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ニュースリリース|2013

2013年01月31日

世界2大花き品評会、オール アメリカ セレクションズ※1とフロロセレクト※2をW受賞した期待の新品種が登場!
ジニア※3『プロフュージョン ダブル ホットチェリー』『同 ダブル ディープサーモン』『同 ダブル イエロー』を発売
世界中で親しまれている『プロフュージョン』シリーズに、ボリュームある八重咲きの新花色

サカタのタネは、ジニア『プロフュージョン』シリーズの八重咲きの新品種として、『プロフュージョン ダブル ホットチェリー』『同 ダブル ディープサーモン』『同 ダブル イエロー』を開発し、生産者向けに種子とセルトップ※4の販売を開始します。同シリーズは、1999年にジニアの種間雑種※5として当社が世界で初めて商品化した、花壇、鉢物用の草花です。ジニアとしてはそれまでにない病気に対する強さと、優れた開花持続性が高く評価され、現在にいたるまで世界中で広く使われています。今回発表する3品種は、いずれも印象的で鮮明な花色をもち、ボリューム感のある八重咲きの美しい花が株全体を覆うその姿は圧巻です。これらのことが評価され、『プロフュージョン ダブル ホットチェリー』はオール アメリカ セレクションズ(AAS)で花壇苗部門の最高賞とフロロセレクト(FS)で金賞を、『同 ダブル ディープサーモン』もAASで同賞を受賞しています。各品種の税込み希望小売価格は、種子が1袋1,000粒入り5,250円、セルトップⓇ苗は406穴セルトレー6,983円(380本保証)です。受注は、全国の種苗店、JAなどを通じて2013年2月中旬に開始し、出荷は、種子が順次、苗は5月中旬から行います。当社は、この3品種を「100周年記念品種」として国内外で積極的に拡販していき、同シリーズ(15品種)合計で、全世界で初年度年間2億円の売り上げを目指します。
 

 
写真はジニア『プロフュージョン ダブル ホットチェリー』とAASとFSのロゴマーク(右上)

ジニア(ヒャクニチソウ)のエレガンス種(Zinnia elegans)とホソバヒャクニチソウのアングスティフォリア種(Z.angustifolia)は、いずれもメキシコ原産です。これらは、種(しゅ)が異なるため、通常の交配技術では子孫を得ることができません。そこで、育種工学技術を用いることでジニアの種間雑種を得て、当社が世界で初めて作出したのが、ジニア『プロフュージョン』シリーズです。同シリーズは、エレガンス種がもつ花色の豊富さ、大輪性および早生性、それにアングスティフォリア種がもつ暑さや乾燥に強いといった耐候性、斑点細菌病やうどんこ病に対する高い耐病性といった両種の長所を受け継いでいます。そのため、従来のジニアの各品種と比べて生育が旺盛で、暑さや乾燥に強いため育てやすく、春から秋にかけて長期間花が咲き続けるなど、数多くの優れた特長があります。さらに、枯れた花を覆い隠すように次々と新しい花が開花する「セルフクリーニング」と呼ばれる性質により、手入れの手間を省くことができます。

欧米においては、地域を選ばず春から秋にかけて長期間にわたり開花することや、手間がかからないため面積の広い花壇の植栽にも使いやすいこと、さらに欧米人がもともとキク科の花を好むということもあり、高い人気があります。このことを受け、一重咲きの「プロフュージョン チェリー」「同 オレンジ」「同 ホワイト」は、米国でもっとも権威のある花き品評会のオール アメリカ セレクションズ(AAS)で金賞を、さらに「プロフュージョン チェリー」「同 ホワイト」は、欧州のフロロセレクト(FS)でも金賞を受賞しており、世界2大花き品評会でダブル受賞の栄冠に輝いています。

ジニア『プロフュージョン』シリーズの八重咲き品種は、2006年に発表した「プロフュージョン ダブル チェリー」を皮切りに合計4品種を販売しており、花形の豪華さから高い人気を得ています。ジニアの八重咲き品種は花形が豪華で商品価値が高い一方、種子生産が大変難しいという問題があります。そのような問題点を解消するため、当社独自の育種技術により採種性の向上を図り、全世界に向けた商品化を実現しています。

