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ニュースリリース|2007

2007年11月07日

高糖度で肉質がよく、食味にも優れておいしいミニトマト
珍しいピンク系ミニトマトの新品種『キャロルロゼ』の種子と苗を一般向けに新発売
裂果の発生も少なく、各種の病気に強く、草勢も旺盛で家庭菜園で栽培しやすい

 
サカタのタネは、ピンク系ミニトマトの新品種『キャロルロゼ』の種子と苗の販売を一般向けに開始します。現在、日本国内で流通しているミニトマトのほとんどが赤系といわれるトマトです。それに対し一般の大玉トマトは、ピンク系と呼ばれるタイプのトマトです。今回発売する『キャロルロゼ』は、国内では珍しいミニトマトでありながらピンク系の品種です。高糖度で肉質がよく、食味にも優れ、また、白っぽい色の未熟果は熟すに従い徐々に赤みを増すため、観賞用にも好適です。果実は硬いので日持ち性がよく、裂果※1の発生も少なく高品質な青果物がたくさん収穫できます。各種の病気に強く、草勢も旺盛でスタミナがあるので、家庭菜園、コンテナ栽培などでも栽培しやすい品種です。

『キャロルロゼ』の種子と苗の販売は、当社通信販売と同オンラインショップを通じて行ない、税込み小売価格は種子1袋(約18粒入り)が682円、苗は6ポットで2,800円、12ポットが4,800円です。受注は当社通信販売部が2007年11月17日から、同オンラインショップは12月1日から開始し、発送は2008年4月下旬からを予定しています。

 

写真はピンク系ミニトマト『キャロルロゼ』の青果物

一般に流通しているミニトマトは、果肉のリコペンがカロテンにより黄色く着色した果皮をとおして朱紅色に見えることから赤系と呼ばれています。海外では大玉トマトを含め流通しているトマトのほとんどがこの赤系と呼ばれるタイプのトマトで、おもに加熱調理や加工用に使われます。これに対して、国内で流通している大玉トマトのほとんどがピンク系と呼ばれる果皮は無色で、果肉のリコペンの色だけが透けてピンク色に見えるタイプで、おもに生食用に使われます。今回、当社が開発した『キャロルロゼ』は、国内では珍しいミニトマトでありながらピンク系の品種です。

また、ToMV※2(トマトモザイクウィルス)、萎凋(いちょう)病※3(レース1、2)、根腐萎凋病※4、葉かび病※5に抵抗性を有し、ネマトーダ(ネコブセンチュウ)への耐虫性、斑点病※6に耐病性を持っているため、家庭菜園用の品種に特に求められる減農薬栽培が可能な品種です。さらに花房と花房の間隔が短く、花房数を多くすることができます。また、裂果も少ないことから房でしっかり熟させて収穫することができます。さらに、花房は下の段からしっかり果実がつくなど、一般の方でも安心して栽培を楽しむことができます。

※1 裂果:
収穫期近くになり、果実表面が果実内部の膨圧に耐えきれず、はじき割れることを指す。裂果には3種類あり、果梗(かこう)部を中心に同心円状に果実が裂ける同心円裂果、果梗部から放射状に裂ける放射状裂果および果実側面が裂ける側面裂果がある。

※2 ToMV(トマトモザイクウイルス):
主として葉にモザイク症状が現れ、ときに葉の先が細くなることもある。また、茎葉や果実に激しいえそが生じる場合もある。接触伝染や土壌伝染するため、はさみや手袋などの消毒や土壌消毒を行う。
※3 萎凋病:土壌病害で病原菌(糸状菌)は根から侵入して導管内を伸展するので、はじめ葉が萎凋、黄化してついには株全体がしおれて枯死する。本病原菌には3つのレースが存在する。

※4 根腐萎凋病:
糸状菌による土壌病害。晩秋から春にかけて発生し、根と地際の茎が腐敗するのが特徴。日中晴れると茎の先端の若い葉がしおれ、下葉の黄化が認められるようになる。次第に全体がしおれるようになり、最終的には株全体が黄色く変色して枯れる。このような病徴が現れると、農薬などによる防除手段はまったくなく、早めに抜き取るほかない。

※5 葉かび病:
糸状菌による病害。葉だけに発生する。はじめ葉の表側にボンヤリとしたやや黄色みがかった病斑が発生し、やがて葉の裏側に灰白色のかびが発生する。ひどいと葉の表側にもかびが生じ、葉枯れを起こす。多湿条件化で発生し、着果不良や果実の肥大不良の原因となる。

※6 斑点病:
糸状菌による病害。主として葉に発生する。病斑ははじめ緑褐色の小斑点で、その後拡大して2~3mmの淡褐色~暗褐色の円形となる。病斑の周囲は黄変し、病気が進むと病斑の中心部に穴があく。多湿条件下で発生し、窒素過多や肥切れするようなときに発病しやすい。

■品種特性
1.ToMV(トマトモザイクウィルス)、萎凋病(レース1、2)、根腐萎凋病、葉かび病に抵抗性で、ネマトーダに耐虫性、斑点病に耐病性のミニトマト。
2.草勢がやや強いので、元肥は控えめにする。異常茎の発生がなく、スタミナがあり、つくりやすい。花房と花房の間隔が短く、節数をとれるので、花房数も多くできる。
3.裂果の発生が少ないので、しっかり熟すことができ、結果として上物率が高い。豊円腰高の果実は硬いので日持ち性がよく、また、高糖度で肉質よく、食味も極めてよい。
4.通常のミニトマトが加重15~20gなのに対し、本品種は果重約20~25g程度で、ミニトマトとしてはやや大きめのサイズ。低段はシングル、中段からダブル花房で着果性がよく、多収。

■作型図

 
■税込み小売価格
種子1袋(約18粒入り)682円 
苗(接木10.5cmポット)6ポット  2,800円/12ポット 4,800円
※営利向けの種子の発売は未定

■販売ルートおよび販売時期
当社通信販売部  2007年11月17日から受注開始
当社オンラインショップ 2007年12月1日から受注開始
2008年4月下旬から順次発送

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