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ニュースリリース|2006

2006年11月20日

晩抽性・耐暑性・萎黄病耐病性を備えた栽培しやすい期待の青首ダイコン 
F1新品種・ダイコン『夏のきざし』の種子を発売
最もダイコンの栽培が難しい晩春~初夏まきでも耐暑性に優れ、高い秀品率で収穫が可能 
 

サカタのタネでは、晩抽※1性・耐暑性・萎黄病※2耐病性を備えた栽培しやすい青首ダイコンのF1新品種『夏のきざし』の種子を12月1日から発売を開始いたします。

ダイコンの晩春から初夏に播種する作型は、播種時期の低温と収穫時期の高温により抽だいと高温障害が発生しやすく、一年のうちでも最もダイコンの栽培が難しいとされています。『夏のきざし』は、晩抽性で耐暑性に優れているのが最大の特長で、最もダイコンの栽培が難しいとされる寒地・寒冷地の7月上旬~8月中旬どり、温暖地・暖地の5月下旬~6月中旬どりにおいて高い秀品率での収穫が可能です。当社が行なった試作(6月上旬播種・7月下旬収穫、青森県内産地)では、従来品種の秀品率が約70%であったのに対し、『夏のきざし』は約85%という結果も得られています。また、従来品種よりも肌やダイコン内部の白さが際立ち、肥大力、尻つまりに優れ、赤芯、黒芯、横縞症などの生理障害にも強い特長をもっています。さらに、既存品種に比べ生育時に必要な窒素成分が少ないため、肥料を2~3割減らせ生産コストの削減にもつながります。

『夏のきざし』は、今までダイコンにとって端境期とされていた時期に高い品質の青果物の収穫を可能にした画期的な新品種であり、今後、全国各地に出荷される夏場のダイコンの主要生産地である北海道、青森などを中心に積極的に拡販していく予定です。販売は全国の種苗店ルートを通じて行ない、税込希望小売価格は、20ml袋入り1,029円、2dl缶入り10,080円で、初年度販売目標額は、5,000万円です。


写真は、新品種・ダイコン『夏のきざし』の青果物

※1 晩抽:
ダイコンの場合、低温に遭遇しても花芽が形成されにくい性質のこと

※2 萎黄病:
下葉から黄化し、生育が劣って株が小さくなり枯れる病害。根を切るとリング状に褐変し、内部に放射状の変色部が見られる。病原菌は土壌中に残り伝染。連作すると多発しやすく、気温の高い時期によく発病。

■ダイコン『夏のきざし』の概要
◆特長
1.草勢は小葉で過繁茂(葉が茂りすぎて風とおしや日当たりが悪くなり植物の生長を遅らせてしまう現象)になりにくいです。
2.根部の肥大力・尻つまりに優れ、そろいがよいです。
3.晩抽性で、す入りが遅く、萎黄病に対して耐病性を備えています。
4.耐暑性に優れ、赤芯・黒芯症や、多湿で発症する横縞症(根部表面に直径数ミリの黒褐色の亀裂が連続し、しま(縞)状になる現象)などの生理障害に強く秀品率を高めます。
5.夏場の高温期に発生しやすい首部の汚れ(葉の付け根の部分が黒く変色する現象)が少ない特長があります。
6.根部の肌および内部の肉色が純白で、青首部分の色も薄めの高品質な青首ダイコンです。

◆栽培のポイント 
1.播種・間引き
栽植密度は地域や作型により異なりますが、極端な密植栽培は秀品率低下の原因になります。
早まきの場合は、銀ネズ(グレー)か透明のマルチを試用して地温を確保し、抽だいを防止します。遅まきの場合は、高温期栽培になるので、白黒ダブルマルチなどを使用し、地温上昇を抑制します。間引きは葉が4~5枚ごろに行います。間引きの遅れは青果物の曲がりの原因になるので注意してください。

2.収穫
収穫は、気象・栽培条件により左右されますが、播種後55日を目安とします。高温期栽培のため、収穫遅れは赤芯・黒芯症といった内部傷害などの原因となるので、十分注意してください。

3.病害虫防除
生育初期の病害虫の影響は致命的になるため、早期防除を徹底します。

◆作型図

 

◆税込希望小売価格 
20ml袋入り1,029円
2dl缶入り10,080円
          
◆種子発売時期 
2006年12月1日から発売開始

◆販売目標 
初年度販売目標額は、5,000万円(2006年12月~2007年11月の1年間)
 

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