
2006年05月24日
根部の表面は鮮やかな紅色で、中は純白色、肉質は緻密でみずみずしく、甘みが強く食味に優れる
新品種・赤ダイコン『紅化粧(べにげしょう)』の種子を発売
消化酵素ジアスターゼの酵素活性は青首ダイコンの約7倍で、抜群の機能性を誇る
サカタのタネでは、根部の表皮が鮮やかな紅色で、中は純白色の赤ダイコンのF1新品種『紅化粧』の種子を6月1日から発売を開始することになりました。『紅化粧』は、肉質が緻密でみずみずしく、ラディッシュ(ハツカダイコン)のような独特な食感が特長で、甘みが強く、食味に優れ、サラダや酢漬けなど主に生食に適した新品種です。『紅化粧』の根部表皮の紅色の成分は、抗酸化作用があり健康によいとされるポリフェノールの一種のアントシアンで、特に根部中に含まれる消化酵素ジアスターゼ※1の酵素活性は、当社青首ダイコンの従来品種と比較して約7倍と抜群の機能性を誇ります。全国の種苗店・園芸店・ホームセンタールートと当社通信販売部および同オンラインショップで種子を販売し、いずれも価格(税込希望小売価格、当社通信販売部は税込小売価格)は、1袋3.0ml(約100粒)入り367円です。なお、各販売ルート合計の初年度販売目標額は1,000万円です。

写真は、新品種・赤ダイコン『紅化粧』の青果物
赤ダイコン『紅化粧』は、根部の上から下まで鮮やかな紅色で色むらが少なく、中は純白色というユニークな品種です。タネまき後、55~75日で根長20~25cm、根径5.5~6.5cmに成長し、生育のそろいもたいへん優れています。栽培方法は、通常のダイコンと同様ですが、ダイコン特有の“ス”の入りが遅く、萎黄病の耐病性も持たせてあるため栽培がしやすいことも特長です。
『紅化粧』の紅色の成分は、抗酸化作用があり健康によいとされるポリフェノールの一種「アントシアン」です。また、ダイコンに豊富に含まれる消化酵素「ジアスターゼ※1」は、下の表のとおり当社青首ダイコンの従来品種よりも高い酵素活性を有し、アントシアンとともに高い機能性をあわせ持っています。
さらに『紅化粧』は、食味も優れた品種で、肉質はみずみずしく緻密で、非常に甘みが強く、ラディッシュ(ハツカダイコン)のようなカリッとした歯応えがあります。サラダや酢漬けなど生食を中心にさまざまな調理方法で楽しめます。酢漬けにした場合、アントシアンが溶け出し、ピンク色になります。
『紅化粧』は、紅色の外見でほかのダイコンと明確に差別化できるため、特に個性的な野菜が好まれる直売所など、地産地消の市場で人気が高まると期待しています。
※1:ジアスターゼは、別名アミラーゼともいい、デンプンやグリコーゲンの分解を促進して糖にする消化酵素。胃腸薬によく含まれていることからも分かるように消化不良や胃もたれ、胸焼けを防止し、消化不良を改善させるため食欲不振を改善する働きがある。また、魚の焦げに含まれる発がん物質の無毒化にも効果があるとされている。
| 品種名 | 糖分※2(g/100g) | ジアスターゼ活性(U) |
| 紅化粧 | 3.16 | 765 |
| 当社従来品種(青首ダイコン) | 2.69 | 108 |
赤ダイコン『紅化粧』成分分析結果(9月12日まき11月9日収穫 当社調べ)
※2:糖分は、ショ糖・ブドウ糖・果糖の合計値
■赤ダイコン『紅化粧』の概要
◆特長
1.上から下まで鮮やかな紅色で、中は純白色。
2.肉質はみずみずしく緻密で、非常に甘みが強く食味に優れる。
3.紅色の成分は、抗酸化作用があり健康によいとされるポリフェノールの一種「アントシアン」。消化酵素「ジアスターゼ」の酵素活性は、当社青首ダイコンの従来品種と比べて約7倍で、機能性に優れる。
4.生育のそろいもよく、ス入りも遅い。
◆赤ダイコン『紅化粧』作型図
温暖地~暖地の9月まき、寒地~寒冷地での7月下旬~8月中旬まきに適します。条間25~30cm、株間25~30cm間隔で3粒ずつの点まきにします。本葉4枚位までに間引いて1本立ちにします。タネまき後、55~75日を目安に収穫します。

◆種子価格
種苗店・園芸店・ホームセンタールート:1袋3.0ml(約100粒入) 税込希望小売価格367円
当社通信販売部および同オンラインショップ:1袋3.0ml(約100粒入) 税込小売価格367円
◆種子発売時期
2006年6月1日
◆販売目標
初年度 1,000万円(2006年6月~2007年5月の1年間)