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ニュースリリース|2012

2012年08月23日

バラと見まがう美しい花をたくさん咲かせる
国際園芸博覧会「フロリアード2012」で当社のトルコギキョウが最優秀賞
『フルフル ホワイト』として2013年秋から生産者向けに種子販売へ

サカタのタネが育成した早生極小輪バラ咲きのトルコギキョウ「SM0-1065」が、オランダで開催中の「2012年フェンロー国際園芸博覧会(以下:フロリアード2012)」の夏のコンテストのトルコギキョウ部門で1席に選ばれました。「フロリアード」は、10年に一度オランダで開催される世界最大規模の花卉と園芸の博覧会です。今回、トルコギキョウ部門に出品された68点のうち、「SM0-1065」1品種が最優秀賞にあたる1席に入賞しました。「SM0-1065」は、バラと見まがう花径約4~4.5cmの極小輪の花をたくさん咲かせる品種です。当社は同品種を『フルフル ホワイト』と命名し、2013年秋に種子を生産者向けに発売する予定です。当社は、創立100周年を迎える2013年に発売する『フルフル ホワイト』を「100周年記念品種」として位置づけ、積極的に販売していきます。


 「フロリアード2012」で1席に入賞したトルコギキョウ「SM0-1065(フルフル ホワイト)」

当社は、1970年代にトルコギキョウの育種をスタートし、1981年にトルコギキョウとしては世界初となるF1品種「紫の峰」を発表しました。F1化によって花色や開花期のばらつき、草姿の乱れなどが解消され、トルコギキョウの栽培面積は急速に増えていきました。

そして1980年代に当社が新たに取り組んだのが、今日、主流となっている八重咲き品種の開発です。1988年に八重咲き率100%の「華」シリーズ、1989年に大輪八重咲きの「キング」シリーズを発表しました。「キング」シリーズは、発売と同時に爆発的な人気を得て、1990年に大阪で開かれた「国際花と緑の博覧会(大阪花博)」で純白品種の「キング オブ スノー」がグランプリを受賞しました。近年では、2009年に大輪フリンジ咲きの「ボヤージュ」シリーズ、2010年に花径10~12㎝にもなる巨大輪が特徴の「レイナ ホワイト」を発売するなど、数多くの品種を生み出しています。

当社は、業務から小売需要にいたるまであらゆるニーズに対応できるよう、トルコギキョウの花の大きさ、色、形、作型などのバリエーションを豊富に取りそろえています。現在、当社のトルコギキョウのシェアは、国内で約55%、世界においては約75%を占めています。

現在、トルコギキョウは花径6~10cmほどの品種が業務需要を中心に市場で主流となっています。一方で、花径4~4.5cmほどの極小輪品種は栽培に手間がかかることもあり、流通量が少ないのが現状です。バラやカーネーション、キクの小輪品種は、アレンジメントしやすくテーブルフラワーやミニブーケにも向くことから、小売業界で広く使われています。トルコギキョウは、夏場の花もちに大変優れ、花形や花色が豊富なことから、小売業界からは極小輪品種の市場流通の拡大が切望されています。

当社が極小輪八重咲き品種の開発に着手したのは1990年代のことです。花の形や色、草姿にこだわり続け、品種の完成までに15年以上の歳月を費やしています。これまでにもトルコギキョウの極小輪八重咲き品種はありますが、花の立体感に欠け、草姿や栽培のしやすさにも課題があることから流通は少量にとどまっています。今回「フロリアード2012」で開催された夏のコンテストのトルコギキョウ部門で1席に入賞した「SM0-1065」は、バラと見まがう上品な花形で、ほかの極小輪八重咲き品種と比べて花の中心に向かって花弁がせり出しているので、どの角度から見ても美しく立体感のあるバラ咲きとなり、花径4~4.5㎝の花をたくさん咲かせます。それに加えて茎がとてもかたいため、芽整理などの栽培管理がしやすく、輸送性にも大変優れます。

なお今回、同博覧会で1席に入賞した「SM0-1065」は、株式会社フラワー・スピリット(所在地:長野県松本市、代表取締役社長:上條信太郎氏)で栽培、出品されたものです。「フロリアード2012」では、春、夏、秋のシーズンごとに品種コンテストが行われており、夏のコンテストにはトルコギキョウを含めて12部門のコンテストが開催されました。トルコギキョウ部門には68点がエントリーされ、「SM0-1065」1品種が最優秀賞にあたる1席に入賞しました。

当社は、「SM0-1065」を『フルフル ホワイト』と名付け、2013年秋から生産者向けに種子の販売を開始する予定です。当社が開発した極小輪品種としては、一重咲きの「プティフル」シリーズがあります。『フルフル ホワイト』の品種名は、小さい花がたくさん咲く同品種のイメージと、「プティフル」に続く極小輪の八重咲き(ダブル)品種であることから、『フルフル』と命名しました。当社は、『フルフル ホワイト』を「100周年記念品種」として位置づけています。今後も品種開発を積極的に進めていき、『フルフル』シリーズのラインアップの拡充を図っていきます。

約20年前に発売し大阪万博でグランプリを受賞した「キング オブ スノー」をきっかけにそれまで一重咲きが中心だったトルコギキョウに大輪八重咲きのブームが起き、現在のトルコギキョウ品種の礎を築いています。当社は、「SM0-1065(フルフル ホワイト)」が「フロリアード2012」で1席に入賞したことを受け、これまで主流だった大輪品種とはまた違う、小輪トルコギキョウの魅力や市場価値を積極的に訴求していきます。

※ 当社推定値

■「フロリアード」における当社品種の受賞歴
 

受賞年  名 称 受賞品種 クラス
1992年 ハーグ・ズータメア国際園芸博覧会  トルコギキョウ
 「Echo Pure White」 
金賞
 トルコギキョウ
「Heidi Apricot」
金賞
トルコギキョウ 
「Echo Blue Picotee」
金賞
トルコギキョウ
「Heidi Pink Rim」
金賞
   ビオラ   
「Crystal Bowl Purple」 
金賞
ペチュニア
「Hulahoop Velvet」 
金賞
2002年 ハールレマミーア国際園芸博覧会 トルコギキョウ
「キュート ブルーピコティー」
金賞
2012年 フェンロー国際園芸博覧会 トルコギキョウ   
「SM0-1065」
(『フルフル ホワイト』) 
1席 

※2002年までの国際園芸博覧会の品種コンテストでは、得点が9点以上のものはすべて金賞でしたが、2012年の品種コンテストでは9点以上は優秀品種となり、そのなかからさらに優れた品種が1席、2席、3席に選ばれています。

■2012年フェンロー国際園芸博覧会(フロリアード2012)の概要
正式名称:2012年フェンロー国際園芸博覧会(フロリアード2012)
Floriade 2012 World Horticultural Expo, Venlo - The Netherlands
テ ー マ:自然と調和する人生
Be part of the theater in nature, get closer to the quality of life
開催期間:2012年4月5日(木)~10月7日(日) 
開催場所:オランダ王国フェンロー市
会場規模:66ha
参 加 国:42か国
入場者数:200万人(開催国目標)

フロリアード2012公式サイト
http://www.floriade.com/

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