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ニュースリリース|2011

2011年11月30日

アジア発、日本発で年間最高の花の新品種を決める「ジャパンフラワーセレクション(JFS)2011-2012」の苗物部門で
球根ベゴニア『フォーチュン スカーレット』が「日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2011(最優秀賞)」を受賞
業界最多となる4回目の最優秀賞に輝く

サカタのタネの実生系F1品種の球根ベゴニア『フォーチュン スカーレット』が、「ジャパンフラワーセレクション2011-2012」の苗物部門において「日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2011(最優秀賞)」を受賞しました。当社の最優秀賞受賞は、同セレクションがスタートした2006年度のビオラ「サンベリーナ プチモルフォ」、2007年度の「サンパチェンス ラベンダー」、2008年度のトルコギキョウ「ロジーナ ラベンダー」に続き4回目となり、業界では最多受賞となる快挙です。JFSのコンテストは、切り花、鉢物、苗物の3部門があり(今年は東日本大震災の影響で苗物部門のみ開催)、国内の花き業界を代表する学識者、フラワーデザイナー、市場関係者が、公正な視点で評価し、審査対象品種のなかから各部門で最も優秀な1品種を「日本フラワー・オブ・ザ・イヤー」として選定します。『フォーチュン』シリーズは、栽培しやすく中大輪で豪華な花を咲かせる新しいタイプの球根ベゴニアです。今回、最優秀賞を受賞した『フォーチュン スカーレット』は、明るい赤の花色で、花弁が厚く花もちのよい品種です。当社では、この受賞を機に『フォーチュン』シリーズをさらに積極的に販売していきます。

なお、授賞式は、農林水産大臣夫人の鹿野充子さまを特別ゲストとしてお招きし、2011年12月12日(月)14:00から南青山会館(港区南青山)で開催されます。

※ 実生系:
挿し木や株分けなどの栄養繁殖ではなく、タネから育てる植物のこと。

「日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2011(最優秀賞)」を受賞した球根ベゴニア『フォーチュン スカーレット』とその受賞マーク(写真右下) 

 「ジャパンフラワーセレクション」は、世界2大新品種コンテストである北米中心のオール アメリカ セレクションズ(AAS)、ヨーロッパ中心のフロロセレクト(FS)に続く、アジア発、日本発で年間最高の花の新品種を決めるコンテストとして2006年4月に創設されました。

今回、最優秀賞を受賞した球根ベゴニア『フォーチュン スカーレット』を含め、『フォーチュン』シリーズは計3品種が優秀賞などに選ばれました。

当社入賞品種は、下の表のとおりです。

部 門 品 目 品種名
苗 物 フラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)  球根ベゴニア   『フォーチュン スカーレット』
ベスト・フラワー(優秀賞)
ニューバリュー特別賞
球根ベゴニア   『フォーチュン ゴールデンウィズレッドバック』
 ベスト・フラワー(優秀賞)
ニューバリュー特別賞
球根ベゴニア   『フォーチュン オレンジシェード』

球根ベゴニアは、南米アンデス山脈原産の植物です。日射量が少なく湿度が高い「雲霧林(うんむりん)」と呼ばれる標高1,500~2,000mの地域で、岩の割れ目や崖などの斜面に自生しています。その環境から球根ベゴニアは、直射日光や高温には弱いものの、強い雨や風に耐えることができます。そのため、ヨーロッパなど冷涼な地域で親しまれています。国内では戦後から育種されるようになり、春~夏の鉢物として流通していましたが、30℃を越えると花がすぐに落ちてしまったり、株が溶けるなどの問題が生じてしまうことから、温暖地では栽培が難しいのが現状です。

『フォーチュン』シリーズは、温暖地で秋と春に簡単に栽培できる新しいタイプの球根ベゴニアです。鮮やかな花色と、花径6~12㎝の中大輪の花弁が豪華な印象を与える草丈10~30㎝のわい性品種です。従来の球根ベゴニアは、一つの花が咲き終わったあと次の花が開花するまでに間があいてしまいます。一方『フォーチュン』シリーズは連続開花性があるため、休むことなく次々と新しい花を咲かせます。また、これまでの球根ベゴニアは日が短くなると花が咲きづらくなる性質がありましたが、『フォーチュン』シリーズは短日開花性にも比較的優れることから、秋は9月中旬~12月中旬ごろまで長く咲き続け、寒さが増すごとに花が大きくなり、発色もよくなります。そして、従来品種と比べて花が落ちにくい性質があることから、花もちがよく、輸送性にも優れます。楽しみ方としては、花壇植えやコンテナ植えなどがあります。本来斜面に自生する植物のため、ハンギングにもおすすめです。今回、「日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2011(最優秀賞)」を受賞した『フォーチュン スカーレット』は、同シリーズのなかでも花径は大きく約12㎝にもなります。明るい赤色で、花弁は特に厚いことから、花もちにも大変優れる品種です。

『フォーチュン』シリーズについて、実際に栽培された趣味園芸家からは「次々と新しい花がよく咲く」「雨にあたってもよく耐えるので、栽培しやすい」、流通からは「これまでの球根ベゴニアの常識を覆す新しい植物といってもよい」「花が落ちにくいので輸送性に優れる」「パンジーの本格販売(10~11月)前の、商品のバリエーションが少ない時期に売り出せる」などのご意見をいただいています。

『フォーチュン』シリーズがもつさまざまな特徴により、当社は「球根ベゴニアを秋に出荷する」というこれまでにない新しい出荷体制を生産者とともに確立しました。当社は、ほかの球根ベゴニアと差別化を図るため商標を取得し、『フォーチュンベゴニアⓇ』の名称で積極的に販売しています。今回の「日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2011(最優秀賞)」の受賞を機に、同シリーズの拡販にますます力を入れてまいります。