『プロフュージョン ダブル ホットチェリー』は、シリーズ共通の特徴である耐病性、耐候性、連続開花性、セルフクリーニングの性質はそのままに、従来の同色系品種の欠点であった高温時に花弁の色が薄くなりやすい点を克服し、強い日射しや高温環境下でも鮮やかなチェリーローズの花色を保ち続けます。昨今の地球温暖化に伴う夏場の気温上昇は、花色を退色させる原因になることから、開発に際しては、高温・高日照下においても退色しにくく、かつ旺盛に生育しボリュームある草姿になることを育種目標に、約10年の歳月を費やしています。同品種はAASとFSの2012年度の審査において「花色が濃い」「美しい花をたくさん咲かせる」「高温下でも生育力がある」といった高い評価を受け、AASで花壇苗部門の最高賞を、FSで金賞を受賞しています。

『同 ダブル ディープサーモン』は、八重咲きタイプのカラーバリエーションの幅をより広げることを目的に開発した品種です。特に9月以降は花色が濃くなり、秋花壇にもよく合います。やわらかな色合いのためほかの花色とも組み合わせやすく、花壇のカラーコーディネートに好適です。同品種は、「ジニアの八重咲き品種としては珍しい色合い」「分枝性に優れ、生育が旺盛」といった点が評価され、AASで花壇苗部門の最高賞を、FSで「フロロセレクト ノベルティー」をそれぞれ受賞しています。

『同 ダブル イエロー』は、鮮明なレモンイエローの花色です。一重の「プロフュージョン イエロー」が同シリーズの中でも1、2を争う高い人気があることや、黄色の中でも澄んだレモンイエロー色の夏の花壇材料は大変少ないことから、八重咲きのレモンイエロー色の品種の開発に取り組んできました。同品種は、重ねのよい豪華な花が次々に咲くことから、国内外の試作で高い評価をいただいています。

ジニア『プロフュージョン』シリーズ全体のラインアップは、今回発売する新品種を含めて15品種となり、さらに多彩な色の組み合わせが可能となります。創業100周年を迎える記念すべき年に『プロフュージョン ダブル ホットチェリー』と『同 ダブル ディープサーモン』がAASとFSでダブル受賞したことを受け、当社は『同 ダブル イエロー』を含めた3品種を「100周年記念品種」として位置づけています。従来品種と合わせ15品種合計で、全世界で初年度年間2億円の売り上げを目指し、積極的に拡販していきます。

※1 オール アメリカ セレクションズ(All-America Selections):
1932年に発足した花や野菜の優良新品種の選定や普及・育成者の権利保護を目的としている非営利機関。アメリカ、カナダの一般園芸愛好家に対し新しい花壇用花材を紹介、普及することを目的に活動しており、世界の主要な花種苗会社が競って新しい育成品を出品する園芸業界で最も権威のある業界団体である。北米大陸の大学、植物園、種苗会社など数十箇所で栽培試験され、栽培結果の優秀なものについて入賞品種が決定されるもので、「花のオリンピック」ともいわれる。花、花壇苗、冷涼期用花壇苗、野菜の4部門がある。各部門の入賞品種のなかでも特に新規性があり、高い評価を受けた品種には金賞が与えられる。

※2 フロロセレクト(Fleuroselect、欧州花き種苗審査会):
1970年に創設された花きの審査会で、エントリーされた品種をヨーロッパ各地にある30か所の栽培試作地で新規性、実用性を評価し、受賞品種を決定するもの。エントリーの条件が厳しいことから、各社厳選し自信作のみを出品している。フロロセレクトの受賞は品種開発者にとって誇りであるだけではなく、新品種の普及という営業的な面においても大きな効果があることから、各社が受賞にしのぎを削っている。賞は、「金賞」と「フロロセレクト ノベルティー」がある。「フロロセレクト ノベルティー」は新規性があり、そろいのよい品種に与えられる。

※3 ジニア:
メキシコ原産の主に一年草のキク科ジニア(ヒャクニチソウ)属の植物の総称

※4 セルトップ苗:
サカタのタネオリジナルのセル成型苗。

※5 種間雑種:
同じ属の、異なる種の両親の間にできた雑種第一代のこと。

■ジニア『プロフュージョン』シリーズの概要

◆特 徴

① 分枝性に優れ、ドーム状の草姿となるため、花壇やコンテナで幅広く使える。
② 生育旺盛で、斑点細菌病やうどんこ病に対する高い耐病性があり、暑さや乾燥に強いため栽培しやすい。
③ 春から秋の長期間にわたり開花し続ける。
④ 枯れた花を覆い隠すように新しい花が開花する「セルフクリーニング」と呼ばれる性質により、手間がかからない。

◆ラインアップ  (一重咲き8品種、八重咲き7品種 合計15品種)

