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ニュースリリース|2010

2010年05月24日

(株)サカタのタネと(株)花の大和の共同開発
高級志向の球根ブランド『BellFlow(ベルフロウ)』を創設
2010年秋の展開商品としてアマリリスやラナンキュラスなど4品目18品種を順次発売

株式会社サカタのタネ(社長:坂田 宏、本社:横浜市都筑区、以下サカタのタネ)と株式会社花の大和(社長:吉田明史、本社:奈良県天理市、以下花の大和)は、2007年9月に球根の小売事業の業務提携を締結し「美しく咲く花を厳選して提供していく」をコンセプトに、球根の新しい価値を創造するこれまでにない高級志向の球根の新ブランド『BellFlow(ベルフロウ)』を立ち上げます。業務提携の締結以来、両社はコスト低減をはじめとした効率化を図り、あわせて共同ブランド導入の検討も続けてきました。このたび、新ブランド『BellFlow』を創設し、園芸店、種苗店を中心に数量限定で販売します。

また、パッケージの2次元コード※1やホームページの特集コンテンツで栽培方法などの情報提供を行い、購入後のサポートを充実し、新たな球根愛好者の開拓と需要喚起を図ります。2010年秋の展開は、アマリリスやラナンキュラスなど、合計4品目18品種で8月下旬から順次出荷を開始します。新ブランド『BellFlow』は、今回の販売開始を皮切りに、毎年春と秋の年2回、ラインアップの追加や見直しを図り展開していく予定です。売上目標は、2社合計で初年度(2010年8月~2011年7月)は4,000万円、3年後の2012年度には8,000万円を計画しています。

 

新ブランド『BellFlow』のロゴマーク(左)と商品(アマリリス『ポットアマリリス』)イメージ(右)
 

近年、日本国内における球根市場を取り巻く状況は非常に厳しく、1995年に小売価格で推定約350億円あった市場規模が年々減少し、2009年には約200億円へ大幅に落ち込んでいます。 

その理由としては、88年に始まった球根の隔離検疫代替制度※2による価格の大幅な下落、それに伴う国内球根生産農家の減少、91年のバブル崩壊と99年以降のガーデニングブームの沈静化など、さまざまな要因があげられます。このような市場の減退に伴い、サカタのタネ、花の大和の両社においても球根関連の売上高は徐々に減少し続けてきました。

そこで、2007年9月にサカタのタネと、球根の取扱量でトップクラスの実績をもつ花の大和は球根小売事業において業務提携を締結し、球根の仕入および、加工業務の一元化を進め、コスト低減をはじめとした効率化を図ってきました。業務提携により2社の取扱量を合わせると国内球根小売市場のトップシェアとなりましたが、リーマンショック以降の経済情勢の悪化で花き市場の規模は縮小を続け、球根事業も全体の売上高、小売単価ともに下落傾向に  陥っており、市場環境は引き続き厳しい状況にあります。

そこで、サカタのタネと花の大和では、経済情勢の影響を受けにくい高級志向の需要層を  ターゲットにした球根ビジネス展開を検討し、ターゲットに合致する品目、品種の選定や、  パッケージなど商品開発を進めてきました。そしてこのたび「美しく咲く花を厳選して提供していく」をコンセプトに、球根の新しい価値を創造する高級志向の球根の新ブランド『BellFlow』を立ち上げることになりました。ちなみに、ブランド名の『BellFlow』は、フランス語のBell(美しい)と英語のFlower(花)を組み合わせた造語です。

アマリリス『ポットアマリリス』は、従来の商品は球周(球根の最大径の外周)26cm程度で花茎が1本しか伸びないことが多いのに対し、球周36~38cmの特大球で花茎が必ず2本以上伸びることを保証しています。従来品の約2倍の大きさ(容量比)のポットに入っており、鉢や花壇に植えかえる必要がありません。

ラナンキュラス『カクテルラナンキュラス』は、球根をあらかじめピートモス入りのジフィーポット(そのまま植えられる鉢)にセットしているため、鉢をはずして植えつける必要がなく根を傷めません。ラナンキュラスの球根は乾燥しており、一気に水をやると急激に膨張し組織の破壊などが起こり球根が腐ることから、栽培初期の管理が難しい植物です。ジフィーポットなら、底面吸水で球根にゆっくりと水を吸わせることで初期の生育不良を防ぐことができます。

ユリ『ローズリリー』は、巨大輪八重咲きの品種です。既存の八重咲きオリエンタル系ユリと比べ大輪で、すべての花が完全な八重咲きとなり、香りがマイルドで花粉が出ないことが特徴です。ガーデニング用としては『BellFlow』の国内独占販売品種です。

チューリップ『富山のチューリップベストファーマーズセレクション』は、肥沃な土壌と豊富な清流に恵まれた環境でつくられる富山県産チューリップのなかでも農林水産大臣賞の受賞者が生産した、球周11~12cmの大球を使用した商品です。この賞は、財団法人日本農林漁業振興会が主催する農林水産祭で授与されるもので、球根の生育や圃場管理、収穫後の品質管理、単位面積あたりの出荷球数、さらには販売金額の経営的視点からも審査され、その年の富山県で最も優れたチューリップ生産者に贈られるものです。

このように新ブランド『BellFlow』は、贈答用としても利用できる付加価値の高い商品として希少性がある高品質の球根を提供し、栽培の失敗を防ぎ十分に花の美しさを楽しめるよう 品種の特性に合わせたセット内容にするなどさまざまな工夫を凝らしています。さらに、両社ホームページ、パッケージに印字している2次元コードにおいて、詳細な栽培情報が得られる特集コンテンツを開設し、購入後のサポートもしっかりと行います(ホームページのコンテンツは8月中に開設予定)。同ブランドは、2010年秋の販売開始を皮切りに、毎年春と秋の年2回、ラインアップの追加や見直しを図り展開していく予定です。

