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ニュースリリース|2008

2008年09月24日

バラ咲きトルコギキョウの中生・八重咲きF1品種
「ロジーナ」シリーズに待望の純白色登場!『ロジーナ スノー』を追加
当社人気品種「ピッコローサ スノー」に続けて出荷することで良品の純白色の長期供給が可能に
 

サカタのタネは、バラ咲きのトルコギキョウ「ロジーナ」シリーズで純白色のF1品種『ロジーナ スノー』の種子を2008年10月1日から、苗を2009年1月から全国種苗店ルートで販売します。税込み希望小売価格は、ペレット種子1袋3,000粒入り9,450円で、セル成型苗は406穴セルトレーで8,505円(クーラー育苗の場合は2,195円追加)です。初年度販売目標は種子と苗を合計して2,000万円です。

「ロジーナ」シリーズは、バラと見まがう花形を有し、2003年2月の発売以来、高い評価を得ています。市場評価が高い当社の早生・八重咲き・純白色品種『ピッコローサ スノー』の栽培が困難な時期に『ロジーナ スノー』は出荷できるため、2品種を継続的に出荷することでバラ咲きトルコギキョウの長期の供給が可能になります。また、無駄な枝、芽が従来品種に比べて出にくく、栽培時の手間を大幅に省力化できます。『ロジーナ スノー』の追加により「ロジーナ」シリーズは、全12色17品種とさらにラインアップが充実いたします。『ロジーナ スノー』の生花は、2009年5月から順次主要生花市場へ出荷開始される予定です。

 写真はトルコギキョウ『ロジーナ スノー』

2007年の財団法人・花普及センターのデータによると、国内市場で流通するトルコギキョウのうち白色系品種は約4割を占め、そのうち八重咲きが9割となっています。これはブライダルをはじめとする冠婚葬祭の定番色として極めて需要が高く、根強い人気があることによります。なかでも、当社の早生・八重咲きのF1品種『ピッコローサ スノー』は、純白のバラのような花形が特長で、市場での評価が高く、長期の供給が求められていました。

しかし、同品種は早生タイプのため、出荷に適した時期が3~7月前半と限られており、それ以降の出荷については生産者が栽培技術でカバーしなければなりませんでした。

新品種の『ロジーナ スノー』は、中生タイプで5~10月の出荷に好適で、夏場の暑い時期にも草丈がとりやすく出荷が可能なため、『ピッコローサ スノー』と組み合わせて継続的に出荷することで、3~10月にかけて高品質の純白八重咲きのトルコギキョウの安定出荷が実現できます(加温管理を実施する場合にはさらに周年に近い出荷が可能です)。同品種は「ロジーナ」特有の、バラと見まがう花形を有し、夏場の花もちが悪いバラの弱点をカバーする性質をもつ待望の純白色です。

さらに、無駄な枝、芽が従来品種に比べて出にくく、栽培時の手間を大幅に省力化できるという特長もあわせもち、生産現場の高齢化に伴う生産者の負担にも配慮した品種となっています。

『ロジーナ スノー』は、花弁が厚く花もちもとてもよいため、暑い時期の冠婚葬祭などの業務用やフラワーアレンジメントでの需要が期待できます。

「ロジーナ」シリーズの従来の花色は、ブルー(3品種)、イエロー(2品種)、ピンク(2品種)、ホワイト、グリーン(2品種)、ライム、ローズピンク、ピンクピコティー、ピンクフラッシュ、アプリコット、ラベンダーの11色(16品種)でした。さらに『ロジーナ スノー』を追加することにより、全12色17品種とラインアップが充実し、「ロジーナ」シリーズの新色として、また、市場での需要が高い純白色のトルコギキョウとして、さらなるトルコギキョウの需要を喚起します。

※セル成型苗:
プラスチックや発泡スチロール製のトレー状で、円柱あるいは角柱状の小さな鉢(セル)を連結した幅30cm、長さ59cm程度のタネまきをして育苗するための資材をセル成型トレーといい、同資材で栽培した苗を、セル成型苗という。

■「ロジーナ」シリーズについて                                                                  
バラは夏場の花もちが悪く、そのことが切り花取扱者の悩みのタネでした。対照的にトルコギキョウは夏場の花もちがとてもよく、バラと見まがう上品な花形の「ロジーナ」シリーズはバラの弱点をカバーできる花でもあります。また、暑さに強いことから夏場でもバラのようにキーパー(冷蔵庫)で保存する必要が基本的にないので作業性に優れます。さらにトルコギキョウはバラと異なり、開花のステージによって花色に濃淡があり、色のバリエーションを楽しむことができるので、バラのように色合わせのために多くの品種をそろえる必要もないといった経済的な特長もあわせもっています。本シリーズは、花もちや輸送性を高めるために花弁を厚くしています。さらに、花首が曲がることを防ぐために茎を太く強健にして、流通適性も大きく改善しています。