タイプ  品 種  花 色
 
 
 
 一重咲き(シングル)
 
 
 
 プロフュージョン チェリー  鮮やかな濃桃色
 プロフュージョン ファイアー  鮮やかな赤橙色
 プロフュージョン コーラルピンク サーモンがかった桃色
 プロフュージョン オレンジ   鮮やかな橙色
  プロフュージョン アプリコット  淡い橙色
 プロフュージョン ディープアプリコット  あんず色
 プロフュージョン イエロー  さわやかな黄色
 プロフュージョン ホワイト  鮮やかな白色
 
 
 
 八重咲き(ダブル) 
 
 
 
 プロフュージョン ダブル チェリー  鮮やかな濃桃色
 プロフュージョン ダブル ファイアー  鮮やかな赤橙色
 プロフュージョン ダブル ゴールデン  明るい橙色
 プロフュージョン ダブル ホワイト  鮮やかな白色
 プロフュージョン ダブル ホットチェリー  退色しにくい鮮やかな
チェリーローズ
 プロフュージョン ダブル ディープサーモン  鮮やかなサーモンピンク
 プロフュージョン ダブル イエロー  さわやかな黄色

栽培のポイント

① 発芽適温は20~25℃。冬期は電熱温床などで地温を確保する。
② 200~288穴程度のプラグトレーに播種し、5㎜程度覆土する。排水良好な育苗用培養土を用いる。
③ 一週間前後で出芽する。出芽後は灌水を控えめにし、立ち枯れ病や徒長を防ぐため風通しのよいところで管理する。セルトレーによる育苗期間は30日程度。
④ 出芽直後の幼苗は、ナメクジなどに食害されやすいので適宜防除する。
⑤ 本葉2対のころ、9~10.5㎝ポットに1株植えつける。定植が遅れると生育が悪くなり1番花が貧弱になるので注意する。ピートモス主体の保水性のよい培養土を用いる。
⑥ 同シリーズは、ジニアに致命的な斑点細菌病やうどんこ病に対する高い耐病性をもつが、生育初期に立ち枯れ病、黒斑病、灰色かび病、アオムシやアブラムシの害虫が発生することがあるため、病害虫とも発生初期に殺菌・殺虫剤をかけ防除する。
⑦ 出荷は9㎝あるいは10.5㎝ポットで行い、春出荷では4月下旬~7月上旬、秋出荷では9~10月に出荷する。
⑧ 3~4花咲いたときが出荷適期。栽培管理の方法により異なるが、ポット育苗では播種後60日前後で出荷となる。

◆作型図
 
※生産者の方が出荷するための作型図です。

◆販売ルート

全国の種苗店、JAなどを通じて生産者へ販売

◆受注、出荷開始時期

受注は2013年2月中旬から、出荷は種子が順次、セルトップⓇ苗は5月中旬から

◆販売価格(税込み希望小売価格)  

種子         1,000粒                   5,250円
セルトップ苗  406穴セルトレー(380本保証)  6,983円

※営利以外の一般向け種子、セルトップ苗の販売は未定

◆花苗の出荷開始

生産者による市場への出荷は、2013年5月ごろから開始される見込み

◆初年度の販売目標
『プロフュージョン』シリーズ全体(15品種)で、国内では3,500万円、全世界で2億円
(2013年2月~2014年1月の1か年)

■ジニア『プロフュージョン』シリーズにおけるオール アメリカ セレクションズとフロロセレクトの受賞歴

受賞品種  受賞年  オール アメリカ セレクションズ  フロロセレクト
プロフュージョンチェリー 1999年 AAS Flower
Award Winner(金賞)
Gold Medal
 Winner(金賞)
プロフュージョンオレンジ  1999年 AAS Flower
Award Winner(金賞) 
 
プロフュージョンホワイト 2001年  AAS Flower
Award Winner(金賞)
Gold Medal
Winner(金賞)
プロフュージョン
ダブル ホットチェリー 
2013年 AAS Bedding Plant 
Award Winner 
 
2014年※  
 
Gold Medal
Winner(金賞)
プロフュージョン
ダブル ディープサーモン 
2013年 AAS Bedding Plant 
Award Winner 
 
2014年※   Fleuroselect 
Novelty

※FSは、商品が消費者に行き渡る年が基準となるため、公式の受賞年は2014年となります。



左から、ジニア『プロフュージョン ダブル ホットチェリー』『同 ダブル ディープサーモン』『同 ダブル イエロー』

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