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ニュースリリース|2010

2010年12月06日

これまでのイメージを一新する、立体感のある寄せ植えや切り花に好適な草丈50~60cmの高性カランコエ
『エスペランサ』シリーズを開発、一般家庭向けに鉢物と苗を発売
一重咲き3品種、八重咲き3品種の合計6品種 

サカタのタネは、カランコエ『エスペランサ』シリーズの鉢物と苗を、一般家庭向けに発売します。同シリーズは、草丈50~60cmと高く、花茎が葉をつけずに伸び上がるため切り花スタイルもよく、花数は従来の高性品種の約1.5倍にもなり、花色も鮮明なこれまでにない画期的なカランコエです。同シリーズは、一重咲きと八重咲きともに各3品種の合計6品種です。なお、同シリーズは、個人育種家・奥隆善(おく・たかよし)氏、小林花卉(所在地:埼玉県深谷市、社長:小林孝之氏)、当社の3者共同開発により育成したものです。『エスペランサ』シリーズの販売は、当社通信販売(オンラインショップを含む)を通じて行い、税込み小売価格は、鉢物(18cmプラ鉢・1株)が各品種とも1鉢1,890円、苗(10.5cmロングポリポット)は一重咲き、八重咲き両タイプとも3株1組(3品種×1株)2,400円、6株1組(3品種×2株)4,200円です。受注は通信販売では12月20日、オンラインショップでは12月28日に開始し、鉢物は2011年4月中旬、苗は3月下旬から発送します。
 

写真はカランコエ『エスペランサ ダブルオレンジ』(草丈約50cm)


カランコエ(学名 Kalanchoe spp.)は、マダガスカルや南アフリカ、東アフリカなど熱帯地方原産の多年草または低木状のベンケイソウ科カランコエ属の多肉植物です。カランコエ属のなかでも、ブロスフェルディアナ(学名 K.blossfeldiana)種は、園芸品種が豊富で、草丈15~30cmのコンパクトな株に花径1~2.5cmの4弁の花を上向きに咲かせます。花色は、赤、ピンク、オレンジ、黄など豊富で発色もよく、さらに花弁の形にもさまざまなバリエーションがあります。カランコエは多肉植物のため乾燥に強く、こまめに水やりをしなくても簡単に育つので、園芸初心者でも栽培しやすい草花です。このように、カランコエは、花がかわいらしく、栽培もしやすく、株がコンパクトで場所をとらないことから、ポインセチアやシクラメンなどとともに人気の高い冬の定番鉢花です。その一方で、花壇や寄せ植えでは、草丈が低いため花が埋もれてしまい、カランコエ本来の魅力が十分に発揮されないという欠点もありました。

そこで「カランコエを主役に」というコンセプトのもと、新進気鋭の個人育種家・奥隆善氏と、試作を担当した小林花卉、それに当社の3者共同開発により育成したのが『エスペランサ』シリーズです。同シリーズは、ブロスフェルディアナ種本来の丈夫さ、花のかわいらしさはそのままに、株張りが旺盛で草丈50~60cmにもなる高性カランコエです。特に花材が乏しくなる冬場に、同シリーズをポインセチアやシクラメン、あるいは草丈の低いカランコエと組み合わせることで、色鮮やかでより立体感のある豪華な寄せ植えに仕上げることができます。

これまでにも草丈が高くなるカランコエはありましたが、花数が少ないためボリュームに欠け、また花色のバリエーションが少ないこともあり、現在ではほとんど市場に流通していません。同シリーズは、花房が大きいため、花数は従来の高性品種の約1.5倍にもなり、花色も鮮明です。さらに、従来の高性品種は伸びた茎の途中にまで葉がつくため見栄えが悪く切り花に向きませんが、同シリーズは、葉が植物体の基部に密生し、しなやかな花茎が葉をつけずに伸び上がるので、切り花にしたときのスタイルもよく、多肉植物の特性から採花後の花もちも大変優れます。このように同シリーズは、これまでのカランコエのイメージを一新する画期的な品種です。

『エスペランサ』シリーズには、一重咲きと八重咲きの2タイプがあります。一重咲きは、オレンジがかった赤色の『エスペランサ スカーレット』、明るく鮮やかな黄色の『同 イエロー』、やわらかなピンク色の『同 ピンク』の3色3品種、八重咲きは、鮮やかなアプリコットオレンジ色の『同 ダブルオレンジ』、赤みの少ない濃い黄色の『同 ダブルイエロー』、半八重咲きの明るいピンク色の『同 ダブルピンク』の3色3品種、合計6品種をラインアップしています。

