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ニュースリリース|2012

2012年03月12日

昨年の試験販売で好評を博したネットメロンが、全国の小売店に登場
ミニメロン『ころたん』の苗の全国小売店販売を開始
栽培マニュアルつきラベルや専用サイトの充実で、メロン栽培を強力サポート


サカタのタネは、家庭菜園に好適なミニメロン『ころたん』の苗を2012年4月下旬から全国の種苗店、園芸店、ホームセンターで、本格的に販売します。『ころたん』は、果重300~500gの小ぶりなサイズ※1と、きれいなネットが入る黄金皮、それに鮮やかな緑色の果肉が特長のメロンです。昨年、当社通信販売と直営店で試験販売を行ったところ、コンテナでネットメロンが栽培できるという目新しさと手軽さが受け、通販では受注開始から短期間で約3,500ポットを完売するなど好評を博しました。今年は、昨年栽培された方のご意見を反映し、ラベルに栽培マニュアルを添付し、さらに当社ホームページ上の専用サイトでも詳しく手順を解説するなど、園芸初心者の方でも本格的なネットメロンの栽培ができるよう強力に支援します。ミニメロン『ころたん』は、全国の種苗店、園芸店、ホームセンターでは、2012年4月下旬からオープン価格で販売します。
※1:栽培環境によっては2kg程度まで成長することもあります。



写真はミニメロン『ころたん』の販売用出荷苗

ミニメロン『ころたん』は、プロの生産者でも高度な栽培テクニックが必要とされるネットメロンを、当社の育種技術によりベランダや庭で手軽に栽培できるようにした画期的な品種です。たとえば「アンデス」は果重1~1.3㎏程度ですが、『ころたん』は300~500gと小ぶりです。そのため、果実がたくさんついてもつるやネットに負担がかかりづらく、また葉は大きく草勢が旺盛なことから近年環境意識の高まりや節電を目的として盛んに行われている緑のカーテンにも好適な品種です。

昨年、当社通信販売と直営店のサカタのタネ ガーデンセンター横浜で『ころたん』の試験販売を実施しました。コンテナでネットメロンを栽培できるという目新しさと手軽さが受け、通信販売では受注開始から短期間で約3,500ポットを完売し、またガーデンセンター横浜でもほかのメロン苗と比較してよく売れるなど好評を博しました。このような昨年の評価から、今年はさらに販路を拡大し全国販売に踏み切ります。

昨年『ころたん』を栽培されたお客さまを対象にアンケート調査を実施したところ「整枝作業の方法がわからない」「交配作業がうまくできなかった」「収穫適期がわかりづらい」といった声が寄せられました。今回の全国販売に際して、このようなお客さまのご意見を参考に「必要な情報をどのように提供すれば、誰でも失敗せずに『ころたん』を育てられるのか」を再度検討しました。その結果、イラストを交えてわかりやすく解説した栽培マニュアルをラベルの裏に添付することにしました。加えて、当社ホームページ上に『ころたん』の専用サイト(http://www.sakataseed.co.jp/special/korotan/)を開設し、さらに詳細な栽培方法や、当社社員が実際に栽培してつづった「栽培日記」などを掲載し、園芸初心者でも気軽にネットメロンの栽培に取り組めるようサポート体制を整えています。

また、当社ホームページの専用サイト上で「マイころたんコンテスト」と題したキャンペーンを実施します。これは、ご家庭で栽培された『ころたん』を写真に撮って、エピソードとともにご応募いただくもので、最優秀賞をはじめ入賞者には、サイト上でのご紹介のほか、園芸関連グッズをプレゼントいたします。

昨今、景気の低迷にともなう贈答用需要の縮小など、メロン市場にとって厳しい環境が続いています。当社は今年で発売50周年を迎える「プリンス」、同じく35周年の「アンデス」など数々の日本を代表するメロンを世に送り出してきました。日本におけるメロンのパイオニアとして、ミニメロン『ころたん』の本格発売を通じ、より消費者の皆さまにメロンを身近に感じていただき、メロンの消費拡大につながることを期待しています。

■ミニメロン『ころたん』の概要

◆特  長

①コンテナでも手軽に栽培できる果重300~500g、やや偏平のミニメロン。きれいなネットが入る黄金皮と鮮やかな緑色の果肉のコントラストが美しい。
②収穫の目安は開花後45~50日程度で、コンテナ栽培では1株あたり2~4果程度、露地での地ばい栽培では8~10果程度収穫できる。緑のカーテンにもおすすめ。
③糖度は約15度で、クセがなくさわやかな味わい。ほかのメロンと比較して、タネの入っている部屋(胎座)が小さく果肉が厚いので、小さい割には食べられる部分が多い。
④熟してくると果梗部分(ヘタのまわり)に離層ができ果実が自然と株から離れるため、収穫適期がわかりやすい。家庭菜園ならではの完熟メロンを収穫できる。

◆栽培のポイント

1. 栽培準備
<コンテナ栽培>
コンテナは大型のものを選び、鉢なら口径30cm(約15L)以上に1株、プランターなら長
さ73cm(約46L)に2株を目安にする。コンテナに市販の野菜用培養土などを8割程度入れる。
<露地栽培>
1㎡あたり苦土石灰を100~150g、完熟堆肥を2~3kgそれぞれ別に散布して深く耕しておく。1週間以上前に化成肥料を約100g施し、畝をつくって黒のポリマルチを張る。
              
