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ニュースリリース|2004

2004年03月03日

野菜、花全般と幅広く使えるプロ用培養土
『苗当番』シリーズを新発売
「タネまき用」「育苗用」の2種類をラインナップ  


サカタのタネでは、野菜、花を問わず幅広く使えるプロ用培養土の新製品『苗当番』シリーズを発売します。発芽性能の高い「タネまき用」と高品質苗を作る「育苗用」の2種類からなり、いずれも主原料のヨーロッパ産高品質ピートモス※1に、透水剤を配合し、保水性と排水性をバランスよく両立させています。また、土の粒子が互いにくっつき合い小さなかたまりとなった “団粒構造※2”を実現しているので、通気性などが高く根の生育が良好に維持されます。品質は、均一でロットによる差が少ないことにくわえ、「タネまき用」は、セル成型トレー※3にも詰めやすく作業性に優れ、「育苗用」は、さらに、根張りのよい苗の育成を促します。価格は、オープンとし、販売開始は、3月8日で、1年間の販売目標は、1億8千万円を予定しています。


写真は『苗当番』シリーズ2種類
「タネまき用」(左)・「育苗用」(右)

プロ用培養土の新製品『苗当番』シリーズは、いずれも、野菜なら葉菜類・果菜類、そして花全般と作物を選ばないことが特長です。さらに、保水性、排水性、通気性に優れており、pHも調整済みで肥料成分も入っていて、肥料の持ちのよいことも大きな特長になっています。また、安定したタネまき、育苗を可能にします。

今回、発売するプロ用培養土『苗当番』シリーズは、ヨーロッパ産の中でも特に一級品とされる高地湿原にて生成されたピートモスを主原料としています。一般的に無調整のピートモスは、保水性は高いものの排水性や通気性に課題がありますが、本製品はピートモスに透水剤を配合することにより、適度な保水性を持ちつつ同時に排水性や通気性をも両立させた理想的な培養土となっています。このため、少量の潅水でも均一に培養土を湿らせることができるなど好適な水分管理が可能で、作物の安定した生育を実現します。

また、もうひとつの特長として、本製品は、土の物理的構造として最も重要な“団粒構造”を安定して保っていることがあげられます。これにより、根の生育に欠かせない空気の流通や水の浸透、貯蔵が適度に行われ、土壌有用微生物の繁殖や活動を活発にするなど、植物の生育に関しては極めて良好な土壌構造を実現しています。

写真は一般の培養土(左)と『苗当番』シリーズ「育苗用」(右)による
根の生育状況の比較

『苗当番』シリーズには、肥料成分の配合をタネまきと育苗の時期に合わせた2種類の製品があり、発芽性能が高く初期生育に優れ、タネまきに適した「タネまき用」と根張りのよい高品質苗を作る「育苗用」の2種類をラインナップしています。

「タネまき用」は、現在、広く行われているセル成型育苗に欠かすことのできない、安定した品質とセル成型トレーにも詰めやすい作業性を兼ね備えています。くわえて、発芽に好適な物理性能と化学性能をあわせ持つため、発芽そろいがよく、作業を容易にするとともに、計画的な苗生産を可能にします。

「育苗用」は、優れた保水性、排水性、通気性のため、極めて根張りがよく、結果、健全な苗の育成を可能にし、定植後の活着(植えた場所に根づくこと)をスムーズにします。育苗以外にも、肥料成分を比較的多く必要とする植物においては、タネまき用としても利用が可能です。「タネまき用」同様にセル成型育苗が可能です。
 
また、パッケージは、それぞれの用途が一目でわかるイラスト主体のデザインを採用したとともに、直方体のガゼット状包装により、側面にも製品名、用途、成分表示などの印刷がされているため、店頭での積み上げ陳列の場合でもそれが容易に確認できるようになっています。

■『苗当番』シリーズの概要
◆製品特長
1. 高地湿原のミズゴケが堆積し生成された高品質のヨーロッパ産のピートモスを主原料に使用。
2.透水剤を配合しているため少量の灌水でも均一に培養土を湿らせることが可能で、灌水ムラができにくい。
3.土が“団粒構造”になっているため、根の生育に欠かせない空気の流通や水の浸透、貯蔵が適度に行われ、また、土壌有用微生物の繁殖や活動を活発にするなど、植物の生育に関しては極めて良好な土壌構造を実現。
4.品質が均一で極めて安定性が高く、ロットによる差が小さい。
5.セル成型トレーに詰めやすく作業性に優れ、セル成型育苗に好適である。

◆製品仕様 

製品名  苗当番シリーズ
「タネまき用」
 苗当番シリーズ
「育苗用」
適応作物 葉菜、果菜、花全般
栽培ステージ タネまき 育苗、育成
容量(充填時) 50リットル
pH 5.5~6.0  
設 計
成分量
窒 素 95mg/リットル 190mg/リットル 
リン酸 75mg/リットル  95mg/リットル 
カ リ 225mg/リットル 300mg/リットル

■価格・販売目標
価格:オープン
販売目標:1億8千万円(発売開始3月8日から1年間)

※1:ピートモス
…湿地において、植物の残がいが永年にわたり堆積したものがピートで、ミズゴケでできたものをピートモスと呼ぶ。年間1mm程度の割合で堆積し、3mから10m程度の層を形成する。ピートを形成する主な植物は湿地に生息するミズゴケで、ピートモスの分布はイギリス、ドイツ、北ヨーロッパ、ロシアなどである。特に、雨水のみがすべての植物の生育を支えている湿地高原地帯では、過酷な環境下でミズゴケのみしか生息できないため、他の植物がまったく混ざらないミズゴケだけの均一した堆積層が形成される。そのため、湿地高原地帯で採取されるピートモスは農・園芸用には第一級の培養土とされる。

※2:団粒構造
…団粒構造とは、土の粒子が互いにくっつき合い小さなかたまり(団粒)となっている状態をいう。団粒内部には保水性のある微細な毛管孔隙が形成され、外部に形成された大きな隙間は、空気や水の通り道となり通気性、排水性を富ませる。土が団粒構造になることにより、植物の生育にとって非常に良好な条件となる。

※3:セル成型トレー
…角柱状・円柱状の小さな鉢(セル)を連結し、幅30cm、長さ59cm程度の短冊状にしたプラスチックや発泡スチロール製のタネまきをして育苗するためのトレー。栽培する植物の種類に応じてセル数をかえることで苗の大きさに対応できる。セル成型トレーで栽培した苗を、セル成型苗という。セル成型育苗は、土づめ、タネまき、覆土、発芽、潅水、移植など一連の作業を自動化することが可能で、現在、広く用いられている方法である。  
 

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