※1 2次元コード:
ここではおもに携帯電話で利用されている「2次元コード(マトリックス方式)」いわゆるQRコードのこと。

※2 球根の隔離検疫代替制度:
外国から輸入される球根のうち、オランダ産11品目(チューリップ、ユリ、アイリス、フリージア、アマリリス、ヒヤシンス、クロッカス、グラジオラス、アリアム、ダリア、ベゴニア)、ニュージーランド産2品目(チュ-リップ、ユリ)、チリ産1品目(ユリ)とベルギー産2品目(ベゴニア、ユリ)について、それぞれ生産国内において現地の検査機関が日本側の定めた検査を行うことにより、日本での隔離栽培を免除する制度。つまり、現地において両国間の合意のもとに検査を実施し、「植物検査証明書」が発行されたものについては、輸入検査の際に検疫対象病害虫の付着が認められなかった場合、日本での隔離栽培を免除するもので、検査で不合格となった植物については、「消毒」「廃棄(積み戻し)」などの措置がとられる。

■新ブランド『BellFlow』・2010年秋のラインアップ

アマリリス『ポットアマリリス』5品種:各2,600円(税込み希望小売価格)
・「レッドライオン」「スーザン」「ダズラー」「ミネルバ」「アップルブロッサム」の5品種。
・球周36~38cmの特大球を使用。必ず2本以上の花茎が伸びる。
・水をやるだけで、見事な大輪の花を咲かせる。
・従来品の約2倍の大きさ(容積比)の特注ポットを採用。
・ガーデニングなどに使えるエコバッグ入り。
・形態:パッケージ付ポット植え
・生産地:オランダ
・出荷時期:11月上旬~

ラナンキュラス「カクテルラナンキュラス」3品種:各600円(税込み希望小売価格)
・「ニーム」「エムグリーン」「ノアン」の3品種。
・品質の安定した、切り花用の栄養系ラナンキュラス。
・珍しい緑色のラナンキュラスなど、鮮やかなパステルカラーが特徴。
・そのまま鉢に植えかえられる、環境にやさしいジフィーポット入り。
・ジフィーポットの底面からゆっくりと水を吸わせることで、球根を腐らせることなく栽培できる。
・形態:ジフィーポットに1球入り
・生産地:日本
・出荷時期:8月下旬~

ユリ『ローズリリー』2品種:各1,000円(税込み希望小売価格)
・「ファビオラ」「ベロニカ」の2品種。
・八重咲きの巨大輪オリエンタル系ユリ。
・既存の八重咲きオリエンタル系ユリと比べて大輪で、すべての花が完全な八重咲きとなる。
・既存のオリエンタル系ユリとは異なり花粉が出ず、香りがマイルド。
・オランダで育種された新品種で、日本の小売店向け(ガーデニング用)球根では
『BellFlow』が国内独占販売。
・形態:レッテル付袋詰め(1球詰め)
・生産地:日本
・出荷時期:9月下旬~

チューリップ『富山のチューリップベストファーマーズセレクション』8品種:
各500円(税込み希望小売価格)
・「白雲(はくうん)」「フェニックスメモリー」「プリンスクラウス」「春万葉(はるまんよう)」「ランバダ」「由子(ゆうこ)」「レッドパワー」「ブラッシングレディ」の8品種。
・肥沃な土壌と豊富な清流に恵まれた環境でつくられる富山県産チューリップ。
・富山県産チューリップのなかでも、(財)日本農林振興会が主催する農林水産祭で農林水産大臣賞の受賞者が生産した球周11~12cmの大球を使用した商品。
・「白雲」「春万葉」「由子」の3品種は富山県内育成の品種。
・形態:レッテル付袋詰め(5球詰め)
・生産地:日本
・出荷時期:8月下旬~


■株式会社サカタのタネの概要
会 社 名:株式会社 サカタのタネ
所 在 地:神奈川県横浜市都筑区仲町台2-7-1
創  業:1913(大正2)年7月(坂田農園)
      株式会社設立1942(昭和17)年12月
代表者名:代表取締役社長 坂田 宏(さかたひろし)
資 本 金:135億円(2009年5月末)
従業員数:595名(2009年5月末)
事業内容:種苗業
売 上 高:453億5500万円(連結:2009年5月期)

■株式会社花の大和の概要
会 社 名:株式会社 花の大和(はなのやまと)
所 在 地:奈良県天理市嘉幡(かばた)町 655番地
創  業:1920(大正9)年
      株式会社設立1934(昭和9)年(大和農園)
代表者名:代表取締役社長 吉田明史(よしだともふみ)
資 本 金:5,500万円(2009年5月末)
従業員数:53名(2009年5月末)
事業内容:種苗業。日本でいち早くオランダからチューリップの球根を直輸入し、本格栽培に乗り出すなど、この分野の草分け的存在。以来90年、 園芸用種苗の専門企業として、球根、種子、宿根草、花木苗の生産・開発、ならびに卸売業に一貫して取り組む。なかでも、チューリップ、スイセン、ユリは、品質、取扱量とも国内のトップクラスと高い評価を得ている。 また、近年は緑化事業にも力を入れ、総合園芸企業を目指す。
売 上 高:35億5,100万円(2009年5月期)

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