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ニュースリリース|2008

2008年08月21日

※補足:このニュースの中で受賞歴代3人目と表記しておりますが、花のブリーダーとしては歴代3人目で、野菜のブリーダー受賞者も含めますと4人目となります。(2008.9.13)

『ジニア プロフュージョン』シリーズの育種研究開発の功績により
当社 別所 雅夫が2008年度 AAS 「ブリーダーズ・カップ」を受賞
歴代3人目となる、栄誉のある受賞
 

 株式会社サカタのタネ、生産管理部次長(元掛川総合研究センター副場長)の別所 雅夫 (べっしょ・まさお)が、2008年度オール・アメリカ・セレクションズ(以下AAS)「ブリーダーズ・カップ(Breeder’s Cup)」を受賞いたしました。今回の受賞は、同賞歴代3人目となるたいへんな栄誉です。

AASは、1932年にアメリカで発足した、花や野菜の優良新品種の選定や普及・育成者の権利保護を目的としている非営利機関で、アメリカ、カナダの一般園芸愛好家に対し新しい花壇材料を紹介、普及する事を目的に活動しており、世界の主要な種苗会社が競って新しい育成品を出品する園芸業界で最も権威のある業界団体です。

同賞の授賞式は2008年8月8日にカナダ・モントリオールで開催されたAASの年次総会にてとり行われました。

 

授賞式での当社 生産管理部次長・別所 雅夫(左)とAAS事務局長ノナ・コイブラ女史(右)

AASが授与する賞としては、優秀育成品種と認められた花と野菜の新品種に贈られる「AAS受賞メダル」がなじみ深く、当社も数多くの受賞歴をもちますが、別所が受賞したAAS 「ブリーダーズ・カップ」は、顕著な品種育成を行ない、AASの受賞品種として花壇苗向け種苗産業に大きな影響を与えた育種家に対して贈られます。

今回、同賞3人目の受賞者となる別所は、1988年に入社し、茅ヶ崎試験場で花の品種育成を行うブリーダーとして職務をスタート。以来品種の育種研究開発に積極的に取り組み、ペチュニアやカリブラコアをはじめとする、数多くの品種を育成しました。なかでも「メルリン ブルーモーン」は、世界ではじめてブルーの花色のモーンタイプ(花の中心部が白く抜けるタイプ)を実現した中輪系ペチュニアとして、2003年のAAS入賞を果たしています。

今回の受賞理由は、世界2大花き品評会のFS※1とAASに入賞し、1999年の発売以来、国内はもとより世界中で好評を博している『ジニア プロフュージョン』の育種研究開発の功績が評価されたためです。

『ジニア プロフュージョン』は、種間交雑、胚珠培養※2という育種技術を駆使することにより、今までのジニア※3の問題点を克服。病気に強く、作りやすく、春から晩秋まで楽しめる花壇苗の商材として、世界中の園芸業界に大きな影響を与えました。また、発表当初の3品種から、たゆまぬ育種開発により11品種までラインアップを拡充したこと、加えて種子を安定供給し続けた点も高く評価されました。

※1:FS(Fleuroselect:フロロセレクト)は、1970年に創設された花きの審査会で、エントリーされた品種をヨーロッパ各地数十か所で栽培し受賞品種を決定するもの。

※2:種間・属間などの遠縁の植物の間では交配しても胚が発育せず、多くは枯死してしまう。そこで枯死する前に人為的に胚珠部分を取り出し、人工培地上で培養し植物体にする技術を胚珠培養という。

※3:メキシコ原産の主に一年草のキク科ジニア(ヒャクニチソウ)属 の植物の総称

■『ジニア プロフュージョン』について                                                            
ジニア(ヒャクニチソウ)のエレガンス種(Zinnia elegans)とホソバヒャクニチソウのアングスティフォリア種(Z. angustifolia)は、いずれもメキシコ原産ですが、種(しゅ)が異なるため、通常の交配技術では子孫を得ることができません。『ジニア プロフュージョン』は、胚珠培養という育種工学技術を用いジニアの種間雑種を得て、当社が商品化したオリジナルの品目です。『ジニア プロフュージョン』は、エレガンス種の有する鮮やかな花色と花の大きさや、暑さと乾燥に強いといった耐候性と、アングスティフォリア種の有する斑点細菌病などに対する高い耐病性といった両種の長所を受け継いでいます。そのため従来のジニアの各品種と比較して、生育が旺盛で育てやすく、花期の長さや乾燥、それに暑さにも強く、花弁の発色がよいなど、数多くの優れた特長をもっています。特に、夏場、日本国内においては本州以西ではこれまで病気により十分に楽しむことができなかったジニアにかわる花壇材料として注目を集めました。さらに、草姿は今までのジニアにはまったくないもので、枯れた花を覆い隠すよう に次々と新しい花が開花する“セルフクリーニング”と呼ばれる性質により、手入れの手間がかかりません。                                                                                                     

欧米では地域を選ばず春から秋にかけて長期間にわたり開花することや、公園など大規模な花壇を数多く有し、さらに、キク科の花を特に好むということもあり、 非常に高い人気があります。このことを受け、1999年に販売を開始した「チェリー」「オレンジ」「ホワイト」は、アメリカでもっとも権威のある花き品評会の AASの金賞を受賞し、さらに「チェリー」「ホワイト」は、ヨーロッパでのFSの金賞受賞とのダブル受賞の栄冠に輝いています。

 

 写真は『ジニア プロフュージョン』

■株式会社サカタのタネ 生産物流本部次長 別所 雅夫の略歴                                                                      生年月日:昭和34年12月29日(48歳)                                                                                             出 身 地:東京都
経  歴:昭和62年3月 玉川大学 農学研究科 修了

      昭和63年3月 玉川大学 農学博士号 取得

      昭和63年4月 株式会社サカタのタネ 入社

      平成19年6月 掛川総合研究センター副場長

      平成20年6月 生産管理部次長 (現在に至る)

■ オール・アメリカ・セレクションズ(AAS)の詳細については以下URLをご覧ください
http://www.all-americaselections.org/

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