なお、シリーズ名の『エスペランサ』はスペイン語で「希望」という意味があり、カランコエの魅力と可能性をさらに広げていきたいという願いを込めて命名しました。

『エスペランサ』シリーズは、花が少なくなる冬から春に品種の特性がもっとも発揮されることから、当社では、同シリーズをクリスマスや正月にあわせて提案できる新たな鉢物商材として位置づけており、今後もよりいっそう消費者の花の需要の掘り起こしを積極的に行い、花市場の活性化を図っていきます。

■カランコエ『エスペランサ』シリーズの概要

◆特  長

①草丈50~60cmの高性カランコエで、草丈の高さを生かした立体感のある寄せ植えに向く。
②従来の高性カランコエと比べ、花房が大きいため花数が多く、花色が鮮明。
③葉が植物体の基部に密生し、花茎が葉をつけずに伸び上がるので切り花スタイルがよい。
④乾燥に強いのでこまめな水やりをしなくても簡単に育ち、採花後の花もちも大変優れる。

◆ラインアップ  (2タイプ各3色3品種 合計6品種)
 

タイプ 品種名 特 徴
一重咲き  エスペランサ スカーレット  オレンジがかった赤色。
エスペランサ イエロー  明るく鮮やかな黄色。
エスペランサ ピンク やわらかなピンク色。
八重咲き エスペランサ ダブルオレンジ 鮮やかなアプリコットオレンジ色。
エスペランサ ダブルイエロー  赤みの少ない濃い黄色。
エスペランサ ダブルピンク 半八重咲きの明るいピンク色。

◆栽培のポイント

①お届け後の管理
短日処理をして花芽が形成されている苗が届く。1株で楽しむ場合は、そのまま鉢に移しかえ室内の窓辺に置く。草丈が高いので深めの鉢に入れるとバランスがよい。寄せ植えの場合は、この時期に根鉢を崩すと花芽が傷んでしまうので、21cm以上の鉢やプランターに、ポットに入れたまま寄せ鉢にする(実際の植えかえは開花後に行う)。その際、鉢がもぐらないよう、発砲スチロールなどで底あげする。開花中は肥料を施さなくても育つ。鉢の表面が白く乾いてきたら水をやる。

②夏越しの管理 6~9月
開花期が終わったら、花茎のすぐ下の節から切り戻した後、一回り大きい鉢に植えかえ、活着後、週に一度液体肥料を施す。カランコエがもっとも生育し株が大きくなる時期なので、土の表面が乾いたらたっぷり水をやる。木陰など直射日光が避けられる風通しのよいところに置く。雨が続くときは軒下など置き過湿にならないよう注意する。9月ごろから徐々に日にあてていく。

③秋の管理 10~12月
カランコエは昼間が短くなると(夜間が長いとき)に花芽をつける植物なので、花芽が確認できるまでは夜間に明かりの入らない場所で管理し、最低気温が5℃前後になったら室内の窓辺に移す。

④冬越しの管理 1~3月
日がよくあたる暖かい窓辺に置く。開花後は暖房のない窓辺に置くと花が長もちする。ただし、あまり温度が低いと葉色が赤褐色になる場合がある。水やりは月に一度程度で、乾かし気味に管理する。

※ 短日処理:
人工的に日長を短い環境(短日)に設定し、植物が受ける明るい時間を短くする栽培方法。

◆作型図


※短日処理をせずに栽培した場合の作型図。届いたばかりの苗は短日処理されているので、苗到着後約1か月半開花し、2年目以降は上記のような栽培スケジュールとなる。

◆販売ルート・形態・価格・時期 

販売ルート  形 態 税込み小売価格 予約受注 発 送
当社通信販売・
オンラインショップ
 鉢物
(18cmプラ鉢)
各品種1鉢1,890円 通信販売では2010年12月20日、オンラインショップでは12月28日から 2011年4月中旬から順次
 苗
(10.5cmロングポリポット) 
  3株1組
(3品種×1株)2,400円 
2011年3月下旬から順次  
 6株1組
(3品種×2株)
4,200円  

※3株1組、6株1組の各商品は、一重咲き、八重咲きでそれぞれ販売する。
※サカタのタネ ガーデンセンター横浜でも2011年4月中旬から販売予定。
※全国の園芸店・ホームセンタールートでの販売は未定。

■個人育種家・奥 隆善(おく・たかよし)
1977年三重県伊賀市生まれ。千葉大学大学院自然科学研究科を卒業後、地元伊賀市で花と野菜の品種育成を行っている。バイオテクノロジーを利用した研究を得意とし、世界で初めてチョコレートコスモスの品種育成に成功した。執筆活動や園芸教室など、園芸の普及活動にも取り組んでいる。

■生産者・小林花卉(こばやしかき)
所 在 地:埼玉県深谷市
代表者名:社長 小林孝之(こばやし・たかゆき)
事業内容:鉢花、ガーデン用花苗、育種、苗販売
取扱品目:カランコエ、ローダンセマム、チェリーセージ、ランタナなど
 

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