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ニュースリリース|2007

2007年12月26日

高品質・イエロータイプ※1のスイートコーンのF1品種『ゴールドラッシュ』待望の中早生、中生タイプ
温暖地向け『ゴールドラッシュ86』および寒冷地向け『ゴールドラッシュ88』2品種の種子を発売
日本国内のスイートコーン産地の作型をすべてカバーするラインアップが完成!
 

サカタのタネは、2004年1月に高品質・イエロータイプのスイートコーンの早生タイプ『みわくのコーン ゴールドラッシュ』(以下、ゴールドラッシュ)の種子を発売。それ以来、同品種はその食味のよさと栽培のしやすさで好評を博し、年々作付面積が拡大しています。そして、このたび同品種に待望の中早生タイプで温暖地向けの『ゴールドラッシュ86(はちじゅうろく)』と、中生タイプで寒冷地向けの『ゴールドラッシュ88(はちじゅうはち)』の2品種を開発し、2008年2月1日から種子を販売開始することになりました。従来の『ゴールドラッシュ』の特長である、粒皮が極めてやわらかく、皮の残りが少なく後味がすっきりし、さわやかな甘みといった品質の高さと、高発芽率、低温伸長性、安定した収量性などの栽培のしやすさはそのままに、より幅広い産地や作型での対応を可能にした待望の新品種です。今回の2品種の投入により、日本国内のスイートコーン産地の作型をすべてカバーするラインアップが整いました。販売は全国の種苗店ルートを通じて行ない、税込み希望小売価格は、2,000粒入り袋5,145円です。初年度販売目標額は、新発売の2品種で1億5,800万円です。


写真はスイートコーンのF1新品種『ゴールドラッシュ86』の青果物

近年、スイートコーン市場は、かつてのバイカラータイプ※2から、そのほとんどが高品質・イエロータイプにかわってきています。これは、高品質・イエロータイプの品種が、粒皮がやわらかく、甘みが強いなどの特長があり、そのことが消費者に評価されたもので、今ではスイートコーンの定番となっています。

この高品質・イエロータイプの普及には2004年1月の発売の『ゴールドラッシュ』の役割が大きいといえます。それまで低温期に栽培を開始する早生の作型で、高品質・イエロータイプの品種は、発芽や低温下での初期成長(低温伸長性)が悪いため管理しにくいといった課題がありました。この低温伸長性の悪さは、その後の成長にも影響し、どうしても草勢が悪くなることから、結果として青果物のサイズが小ぶりになりやすく、さらに、コーン(雌穂)の先に稔実粒が入らない先端不稔が発生しやすいなど、低い秀品率が問題点となりました。これらのイエロータイプの課題を解決すべく『ゴールドラッシュ』は開発され、以来、消費者が求める品質の高さと、生産者が求める栽培のしやすさの両方を兼ね備えた品種として高く評価され、年々作付面積が拡大しています。

この『ゴールドラッシュ』の高い評価を受けて、生産者や市場から従来の早生タイプに加え、より幅広い産地と作型に対応できる中早生、中生タイプに対する強い要望があり、それに応えるべく育種研究開発に注力し完成したのが、中早生タイプの温暖地栽培向け『ゴールドラッシュ86』と、中生タイプの寒冷地栽培向け『ゴールドラッシュ88』です。この2品種の新規投入により、5月初旬の九州の早出しの産地から9月初旬の北海道、東北まで、日本国内のスイートコーン産地の作型すべてをカバーするラインアップが整うことになります。

※1 稔実粒のすべてが黄色のスイートコーンのこと
※2 稔実粒が黄色と白色の2色で構成されたスイートコーンのこと

■『ゴールドラッシュ86』『ゴールドラッシュ88』の特長
◆『ゴールドラッシュ86』
1.熟期は86日タイプの中早生黄色種。
2.甘みが強く、粒皮もやわらかで食味が非常によい。
3.粒がしなびにくく収穫適期の幅が広い。
4.雌穂は2L~3Lのシリンダー形でボリュームがあり、収量性が高い。
5.温暖地のトンネル後半~露地マルチ栽培で能力を発揮する。

◆『ゴールドラッシュ88』
1.熟期は88日タイプの中生黄色種。
2.甘みが特に強く、粒皮もやわらかで食味が非常によい。
3.粒がしなびにくく収穫適期の幅が広い。
4.粒色の黄色が鮮やかでテリがあり、見栄えがする。
5.雌穂は2L~3Lの長形でボリュームがあり、収量性が高い。
6.寒冷地の露地マルチ以降の作型で特に能力を発揮する。

■栽培のポイント
◆『ゴールドラッシュ86』
適応作型は『ゴールドラッシュ』ではしなびの発生や雌穂が小ぶりになりやすいトンネル後半~露地マルチ栽培で、特に能力を発揮しやすい品種です。寒冷地や温暖地の遅まき(5月中旬以降)では包皮のかぶりが短くなりやすいので注意が必要です。しなびが遅い反面、熟すのもゴールドラッシュに比べて遅く、従来の『ゴールドラッシュ』のような早め収穫(若どり)では糖度がまだ乗ってこないので、先端の粒まで十分に着色し、粒がふくらみきってから収穫してください。

◆『ゴールドラッシュ88』
適応作型は露地マルチ栽培で、包皮のかぶりがよいので特に寒冷地で能力を発揮しやすい品種です。トンネルなどの早まき栽培には適しません。『ゴールドラッシュ86』より糖度は乗りやすいですが、先端粒が着色してからより糖度が上がり、また収穫幅もあるので、『同86』と同様に先端の粒まで十分に着色し、粒がふくらみきってから収穫してください。

■作型図
◆『ゴールドラッシュ86』

◆『ゴールドラッシュ88』


◆『ゴールドラッシュ』(参考)

 

■種子価格(税込み希望小売価格)
『ゴールドラッシュ86』『ゴールドラッシュ88』とも 2,000粒入り袋5,145円

■種子発売時期
2008年2月1日から発売開始

■販売目標
新発売の『ゴールドラッシュ』シリーズ2品種の合計で
初年度   1億5,800万円  (2008年2月~2009年1月の1年間)

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