特に、「ロジーナ」シリーズの中の『ブルー』は、切り花を代表する品目であるバラでは実現することが難しかったブルーの花色を、バラ咲きのトルコギキョウで実現したことで2003年の発売当初から注目されてきました。英語で「Blue rose(青いバラ)」は「ありえないもの」を意味しますが、トルコギキョウでその「Blue rose」を表現することに成功しました。なお、品種名の「ロジーナ」(ROSINA)はイタリア語でバラを意味する「ローザ」から転じて女性の愛称として使われている言葉に由来しています。

トルコギキョウは、冠婚葬祭、ホームユースなど、すべての切り花ジャンルで周年を通し利用されていますが、当社のバラ咲き「ロジーナ」シリーズは、これまでのトルコギキョウの常識を覆す特長でトルコギキョウの世界に新しい可能性を開きました。これらのことから「ロジーナ」シリーズは、花き生産者、そして市場、流通、消費者に至るまで高く評価され、当社トルコギキョウの代表品種のひとつとして広く普及しています。当社の育種技術の粋を集結させた「ロジーナ」シリーズの育成に至るコンセプトは、グッドデザイン賞でも高く評価され、2005年に同賞を受賞しました。

 ■「ロジーナ」シリーズのラインアップ (全12色17品種)                                                                                         ◆中生系「ロジーナII型」

品 種 品種特性
ブルー ボリュームの出やすい作型に適する。「青いバラ」のイメージで人気。
ブルー(Ver.2) 従来品種に比べ草丈がとれ、ボリュームが出やすく、ブラインドしにくくなっている。
ピンク 中晩生で開花がやや遅く、草丈がとりやすく作りやすい。
ローズピンク シリーズ中、開花は早めで、花はやや小さい。
グリーン 適度な枝ふきで手入れも少なくてすみ、作りやすい。花はやや大きい。
グリーンver.2 茎の硬さ、花弁数の多さに優れる。草丈が伸びやすく作りやすい。
イエロー 濃い黄色で花弁が厚く、咲き始めの蕾が大変美しい。草丈は、やや出にくい。
イエロー(Ver.2) 従来品種に比べさらにバラ咲きへと近づけた。花はやや小さめだが、花弁の巻きが多くかわいらしい。
ピンクフラッシュ 白色地に桃色のかすりが入る。
ピンクピコティー シリーズ中、開花は遅めでボリュームがとりやすい。白に薄桃色の覆輪でほかの花とも合わせやすく、市場人気が高い。
アプリコット 淡いやわらかなアンズ色の中間色でアレンジメントなどに使いやすい人気色。
ラベンダー 人気のブルー系の中間色。赤みが少なくノーブルでアンティークなイメージのラベンダーカラー。
ライム 夏場でも発色のよいさわやかなライム(黄緑)カラー。
スノー

冠婚葬祭、アレンジメントで需要の高い純白色。

◆晩生系「ロジーナIII型」

品 種 品種特性
ブルー 「青いバラ」のイメージで人気。
ピンク 秋口にピンクの色合いが淡くなり魅力を増す。
ホワイト 落ち着いた「オフホワイト」は、ブライダルなど冠婚葬祭の定番色。

 ※「ロジーナ」は当社の登録商標です。

■価格(税込み希望小売価格)および発売日                                                                                           種子:ペレット種子1袋3,000粒入り  9,450円 (2008年10月1日より発売)※営利以外の一般向け絵袋の発売は未定
セル成型苗: 406穴セルトレー  8,505円 (クーラー育苗の場合は2,195円追加)(2009年1月より発売予定)

 ■生花出荷開始                                                                                                           2009年5月から順次主要生花市場へ出荷開始

 ■「ロジーナ スノー」の作型

 

■ご参考:トルコギキョウについて                                                          
トルコギキョウ(Eustoma grandiflorum)は、北アメリカ原産で、原種は、草丈が約90cmで、花は、一重で、花色もブルーに限られていました。戦前、主にヨーロッパで改良され、同時期、日本へも導入されました。戦争をはさみ海外では多くの品種が絶え、日本に残った品種から現在までに花色や八重咲きなど花形の充実がなされ、茎を強健にする、あるいは生態型などでの育種が進められてきました。

当社においても1975(昭和50)年には1品種しかなかったものが、現在では約100品種を有するまでになっており、パンジー、ペチュニアなどと並ぶ当社の代表品目のひとつとなっています。日本のトルコギキョウ品種が牽引役になり、現在では世界のトルコギキョウ市場の約7割を日本の品種が占めるようになっています。多くの切り花品目で、作付面積、出荷量が、減少傾向にあるなかで、トルコギキョウは、前年度比同等の生産状況を示しており、農林水産省のデータによると2007年度における年間出荷量は、1億1,770万本となっています。また、トルコギキョウは、冠婚葬祭、ホームユースなど、すべての切り花ジャンルで周年を通し利用されています。                                                                                  

※ 当社データに基づく推定値

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