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ニュースリリース|2011

2011年04月04日

芳醇な赤ワインのような花色がシックで色っぽい雰囲気を醸し出す
ポットカーネーション『コケット』の鉢物出荷が開始
大鉢だけでなく小鉢としても出荷できるオールラウンド品種

サカタのタネが開発したポットカーネーションの新品種『コケット』の鉢物が、2011年4月下旬から市場を通じて出荷されます。『コケット』は、花径4~4.5cmの濃い赤紫色の花をたくさん咲かせるユニークカラーのポットカーネーションです。草丈20cm程度で、株張りに優れるため一株で豪華な印象を与えます。市場に多く出回る品種と比べて低い温度で栽培できることから重油代や電気代を節約でき、分枝が旺盛なため摘芯の回数を減らせるなどのメリットがあります。このような特長と同品種のもつ早生性によって、本来は大鉢用の品種ですが、植えつけ期を変えることで3号(9cm)程度の小鉢から対応でき、需要最盛期である5月の母の日に開花を合わせやすい画期的な品種です。

ちなみに今回出荷される鉢物は、苗の供給量に限りがあったことから、生産者向けの限定販売株から生産されたものです。2011年5月上旬から広く全国の種苗店などを通じて生産者向けに苗の受注を開始します。出荷形態はボックスプラグ※1苗1,000本/箱で、税込み希望小売価格は64,050円(出荷時期により変動)です。

写真はポットカーネーション『コケット』 

ポットカーネーション市場は、鉢の大きさが3~3.5号(9~10.5cm)程度の小鉢と、4号(12cm)程度の中鉢、それに5号(15cm)以上の大鉢用品種に分類されます。小鉢用品種は、5月の母の日に小さな子どもでも購入しやすい手ごろな価格と、コンパクトでほかの花材と組み合わせやすいことなどから近年注目されています。一方で、草丈がすらりと伸びたポットカーネーションよりも、株張りがよく花をたくさん咲かせるボリューム感のある大鉢品種を求める需要も根強く存在します。

このような市場の要望にこたえ、新品種『コケット』は一株でボリュームがあり豪華な印象を与える大鉢用で、シックな雰囲気をもつ濃い赤紫色の花をたくさん咲かせるポットカーネーションです。 

これまでのポットカーネーションの多くは、出荷までに2、3回摘芯を行う必要がありますが、『コケット』は分枝性に優れるため1回の摘芯で済み、栽培の手間を省くことができます。また、温室やハウスで12~15℃程度に加温する必要がある品種が多いなか、同品種は低温伸長性と低温開花性に優れることから、冬期の5~8℃程度の低温環境下でもじっくり成長します。したがって、加温に必要な重油代や電気代を節約できることからコストパフォーマンスが高く、地球温暖化の緩和にも貢献できる品種です。

上述の特長と同品種が備える早生性から、本来『コケット』は、5号(15cm)での出荷に最適な品種ですが、植えつけ期を変えることで幅広い出荷形態を実現できます。具体的には、3号(9cm)程度の小鉢の場合は12月ごろ、ボリュームのある5号程度の大鉢の場合は9~10月に植えつければ、ポットカーネーションの需要最盛期にあたる5月の母の日までに十分に開花した状態で出荷できます。これらの生産面でのメリットは、当社が開発したポットカーネーションだけがもつ画期的な特長です。

品種名の『コケット』は、フランス語で「おしゃれな」「しゃれっ気のある」「センスがよい」といった意味をもつ形容詞で、「色っぽい」などの意味をもつ「コケティッシュ」を語源としています。母の日といえば鮮明な赤のカーネーションをイメージさせますが、『コケット』は、従来と異なる個性的な母の日ギフトを贈りたい方におすすめの品種です。

なお、2011年4月下旬から市場に出回る鉢物は、苗の供給量に限りがあったことから生産者向けの限定販売株から生産されたものです。2011年5月上旬からは本格的に全国の種苗店などを通じて生産者向けに苗の受注を開始します。

変化する消費者の嗜好、生産者や市場のニーズに応じ一品種でオールラウンドかつ柔軟に対応できる同品種の発売は、ポットカーネーション市場のさらなる拡大に寄与するものと期待しています。

■ポットカーネーション『コケット』の概要

◆特  長

①花径4~4.5cm、草丈20cm程度で、シックな雰囲気の濃い赤紫の花色をもつ。
②株張りがよく、植えつけから開花までの日数が短いため、小鉢から大鉢までオールラウンドに対応できる。
③冬場の5~8℃程度の低温環境下でも栽培が可能で、5月の母の日に向けて十分に開花した状態で出荷できる。優れた低温伸長性と低温開花性により、加温に必要な重油代や電気代を節約でき、コストパフォーマンスが高く地球温暖化の緩和に貢献できる。
④分枝性に優れるため摘芯の回数が従来よりも減らせ、省力化できる。

◆鉢物出荷開始

2011年4月下旬ごろから順次主要市場へ出荷開始、当社直営店のサカタのタネガーデンセンター横浜では2011年5月上旬に発売。5月の母の日前に出荷最盛期となる。

◆苗の販売価格・時期(生産者向け)

ボックスプラグ苗1,000本/箱で税込み希望小売価格64,050円(出荷時期により変動)
5月上旬から受注を開始。9月下旬から順次出荷。

◆品種登録
●品種登録申請中

農林水産植物の種類 出願名 商品名 出願番号 出願日
カーネーション種  SAKCAR098  コケット  25197  2010年9月10日

    ご参考:ポットカーネーションについて

カーネーションは、5月の母の日にプレゼントする花として古くから定着しています。カーネーションの切り花の消費が増加し始めた1970年に、矮性カーネーション「ピカデリー スペシャルミックス」を発売、1975年にはオールアメリカセレクションズ※2で「ピカデリー ジュリエット」が入賞し、当社のカーネーションが一躍注目を集めました。

そして1985年には、小鉢用の栄養系品種「フィーリング」シリーズを発売しました。このシリーズは、花形が整っていることや花色が鮮明であること、それに栽培がしやすいことなどが高く評価され、ポットカーネーションの需要は飛躍的に伸びました。

観賞期間に限りがある切り花カーネーションに対し、栽培しながら長く楽しめるこれらのポットカーネーションが登場したことにより、母の日の新たな市場を創出しました。現在ポットカーネーションは、日本国内で年間約600万鉢が流通する商品にまで成長しています。

※1 ボックスプラグ:
ココヤシ繊維を主原料とし、ヨーロッパ産高品質ピートモスなどを加え、非環境汚染型の吸水・成型材(親水性ウレタンプレポリマー)を添加し、スポンジ状に加工した挿し木(芽)用の成形培土。「ボックスプラグ」の輸入元は、当社の連結対象グループ会社である日本ジフィーポット・プロダクツ株式会社(本社:横浜市都筑区、代表取締役社長:小川正則)、総販売元が当社(株式会社サカタのタネ)。

※2 オールアメリカセレクションズ(All-America Selections:AAS):
1932年に発足した花や野菜の優良新品種の選定や普及・育成者の権利保護を目的としている非営利機関で、アメリカ、カナダの一般園芸愛好家に対し新しい花壇材料を紹介、普及することを目的に活動しており、世界の主要な種苗会社が競って新しい育成品種を出品する園芸業界で最も権威のある業界団体。

 

ポットカーネーション『コケット』のラベル


 

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