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ニュースリリース|2006

2006年09月22日

夏から秋の高温期でも花弁数が減らないゴージャスな大輪の晩生・八重咲きF1品種 
トルコギキョウの新品種『ブライダルスノー』を発売
当社トルコギキョウの人気ナンバーワン品種『キングオブスノー』の待望の晩生バージョン
秋のブライダルシーズンに合わせて大輪八重咲き純白品種の安定供給が可能


サカタのタネでは、夏から秋の高温期の作型でも花弁数が減らずに八重咲き本来の華麗な花形が特長であるトルコギキョウの晩生大輪八重咲きF1品種『ブライダルスノー』を開発しました。新品種『ブライダルスノー』は、当社トルコギキョウの人気ナンバーワン品種の早生大輪八重咲き純白品種の『キングオブスノー』の晩生バージョンに位置づけられる戦略品種です。白色八重咲きトルコギキョウは、ブライダル市場を中心に非常に需要が旺盛です。それにもかかわらず広く普及している早生品種の場合、夏時期と秋のブライダルシーズンは高温期に当たり花弁が減少するなど高品質な切り花の安定供給が難しい現状があります。『ブライダルスノー』は、晩生品種にすることでその名のとおり秋のブライダルシーズンに高品質な純白の八重咲きトルコギキョウを安定して生産、供給することを可能にした切り花市場待望の画期的新品種です。新品種『ブライダルスノー』の種子の販売は、全国の種苗店を通した生産者向けに2006年10月30日から開始し、価格(税込希望小売価格)は3,000粒入12,600円、初年度販売目標は、合計で1,000万円です。

 

写真はトルコギキョウの新品種『ブライダルスノー』

 トルコギキョウの大輪八重咲き品種のうち、特に白の花色は、ブライダルをはじめとする冠婚葬祭の定番色として非常に需要が高く、根強い人気があります※1。特に、昨今、結婚式において挙式、披露宴など一連のセレモニーを通じて二着のウエディングドレスを着る“白いお色直し”が徐々にブームとなっています。これを受けて、ウエディングドレスに合わせる白色を基調としたブーケ需要などブライダル市場における大輪八重咲き白色のトルコギキョウの切り花に対するニーズがより一層が高まってきています。

しかし、現在広く普及している早生品種の場合、夏から秋にかけての高温期に株ができる(栄養成長が十分に行われる)前に花が咲いてしまう(生殖成長に入る)ため、大輪八重咲き品種は、十分な枚数の花弁が形成されず、八重咲き本来の華麗な花形が損なわれる傾向にあります。このため、高温期に高品質な大輪八重咲きのトルコギキョウを安定的に生産することは難しく、この時期、市場では常に品薄、高値といった状況が続いていました。そのようなことから需要の高まる秋のブライダルシーズンは、生産者、市場関係者、小売店などから、“高温期でも容易に生産できる高品質の白色の大輪八重咲き品種”に対する強い要望がありました。

当社が1991年に発売した早生大輪八重咲きF1品種の『キングオブスノー』(1990年に大阪で開催された「国際花と緑の博覧会」でグランプリを受賞)は、純白の大輪八重咲き品種として不動の地位を確立し、発売以来15年を経た今日においても高い評価をいただいております※2。しかしながら、『キングオブスノー』は、早生品種のため上述したとおり高温期に花弁数が少なくなる問題があり、当社トルコギキョウのナンバーワン品種である同品種の晩生バージョンとして『ブライダルスノー』を開発しました。『キングオブスノー』の特長である純白の大輪八重咲きの華麗かつ清楚な味わいはそのままに、高温期における安定的な高品質の生花の生産性を実現した待望の画期的新品種です。

※1:2005年の大田花き(大田市場内花き卸売会社)のデータでは八重咲きトルコギキョウのうち約3割を白色品種が占める。
※2:2005年の大田花きのデータでは『キングオブスノー』は、出荷本数・金額ともにトルコギキョウ全品種の中で第1位。

■『ブライダルスノー』の作型 


■種子価格(税込希望小売価格) 
ペレット種子3,000粒 12,600円
※営利以外の一般向け絵袋の発売は未定

■生花出荷開始 
2007年7月より主要生花市場へ出荷開始、2007年8月より本格出荷

■初年度販売目標 
1,000万円(2006年10月~2007年9月期)

■トルコギキョウについて
トルコギキョウ(Eustoma grandiflorum)は、北アメリカ原産で、原種は草丈が約90cmで、花は一重で、花色もブルーに限られていました。戦前、主にヨーロッパで改良され、同時期、日本へも導入されました。戦争をはさみ海外では多くの品種が絶え、日本に残った品種から現在までに花色や八重咲きなど花形の充実がなされ、茎を強健にする、あるいは生態型などでの育種が進められてきました。

当社においても1975(昭和50)年には1品種しかなかったものが、現在では93品種を有するまでになっており、パンジー、ペチュニアなどと並ぶ当社の代表品目のひとつとなっています。日本のトルコギキョウ品種がけん引役になり、現在では世界のトルコギキョウ市場の約7割を日本の品種が占めるようになっています。多くの切り花品目で、作付面積、出荷量が、減少傾向にあるなかで、トルコギキョウは前年度比同等の生産状況を示しており、平成17年花き卸売市場調査結果の概要(農林水産省)によると年間出荷量は1億2,473万本で、キク、カーネーション、バラ、ガーベラ、ユリ、スイートピー、スターチスなどに次ぐ、出荷量第9位、卸売金額第6位、1本あたりの単価は103円で、品目別ではユリに次ぐ第2位の品目となっています。また、トルコギキョウは、冠婚葬祭、ホームユースなど、すべての切り花ジャンルで周年を通し利用されています。
 
※:当社データに基づく推定値

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