サカタのタネ
  • 商品情報 総合案内サイト
  • English
  1. HOME>
  2. ニュースリリース>
  3. 2006>
  4. 100%有機物原料のバイオの堆肥『バイオグット』を新発売

ニュースリリース|2006

2006年03月28日

花や野菜を栽培した後の土に混ぜるだけで簡単に培養土がリサイクルできる画期的な資材
100%有機物原料のバイオの堆肥『バイオグット』を新発売
“土ごみ”が「有機物」と「有効微生物」の働きで栄養豊富な園芸用培養土によみがえる 
 

サカタのタネでは、循環型農業に貢献できる農・園芸資材商品群「エコプロダクトシリーズ」の一般消費者向け商品として、花や野菜を栽培した後の使用済培養土に混ぜるだけで、簡単に園芸用培養土にリサイクルできるバイオの堆肥『バイオグット』を開発、販売を開始いたします。園芸用培養土は、植物を栽培することで徐々に様々な性能が低下し、健全な植物を育てるのに不向きな状態になります。従来、このような土はリサイクルされることなく“土ごみ”として処分されることが一般的でした。『バイオグット』は、純国内産の100%有機物原料を有効微生物(善玉菌)によって発酵させた完熟堆肥で、豊富に含まれる有機物の働きで保水・通水・通気性を回復し、有効微生物(善玉菌)により土中の菌バランスが安定するので消毒の手間などをかけずに、これひとつで“土ごみ”を栄養豊富な園芸用培養土にリサイクルさせる画期的な商品です。『バイオグット』は、1袋15kg入で全国のホームセンタールートでの価格がオープン、当社オンラインショッピングが税込小売価格2,079円で2006年4月10日から販売を開始します。なお、1年間の販売目標は、1億円を予定しています。

※有効微生物:微生物のうち、有機物の分解機能、臭い物質の分解・吸収機能などに有効な微生物集団を特に有効微生物群と呼び、ここではさらに植物に親和性があり、地力増進、土壌微生物相に対する改善効果のある微生物を有効微生物(善玉菌)として表記しました。『バイオグット』にはバチルス属の菌のうち、土壌の有機物の分解を促進する種類が使用されています。



 

写真はバイオの堆肥『バイオグット』のパッケージと内容物 

培養土は、植物を栽培することで徐々にそれが持つ性能が低下していきます。つまり、化学性能の低下として土中の栄養分の欠乏とpHが酸性化、生物性能の低下として有効微生物(善玉菌)のエサになる有機物が減るために起こる土中の微生物バランスの劣化、さらに物理性能の低下として土の団粒構造が維持できなくなることによる保水・通水・通気性の低下が起こります。これにより地力全体が低下し、培養土は、植物栽培には不向きな状態になります。

このように地力の低下した植物を栽培した後に必ず出る使用済み培養土を、再び植物が健全に育つ各性能が整えられた栄養豊富な園芸用培養土にするには、栽培中に繁殖した病害虫を殺菌・殺虫するためにビニール袋に入れて日光消毒を施すといった土の消毒はもちろん、腐葉土や堆肥などの有機物を加え、さらに苦土石灰など石灰質資材によりpHを矯正するといった、面倒な処理やいくつもの資材をそろえる必要があります。一連の作業は、経験が必要な上、実に煩雑で面倒なため、実際に広く一般家庭で行なうにはなかなか難しいというのが現状です。

そのため、花や野菜を栽培した後の園芸用培養土は、リサイクルされることなく“土ごみ”として処分されることが一般的でした。また、ごみとして出す際にも、近年、各自治体でごみの分別が厳しくなり、使用済みの園芸用培養土を不燃ごみ扱いとする地域も増え、都市部などでは安易に捨てることも難しくなってきています。

これまでも“土ごみ”を再生させる園芸資材もいくつか販売されていますが、いずれも化学・生物・物理性能のすべてをひとつの資材で解決できるものは見あたりません。そのため、従来から使用済み培養土の簡単なリサイクル方法が望まれていました。

『バイオグット』は、純国内産の100%有機物原料(鶏ふん、おがくず、卵殻)を有効微生物(善玉菌)によって発酵させた完熟堆肥です。『バイオグット』を“土ごみ”に混ぜるだけで、有機物の働きで土の団粒構造が再生されることで保水・通水・通気性が回復し、豊富に含まれる有効微生物(善玉菌)により土中の菌バランスが安定するので消毒の手間が省け、肥料成分となる窒素、リン酸、カリに加え、植物の生育に欠かせない石灰(カルシウム)や苦土(マグネシウム)などの微量要素も豊富に含んでいるため、これひとつで土の化学・生物・物理性能のすべて解決できます。これにより植物の根張りがよくなり、結果として花つきや実つきをよくする効果を発揮します。

これに対し、今回、当社が開発し発売するバイオの堆肥『バイオグット』は、栽培後の土から残った茎や根などの残渣を大まかに取り除き、土1Lに対し30g程度の所定量を土によく混ぜ、その上からたっぷり散水し、2週間ほどなじませるだけで、“土ごみ”扱いされていた使用済培養土を理想的な園芸用培養土によみがえらせる画期的な商品です。

