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ニュースリリース|2004

2004年04月22日

日本人の心に染み入るサクラ「ソメイヨシノ」の淡く美しいピンク色を再現した
極早生・中輪・八重咲きのトルコギキョウのF1新品種
『春うらら』を開発 


 サカタのタネでは、実生※1系切り花で出荷量第1位の切り花品目のトルコギキョウで、多くの日本人が愛してやまないサクラ「ソメイヨシノ」の淡く美しいピンク色を再現した、極早生・中輪・八重咲きのF1新品種『春うらら』を開発しました。品種名は、日本人の心に染み入るサクラを思わせるその美しい花色と、採花適期がサクラの季節でもある3月から5月に重なることから命名したものです。なお、生花は市場に2005年2月ころより出荷が開始され、3月以降、本格的に市場に出回る予定です。種子の販売は、2004年5月17日から開始し、同新品種の初年度販売目標は、合計で1,000万円です。
※1 実生とは、種子から育った植物のこと。 

 
写真は『トルコギキョウ の新品種『春うらら』  

トルコギキョウのなかでも、特に人気の高い花色は「ホワイト」「ピンク」「イエロー」の3色で、特に「ホワイト」と「ピンク」を合わせると約5割程度のシェア(2002.7~2003.7大田花き取引量実績)となります。

今回開発した『春うらら』は、日本人が好むサクラ「ソメイヨシノ」の淡く美しいピンク色を再現した品種ということで、大きな市場性を持つと考えています。この『春うらら』の「ピンク」は、既存のピンク系品種に比べ、蛍光灯下でくすみにくく、よりつややかなことも大きな特長になっています。

また、『春うらら』の花形は、約7cmの中輪タイプで、花弁の重ねも美しく整っています。くわえて『春うらら』は、フラワーアレンジなどをした場合に、しなやかでやさしい自然なラインを出しやすい草姿(株全体の形)になっています。

さらに、『春うらら』は、極早生品種であることから、8月から10月にかけて播種した場合、翌年の3月から5月にかけて開花します。このように採花時期が、卒業式、新入学、就職、母の日など、春の花の需要期に重なることと、サクラをイメージさせる花色と品種名から、今後、積極的に生産地へ販売プロモーションを展開していく計画です。同品種の追加により、当社のピンク系トルコギキョウのより一層のシェア拡大が図れるものと期待しています。

北アメリカ原産のトルコギキョウ(Eustoma grandiflorum)は、原種の草丈が約90cmで、花は、一重咲きで、花色もブルーに限られていました。戦前、主にヨーロッパで改良され、同時期、日本へも導入されました。戦争をはさみ海外では多くの品種が絶え、日本に残った品種から現在までに花色や八重咲きなど花形の充実がなされ、茎を強健にする、あるいは生態型などでの育種が進められてきました。当社においても1975(昭和50)年には1品種しかなかったものが、現在では約100品種を有するまでになっており、パンジー、ペチュニアなどと並ぶ当社の代表品目のひとつとなっています。日本のトルコギキョウ品種が牽引役になり、現在では世界のトルコギキョウ市場の約7割※2を日本の品種が占めるようになっています。

多くの切り花品目で、作付面積、出荷量が、減少傾向にあるなかで、トルコギキョウは、前年度比同等の生産状況を示しており、平成14年度切り花類の作付面積調査(農林水産省)によると年間出荷量は、1億2,270万本で、キク、カーネーション、バラ、ガーベラ、スターチスに次ぐ、出荷量第6位の品目となっています(ただし、実生系切り花では第1位)。また、トルコギキョウは、冠婚葬祭、ホームユース等、すべての切り花ジャンルで周年を通し利用されています。
※2 当社データに基づく推定値
 
■『春うらら』の作型 
 
 
■種子価格 ペレット種子10ml(約3,000粒)9,450円(標準小売価格)
 ※営利以外の一般向け絵袋の発売は未定

■生花出荷開始 2005年2月ころより主要生花市場へ出荷開始、2005年3月より本格出荷

■初年度販売目標 1,000万円(2004年5月~2005年4月期) 
  

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