
2006年12月06日
新発売の有機質原料100%使用の肥料3製品に土作り資材1製品を加えたお手ごろ小容量サイズの新ラインナップ
『有機栽培対応資材ガーデンタイプ』を新発売
家庭菜園でも手軽に有機栽培、安心・安全にこだわった野菜作りを目指す園芸愛好家向け資材シリーズ
サカタのタネでは、プロ向けに販売している有機栽培に対応できる肥料の『金の有機』『銀の有機』『有機の液肥』の3製品を、一般園芸愛好家向けに小容量パッケージで12月18日から全国の種苗店、園芸店ルートを通じ販売を開始します。同時に、この3製品にすでに小容量パッケージで販売している土作り資材で元肥にも使える『バイテクバイオエース』を加えた4製品を主に一般園芸愛好家向けのラインナップ『有機栽培対応資材ガーデンタイプ』として新たにシリーズ化します。
当社では、循環型農業に貢献し、地球や人にやさしい農・園芸資材の商品群として「エコプロダクトシリーズ」をラインナップしています。そのうち、特にプロ向けにJAS法による有機農産物の生産に使用可能なタネまきから収穫に至る各種資材を「有機栽培対応資材」として取りそろえ高い評価を得ています。同シリーズの一般園芸愛好家向けシリーズ化は、昨今の家庭菜園ブームのなかで「自分で作る野菜だからこそ、とことん安心・安全にこだわり、手軽に有機栽培をしたい」という要望に応えるものです。なお、『有機栽培対応資材ガーデンタイプ』全体での初年度(2006年12月~2007年11月)販売金額は2,000万円を見込んでいます。

写真は『有機栽培対応資材ガーデンタイプ』シリーズの新製品
『金の有機』(左)『銀の有機』(右)『有機の液肥』(中央)
従来、有機質肥料としては、油かすや米ぬか、鶏ふんなどがあります。これらのいわゆる未発酵の有機物(新鮮有機物)は、有機質の分解が進んでいません。このため、これらの有機質肥料は、土壌中で有機物が分解(発酵)する際に発生する熱とガスが植物へ害を与え、さらに分解に時間がかかり肥料効果がすぐには出にくく、においも強く、成分のばらつきが大きいなどの問題があり使いづらいものでした。
また、通常、有機肥料あるいは有機入り肥料といわれている肥料の多くは、実は肥料の効き方の遅い有機質肥料の欠点を補う目的で効き方の早い無機原料を有機質肥料に加えたもので100%有機質の肥料でありません。
これに対し、『金の有機』『銀の有機』『有機の液肥』は、有機質100%でありながら発酵済みのため、ロットによる成分のばらつきや植物への害が極めて小さく、植物に吸収されやすく効きが早い特長があります。ご家庭での使用に際しても有機質肥料で気になるにおいも少なく、家庭菜園、ベランダ菜園などで手軽に使っていただける画期的な有機質肥料製品です。また、これら肥料には、植物に吸収されやすいアミノ酸やビタミン、ミネラルが含まれることからおいしい野菜の収穫が期待できます。さらに、有機質は土壌中の微生物のエサになるため、土壌中の生物相の多様化を促し、植物にとっての悪い菌と善い菌のバランスを拮抗的に保つため、結果として土壌病害の発生を抑制し、健全な植物の生育を助けます。
『金の有機』『銀の有機』は、3.5mmのペレット状で作業しやすい形状になっています。また、『有機の液肥』は、植物性有機質原料を乳酸発酵し濃縮した液肥で、バランスよく含まれる各種成分は、植物体内へ素早く吸収され生育を促進します。
サカタのタネでは、循環型農業を推進し、地球環境の保全に貢献できる、農・園芸資材商品群として「エコプロダクトシリーズ」を開発、2003年1月10日から販売しています。平成12年の改正JAS法により、生産物を有機農産物と表示するためには、生産物は、登録認定機関の認定を受けた農地において「有機農産物の日本農林規格」に適合した栽培により生産される必要があります。そのため、有機農産物の生産に使用できる肥料・農薬・培養土といった資材は、化学合成物および化学処理した原材料を一切使用していないことが条件になっています。
化学合成物および化学処理した原材料を一切使用していないため、一般の農産物生産はもとよりJAS法による有機農産物生産※に使用可能と考える資材類を、当社では、特に「有機栽培対応資材」として位置付け、植物の生育過程に応じて必要な各種製品を取りそろえています。
今回発売する一般向け小容量パッケージの新シリーズ『有機栽培対応資材・ガーデンタイプ』の中の3つの新製品、『金の有機』『銀の有機』『有機の液肥』は、有機野菜栽培のプロの現場からも高い評価を得ている当社の営利向け大容量パッケージ製品を、家庭菜園やベランダ菜園といった小規模の栽培においても手軽に使っていただけるよう、一般向けに小容量パッケージ化したものです。『有機栽培対応資材ガーデンタイプ』をご活用いただくことにより、自家製栽培で手作りによるおいしさ、安心安全を重視する“こだわり”を持つ方々も含め、ぜひ一般の園芸愛好家の皆様に本格的な有機栽培にチャレンジしていただければと考えています。
※:JAS法による有機農産物生産
…農水省では、改正JAS法(農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律)のもと、有機農産物及び有機農産物加工食品のJAS規格(日本農林規格)を定め、JAS規格に適合するものであるかどうかについて検査を受けた結果、これに合格し、有機JASマークが付けられたものでなければ、「有機○○」等の表示をしてはならないという制度を導入(平成13年4月1日施行)。JAS法で定められた有機農産物とは、化学的に合成された肥料及び農薬の使用を避けることを基本として、播種または植え付け前2年以上(多年生作物にあっては、最初の収穫前3年以上)の間、堆肥等による土づくりを行ったほ場において生産された農産物となる。
■『有機栽培対応資材ガーデンタイプ』の概要
◆製品特長
『金の有機』(元肥)
…品質がばらつきやすい発酵肥料において、製造管理を徹底することで安定した料効果を実現。トマト、キュウリなどの果菜類の元肥に好適。
『銀の有機』(元肥・追肥)
…『金の有機』に羽毛などの高タンパク原料をさらに添加することで、発酵肥料では難しいとされていた高い窒素肥料成分(8%)を実現。ホウレンソウなどの葉菜類の元肥や作物全般の追肥に好適。
『有機の液肥』(追肥)
…アミノ酸が18%と豊富に含まれており、植物に素早く吸収され効果的に働く。植物の品種・生育に合わせて300~500倍に希釈して土壌や葉面に散布して使用。
『バイテクバイオエース』(土づくり・元肥)
…植物の根と土壌を改善する微生物肥料。窒素、リン酸、カリと豊富な微量要素を含み、有効菌とその酵素が植物に活力を与え、土壌のバランスを改善。
◆製品仕様
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商品名
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用 途
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容 量
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商品サイズ(mm)
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税込希望
小売価格 |
| バイテク バイオエース |
土作り・元肥 | 3kg | 435×335 | 1,155円 |
| 金の有機 | 元 肥 | 1.8kg(約5平方メートル分) | 355×245 | 980円 |
| 銀の有機 | 追 肥 | 1.8kg(約5平方メートル分) | 355×245 | 980円 |
| 有機の液肥 | 追 肥 | 550g(使用時300~500倍に希釈) | 62×62×215 | 980円 |
■「エコプロダクトシリーズ」および「有機栽培対応資材」について