■ 球根ベゴニア『フォーチュン』シリーズの概要

◆ラインアップ (7品種)

品 種 品種特性
フォーチュン スカーレット  明るい赤色。花径約12㎝の大輪でボリュームがあり、花もちがよい
フォーチュン ゴールデンウィズレッドバック  ゴールドの花弁の裏に赤みが入るユニークな花色。一つの花房に多くの花がつく。ほかの品種より草丈が高く、葉が大きい
フォーチュン オレンジシェード  オレンジ色の花弁で花ごとに色幅がある。シリーズ中最も草姿がコンパクト
フォーチュン イエローインプ  クリアで明るい黄色。花、葉とも大柄な品種
フォーチュン ピンク  発色がよく華やかなピンク。中輪で分枝が多く、下の枝からも開花する
フォーチュン ホワイト  花色は純白で大輪になる。分枝がよく花つきがよい。少し黒みがかった葉も特徴
フォーチュン ディープレッド  深く濃い赤の花弁と黒葉がシックな印象。中輪で花つきがよい

◆栽培のポイント

① 植えつけは温暖地で9月中旬~10月。栽培温度は5~30℃。栽培適温は15~25℃。
② 葉と花の向きを正面に合わせ、根鉢をくずさないようポリポットからはずして植えつける。
③ 9月中は直射日光を避ける。10月以降は置き場所をあまり選ばない。
④ 液体肥料を週に1回程度規定倍率に薄めて施すか、粒状の緩効性肥料を月に一度1株に3粒ほど施す。
⑤ 玄関灯や街灯など、夜間もある程度明るい場所で管理すると観賞期間が長くなる。
⑥ 5℃くらいになったら、冬越しの準備をする。球根を堀り上げて貯蔵し春に植えつけるか、コンテナのまま雨のあたらない場所に置いておくか、夜間も光のあたる室内で管理する。
⑦ 春に栽培を再開すると6月ごろから開花し、梅雨明けごろまで楽しめる。

■ 当社の「フラワー・オブ・ザ・イヤー」受賞歴

部 門 品 目 品種名
2006-2007  花壇苗 ビオラ  「サンベリーナ プチモルフォ」
2007-2008  花壇苗 インパチェンス  「サンパチェンス ラベンダー」
2008-2009  切花 トルコギキョウ 「ロジーナ ラベンダー」
2011-2012 花壇苗 ベゴニア 『フォーチュン ベゴニア スカーレット』

※表中の表記はジャパンフラワーセレクション実行協議会発表のとおり。2011年から、「花壇苗部門」は「コンテナ苗等部門」と統合し「苗物部門」となっている。

■「ジャパンフラワーセレクション」の概要
ジャパンフラワーセレクションは、2006年4月からスタートした日本における統一的な新品種のコンテストです。世界の新品種コンテストとしては、北米を中心とした全世界的なオール アメリカ セレクションズ(AAS)、 ヨーロッパを中心としたフロロセレクト(FS)がありますが、アジア発、日本発の新品種のコンテストは、このジャパンフラワーセレクションがはじめてです。

ジャパンフラワーセレクションは、花き産業関係者の幅広い参加・協力、農林水産省などの後援のもと、国内外の新品種のなかから、消費者に推奨できる優れた品種を選んで「生活者の花や緑のあるライフスタイルを質的に向上させる」「新品種の開発・導入の水準を向上させる」「花き産業の発展を図る」を目的としています。

ジャパンフラワーセレクションでは、日本人の感性に訴える優れた品種を、花の美しさや特性に加えて、生活者の視点から「育てやすさ」「購入しやすさ」などの市場性や商品性についても審査形式で評価して「いい花」を選定し、発表しています。なお、苗物部門の審査では、審査用花壇で生育過程を観察したり、成長推移の計測を行ったりするなど栽培試験を実施しています。
審査委員は、国内の花き業界を代表する、学識経験者、流通関係者、小売関係者、造園・デザイン関係者などから編成されています。それぞれの専門的観点から、総合的に優れている品種かどうかを判断します。中立的な機関による審査ですので、JFS受賞品種は安心してお客さまに推奨できます。

■ 賞の概要
「フラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)」
各部門の中で最も優れた1品種に授与されます。各審査会での入賞品種(10点満点の7.0以上)
から、モニター調査結果や花壇苗の栽培状況データなどを踏まえて、11月の中央審査委員会での選考の結果、各部門で最高点に採点された1品種です。

「ベスト・フラワー(優秀賞)」
各部門で、姿、形、デザインに加えて栽培のしやすさなど全体的にバランスのよい優れた品種
に授与されます。各審査会での入賞品種(10点満点の7.0以上)から、モニター調査結果や花壇苗の栽培状況データなどを踏まえて、11月の中央審査委員会での選考の結果、9.0以上と採点された品種です。

「ニューバリュー特別賞」
花の新たな価値観をデザインする品種。フラワーデザイン、ガーデンデザインの多様性や可能
性を広げて花文化の未来に貢献する品種に授与されます。

主催:「ジャパンフラワーセレクション実行協議会」(平成17年10月21日設立)
…財団法人日本花普及センター、日本花き取引コード普及促進協議会などで構成
協力:社団法人日本花き生産協会、社団法人日本花き卸売市場協会、社団法人日本生花商協会、  
社団法人日本生花通信配達協会、社団法人日本インドア・グリーン協会
社団法人日本種苗協会、社団法人日本フラワーデザイナー協会、日本園芸商協会
日本花輪出入協会、全国新品種育成者の会  

「ジャパンフラワーセレクション」の詳細は公式ウェブサイト
http://www.jf-selections.net/index.htmlをご覧ください。

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