花壇や家庭農園などに使う場合には1平方mあたり花の場合は300g程度、野菜の場合は1,000g程度を混ぜ込むだけで、栽培に適した土づくりを簡単に行なうことができます。通常のリサイクルは、栽培ごとに処理しますが、1年に1回の処理でも効果が期待できます。また、追肥としてもたいへん効果的です。

このように『バイオグット』は、鉢やプランターなどのコンテナ類、花壇、家庭菜園などにおいて花から野菜までほとんどの園芸植物の土づくりが簡単にできるとともに、完熟堆肥のため堆肥特有の嫌な臭いもなく、密閉して日陰などに置けば長期保存も可能と、一般のご家庭での使用状況に合わせた非常に使い勝手のよい画期的な商品となっています。

なお、『バイオグット』の商品名の由来は。「バイオの力で植物が“ぐっと”育つという意と“Good”を掛けて命名したものです。
サカタのタネでは、循環型農業に貢献できる農・園芸資材商品群「エコプロダクトシリーズ」を取りそろえ、これまで主に農業生産者向けにラインナップの充実をはかってきました。当社では、今後とも“プロの現場”で使われている本物の資材を、増え続ける一般の園芸愛好家の皆様にも還元すべく、今後は、同ラインナップの一般消費者向け商品を充実させていく計画です

■バイオの堆肥『バイオグット』の概要
◆製品特長
1.有効微生物(善玉菌)を使って純国内産の100%有機物(鶏ふん、おがくず、卵殻)原料を発酵させた完熟堆肥。
2.「有機物」の働きで土の保水・通水・通気性が回復され、「有効微生物(善玉菌)」の働きで土の菌バランスが整えられ、肥料成分となる窒素、リン酸、カリに加え、植物の生育に欠かせない石灰やマグネシウムなどの微量要素も豊富に含んでいるため、植物の根張りがよく、花つきや実つきもよくなるなど植物の生育を促進。
3.使い方は土1Lあたり30g混ぜ込み水をかけ、2週間ほどなじませるだけと非常に容易。使用済培養土の簡単リサイクルが可能。
4.鉢、プランター、庭の花壇、家庭菜園と使う場所を選ばず、また花から野菜までほとんどの園芸植物に対応。
5.完熟堆肥のため特有の臭いもなく、密閉し日陰などに置けば長期保存も可能。

◆製品仕様
製品名:バイオの堆肥『バイオグット』
  肥料の種類:堆肥
  正味重量:15kg
原料:鶏ふん、おがくず、卵殻(すべて純国内産の100%有機物) 
  肥料成分:窒素1.4%・リン酸4.1%・カリ3.0%
  微量要素:石灰(カルシウム)、苦土(マグネシウム)、銅、亜、ホウ素など

■使用方法
1.土に充分に混ぜ込み、その上からたっぷり散水し、2週間ほどなじませる。
2.追肥として施しても効果がある。
3.未熟な腐葉土や堆肥などの有機物を一緒に施した場合は、有機物の急激な分解が始まるので、栽培に利用するまでにさらに時間を必要とする。

栽培形態
適用量:花
適用量:野菜
プランター
土1Lあたり30g
土1Lあたり30g
ポット
土1Lあたり3g
土1Lあたり10g 
花壇・菜園
面積1平方mあたり300g
面積1平方mあたり1,000g
セルトレー(育苗)
土1Lあたり1g
土1Lあたり3g

 ■価格・販売目標

販売ルート
価 格
全国のホームセンター
オープン
当社オンラインショッピング
2,079円(税込小売価格)

■エコプロダクトシリーズ」について
化学肥料を多用する農業への反省や消費者の農産物に対する安全性への意識の高まりを背景に、有機栽培や環境対応型農業への関心は生産者、消費者双方に現在極めて高くなっています。

サカタのタネでは、従来から微生物資材や土に還元する育苗用ポット、また緑肥種子など「環境」をキーワードにした商品の開発や販売を進めており、2000年12月に有効微生物資材の開発、商品企画および販売促進までを一貫して担当する「有効微生物プロジェクトチーム」を発足。2003年1月には有機肥料「金の有機」「銀の有機」、家庭園芸用タネまき資材「ジフィーガーデンシリーズ」の新製品を発売し、2003年2月には古紙を利用したサカタのタネオリジナルの「紙daトレー」「紙daポット」を利用した苗出荷を開始するなど積極的な取り組みを続けています。そして、これらの取り組みや商品群を「エコプロダクトシリーズ」という一つのコンセプトに統合することにより、当社の環境対応農業に対する積極的な姿勢をいっそう明確にするとともに、種子の販売と連動したエコプロダクト製品の販売へと拡大することにより、全社一丸となって環境対応型資材の販売促進を図ることを狙いとしています。
 

ページの先頭へ

ニュースリリース

株式会社サカタのタネ
Copyright (C) SAKATA SEED CORPORATION All Rights Reserved.