化学肥料を多用する農業への反省や消費者の農産物に対する安全性への意識の高まりを背景に、有機栽培や環境対応型農業への関心は生産者、消費者双方に現在極めて高くなっています。
サカタのタネでは、従来から微生物資材や土に還元する育苗用ポット、また緑肥種子など「環境」をキーワードにした商品の開発や販売を進めており、2000年12月に有効微生物資材の開発、商品企画および販売促進までを一貫して担当する「有効微生物プロジェクトチーム」を発足。2003年1月には有機肥料「金の有機」「銀の有機」、家庭園芸用タネまき資材「ジフィーガーデンシリーズ」の新製品を発売し、2003年2月には古紙を利用したサカタのタネオリジナルの「紙daトレー」「紙daポット」を利用した苗出荷を開始するなど積極的な取り組みを続けています。そして、これらの取り組みや商品群を「エコプロダクトシリーズ」という一つのコンセプトに統合することにより、当社の環境対応農業に対する積極的な姿勢をいっそう明確にするとともに、種子の販売と連動したエコプロダクト製品の販売へと拡大することにより、全社一丸となって環境対応型資材の販売促進を図ることを狙いとしています。

当社では、「エコプロダクトシリーズ」の中でも、JAS法による有機農産物の生産に使用可能と考える資材類を、特に「有機栽培対応資材」として位置付け、その目安として「有機栽培対応資材マーク」を製品に表示しています。
■シリーズラインナップ
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分 類
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用 途 |
商品名
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| 資 材 | 土作り | バイテクバイオエース | |
| バイオ21 | |||
| バイオエースソフト | |||
| 肥 料 | 元 肥 | 金の有機 | |
| 元 肥・追 肥 | 銀の有機 | ||
| 追 肥 | 有機の液肥 | ||
| 育 苗 | ジフィーポット | ||
| 生 産 | ジフィーストリップ | ||
| ジフィーセブン、ナイン | |||
| 生分解マルチ | |||
| 苗 木 | 「紙daトレー」「紙daポット」 | ||
| 種 子 | アースエイドシリーズ | ケナフ | |
| 緑 肥 | ハブエース | ||
| オーツワン | |||
| コブトリソウ | |||