億円を予定しています。

なお、今回新発売する『ボックスプラグ』『プラントプラグ』の製造元は、当社の連結対象グループ会社である日本ジフィーポット・プロダクツ株式会社(本社:横浜市都筑区、代表取締役社長:小原順一)、総販売元が当社(株式会社サカタのタネ)となります。

■挿し木用成型培土『ボックスプラグ』の概要
『ボックスプラグ』は、ココヤシ繊維を主原料とし、ヨーロッパ産高品質ピートモスなどを加え、非環境汚染型の吸水・成型材(親水性ウレタンプレポリマー)を添加し、スポンジ状に加工した挿し木(芽)用の成形培土です。

◆用途
主に野菜・花きの挿し木(芽)などの栄養繁殖用で、適合品目は下記の通りです。
1.花き:カーネーション、キク、栄養系ペチュニア、ゼラニュウム、ポインセチア、組織培養苗移植用
2.野菜:果菜類断根接木、組織培養苗

◆製品特長
1.既存の培養土は、かん水や移動のたびに土目が鎮圧され、根の生育に必要な気相の割合が低下し、保水性・通気性が損なわれ、根の成長が阻害されることがある。これに対し、成型材により保護されている『ボックスプラグ』は、土目の鎮圧がほとんどないため、当初からの気相の目減りを最小限にすることができ、根の成長がスムーズで、発根が極めて早く、均一で、挿し木(芽)をしてからの発根期間が短縮でき、成苗率が高い。特に、従来、発根の難易度が高かった品目の育苗において高い効果を発揮する。
2.成型されていない既存の培養土では根鉢が形成され培養土が根によって保持されないと、培養土が崩れてしまうため根鉢形成後に定植することになるが、『ボックスプラグ』は、最初から培養土が成型材により保持されているので、根鉢形成前の若苗定植が可能で、育苗日数が短縮でき、根がからんでいないため定植後の活着も極めてよい。さらに、苗の差しかえや移植などの作業性も大幅に改善できる。
3.若苗定植が可能なことから、温室の利用効率が向上。
4.製品自体は、肥料成分はほとんど含まないプレーンな状態になっているため、品目ごとの特徴や生産者の意図に応じて追肥を中心とした自由な肥料設定が可能。特に、発根さえすればすぐに定植できる品目においては、培養土中の肥料成分はかえって不必要なため都合がよい。
5.培養土自体がスポンジ状で崩れにくいため、輸送中の振動などにより培養土の物理的構造が崩れにくく、長距離輸送も可能で、輸送コストの削減にもつながる。

◆使用方法
挿し穂をホールに差込み、別途用意した128穴前後のトレーに並べる。その後の管理は従来の挿し芽ベットでの管理と同様。

◆仕様 
1箱2,160個入(1個あたり:容積12.6立方cm 直径20mm×高さ40mm[円筒形])

◆価格 
1箱2,160個入り11,550円 ※税込小売希望価格 

■セルトレー入り播種用成型培土『プラントプラグ』の概要
『プラントプラグ』は、播種用培養土に水分を加え、『ボックスプラグ』と同様に非環境汚染型の成型材(親水性ウレタンプレポリマー)を加えたセルトレー入り播種用成型培土です。使用時から適度に水分を含んだ培養土がトレーに充填された状態になっているため、そのまま手間なく、播種または挿し木・挿し芽ができます。 
 
◆用途
野菜・花き全般向けの播種・育苗用で、挿し木(芽)用としても使用可能です。その適用品目などは下記の通りです。 
1.花き:パンジー・ビオラ、トルコギキョウなど
2.野菜:レタス、ブロッコリー、タマネギをはじめとした播種、苗機械定植など 
  
◆製品特長 
1. 通常の培養土よりも、発芽に必要な諸条件(酸素・水・温度)を高度に維持できるため、発芽が均一で、高い発芽率を実現しています。
2.発芽率が向上することで、差しかえ作業が減り、商品化率が向上。
3.成型されていない既存の培養土では培養土が崩れるため根鉢が形成されてから定植することになるが、『プラントプラグ』は、根鉢※2形成前の若苗定植が可能で、育苗日数が短縮でき、根がからまないため定植後の活着にも優れる。
4.若苗定植が可能なことから、温室の利用効率が向上。
5.ピート主体の培養土に比べ、乾燥時の吸水性に優れ、また、過かん水時の根腐れなどの過湿害が起こりにくい。
6.常に培養土がスポンジ状態を維持するので、通気性、水分のバランスが取れ、さらに根腐れ状態になりにくく、根量も多く活着が良い。
7.培養土自体がスポンジ状で崩れにくいため、輸送中の振動などにより培養土の物理的構造が崩れにくく、長距離輸送も可能で、輸送コストの削減にもつながる。  
 
◆使用方法
通常の培養土、トレー仕様の育苗と同様。播種後バーミキュライト※3で軽く覆土、かん水するだけで播種作業は終了。 

◆仕様

穴 数
列数縦(穴数)×横(穴数)
穴サイズ /容積
直径mm×深さmm /cc
トレーサイズ
奥行mm×幅mm
128穴
8×16
30.0×47.7 /24
278×542
200穴
10×20
24.4×41.8 /15
278×542
288穴
12×24
20.2×41.8 /11
278×542
406穴
14×29
17.5×25.2 / 5
278×542

 ◆価格
128穴トレー/枚: 840円  
200穴トレー/枚: 787円  
288穴トレー/枚: 787円  
406穴トレー/枚: 787円   税込小売希望価格
※2007年現在、「プラントプラグ」の税込希望小売価格は一律577円(送料別)となっております。
 
※1:ピートモス
…湿地において、植物の残がいが永年にわたり堆積したものがピートで、ミズゴケでできたものをピートモスと呼ぶ。年間1mm程度の割合で堆積し、3mから10m程度の層を形成する。
ピートを形成する主な植物は湿地に生息するミズゴケで、ピートモスの分布はイギリス、ドイツ、北ヨーロッパ、ロシアなどである。特に、雨水のみがすべての植物の生育を支えている湿地高原地帯では、過酷な環境下でミズゴケのみしか生息できないため、他の植物がまったく混ざらないミズゴケだけの均一した堆積層が形成される。そのため、湿地高原地帯で採取されるピートモスは農・園芸用には第一級の培養土とされる。

※2:根鉢
…根が容器内で成長し、容器の底部分まで伸長し、根全体が鉢の形になった状態

※3:バーミキュライト
…蛭石(ひるいし)。黒雲母が風化して水分を含んだ鉱物。急に熱するとヒルのように伸長する。焼成して、園芸用土、耐熱材・防音材などに用いる。 
 

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