2.植えつけ(4月下旬~6月上旬)
<コンテナ栽培>
株元から病気が入りやすいので、苗は土(根鉢)をくずさないよう浅めに植えつける。
プランター栽培で複数株植える場合には株間を40~60cm程度とる。親づるは本葉3~6枚で摘芯する。摘芯後、生育のよい子づるを1~2本残し、各子づるの8~10節目までのわき芽は早めに除去し、それ以降の孫づるに着果させる。
<露地栽培>
株間90cmでコンテナ栽培同様浅めに植えつけ、遅霜のおそれがある場合は、ホットキャップをかぶせて保温する。親づるは本葉3~6枚で摘芯し、生育のよい子づるを2~3本残す。各子づるの4節目までのわき芽は早めに除去し、それ以降の孫づるに着果させる。

3.管理のポイント
<コンテナ栽培>
土の表面が乾いたら、たっぷり水をやる。
追肥は、植えつけ2~3週間後と果実がピンポン玉くらいの大きさになったときに1株   
あたり化成肥料を10g程度施す。その後は生育状況を見ながら必要ならば2週間ごとに施す。確実な着果のためには人工受粉が必要。雌花が開花した日の午前中に行う。
コンテナは根の領域が限られているため、果実をつけすぎると過度に負担がかかり枯れることがある。果実がピンポン玉くらいの大きさになったら、1株あたり1~4果を残し、それ以外は取り除く。
<露地栽培>
追肥は、果実が卵くらいの大きさになったらポリマルチのまわりに1株あたり化成肥料を10g程度ばらまく。

4.病害虫・生理障害
日当たり、風通し、水はけのよい場所で栽培して、病害が発生しないように注意する。
窒素肥料が多いと、過繁茂になって風通しがわるくなり、病害が発生しやすくなる。また、ウリ科作物の連作は避けること。暖かくなるとアブラムシやウリハムシが発生しやすくなる。株が弱る原因になるので、見つけたら捕殺するか、適用薬剤を散布する。

5.収穫・保存・利用
開花後45~50日で果実が熟してくる。食べごろには香りが強く、お尻の部分に弾力を感じるようになる。収穫適期は、果実がレモン色から徐々に変化し、濃い黄色になったころ。
また、ヘタのまわりに「離層」とよばれるひびができ、果実が自然にとれる、あるいはとれそうな状態になったら、それを目印に収穫する。食べる2~3時間前に冷蔵庫で冷やすとおいしく食べられる。

◆販売ルート・価格・形態・時期 

販売ルート  販売価格 販売形態 販売時期
全国の種苗店、園芸店、
ホームセンター
オープン   9cmポット  2012年4月下旬から
サカタのタネ
ガーデンセンター横浜
 1株525円
(税込み小売価格)
9cmポット  同年4月28日から

・すべて接木苗(メロン台木)
・詳しい栽培方法が記載されたラベルつき
・2012年は合計20,000ポットを販売予定

■ご参考:ミニメロン『ころたん』について
外皮に網目状の模様が入るネットメロンは、高級フルーツの代表としてとても人気があります。しかし、きれいなネットが入ったメロンを栽培するには、湿度や温度、それに水の管理など、プロの生産者でもきめ細やかで高度な技術が求められます。また、趣味園芸家用のマクワ形やハネデュータイプ※2のミニメロンもありますが、マクワ形は収穫適期の見極めが難しく過熟になると果実が割れることがあり、またハネデュータイプは収量がとれず甘みがのりづらいなどの課題があります。そのことから、味がよく、家庭でも簡単に栽培できるメロンの登場が望まれていました。

そこで当社では「従来のネットメロンと差別化が図れる」「甘くておいしい」「コンテナでも簡単に栽培できる」という3つの条件を兼ね備えたメロンの育成を目標に研究を進めてきました。そして、約10年間の歳月をかけて開発したのが、ミニメロン『ころたん』です。

『ころたん』は、きれいなネットが入る黄金皮と、鮮やかな緑色の果肉のコントラストが美しく、やや偏平のぽってりとした形の果重300~500gの食べきりサイズのメロンです。糖度は「アンデス」などと同等の約15度で、クセのないさわやかな味わいがあります。ベランダや庭で栽培し完熟したものを収穫できるので、市販のメロンのように数日追熟させる必要がありません。加えて、果実中心のタネが入っている部屋(胎座)が小さく、皮が薄く、一方で果肉が厚いため、小さい割には食べられる部分が多いことも大きな特長です。『ころたん』は、従来のメロン栽培で一般的な露地での地ばい栽培もできますが、おすすめはコンテナを使用したあんどん仕立てなどの立体栽培です。コンパクトに仕立てたつるに、小ぶりのネットメロンがコロコロとなります。

収穫の目安は、開花後45~50日程度です。果重1㎏前後の従来のネットメロンは、果実を大きくさせるために根量を多く必要とし、また着果にも負担がかかることから、コンテナでは1株で2果以上実らせることは困難です。それに対し、従来のメロンと比べ果重が半分以下の同品種は、着果による株への負担が少なく収穫まで株を丈夫に保てるため、20~40L程度のコンテナであれば2~4果ほど収穫することができます(露地での地ばい栽培では8~10果ほど収穫できる)。さらに果実が小ぶりなことから、たくさんついてもつるやネットに負担がかかりづらく、葉は大きく草勢が旺盛なため、緑のカーテンにも好適な品種です。 

※2 ハネデュータイプ(Honey Dew):
ネットがなく、果皮は緑白色で、果実は球形。果肉は淡緑または淡橙色のメロン。


ミニメロン『ころたん』の緑のカーテン(2011年8月 サカタのタネ本社)


ミニメロン『ころたん』の栽培マニュアルつきラベル

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