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ニュースリリース|2013

2013年10月07日

世界でトップシェアを誇るサカタのタネの花の主力品目
トルコギキョウ2013年秋の新品種を発売
『冬のマリア』のほか、『ボヤージュ』『ロジーナ』『ロベラ』シリーズ新色など全5品種

サカタのタネは、トルコギキョウ2013年秋の新品種として、中早生中大輪セミフリル八重咲き『冬のマリア』、大輪フリンジ八重咲き『ボヤージュ (1型※1)シャンパン』『同 (2型)ホワイト』、中生中輪バラ咲き『ロジーナ ブルーピコティー』、中早生中大輪八重咲き『ロベラ ブルーフラッシュ』の5品種の種子と苗を生産者向けに11月1日に発売します。市場で最も需要の高い八重咲きホワイトをはじめ、新規性のある花色やさまざまな花形の品種を取りそろえるとともに、栽培しやすさも追求し、生産者の負担軽減、経営の安定化にも配慮したラインアップとなっています。

なお、これら5品種は、2013年10月9~11日に幕張メッセで開催される「第10回国際フラワーEXPO」(IFEX)のトルコギキョウパビリオン当社ブースで展示予定です。

 
写真は『冬のマリア』

1.『冬のマリア』の概要

『冬のマリア』は、中早生中大輪セミフリルの八重咲き品種です。優雅さと気品を兼ね備えたやわらかなフリルの花弁が、八重咲きの美しさをさらに引き立てます。花弁の色は純白、花径は約9㎝で、ほかの花色や花材にもなじみやすくさまざまな用途で使えます。

『冬のマリア』は、従来品種「マリア ホワイト」の11月下旬から3月の低温短日期に奇形花が出やすい点、ブラスチング※2が起こりやすい点を改善しており、栽培しやすく歩留まりの高い品種です。

農林水産省「花き生産出荷統計」によると、全国トルコギキョウの栽培面積と出荷本数は2011年に439ha、1億100万本であるのに対し、2012年は435ha、1億190万本となっています。つまり、栽培面積が減少しているにも関わらず、出荷本数は増加しているということです。これは、採算性の向上を図るため、同じ株から冬と春の2回、切り花を収穫する生産者が増えていることによるものです。従来品種は、一番花を収穫したあと新たに出た芽がロゼット化※3しやすい、あるいは二番花の草丈が伸びにくいなどの理由で二番花が採りづらかったり、二番花の開花が寒冷地の一番花の出荷時期と重なるため高値がつきづらく、逆に採算性が悪化してしまうケースがありました。それに対して『冬のマリア』は、二番花も草丈がとりやすく、さらに従来品種よりも純白で、花形も優れることから、ボリュームのある高品質な切り花を収穫できます。暖地主力産地からは、高品質な二番花が5月下旬~6月上旬に収穫できたという試作報告をいただいています。

『冬のマリア』の品種名は、中生中輪八重咲きで夏~秋出荷に好適な「マリア ホワイト」の栽培のしやすさや美しい花形を引き継ぎながら、冬出荷に好適な品種として命名したものです。

■特 徴

① 純白の中早生中大輪セミフリル八重咲き品種。花径は約9cm。
② ブラスチングが起こりにくく、栽培やすく歩留まりが高い。
③ 5~6月に高品質な二番花を収穫できる。

■作 型 


■販売価格(希望小売価格)および出荷開始時期  

プライマックスⓇ※4種子 1,000粒 9,500円(税別)
(2013年11月1日から受注開始、順次出荷)
セルトップ※5 406穴セルトレー(350本保証)7,350円(税別)
(2013年11月1日から受注開始、2014年3月初旬から出荷開始)

■初年度販売目標(種子と苗合計)
 
1,000万円(2013年11月~2014年10月)

2.『ボヤージュ (1型)シャンパン』『同 (2型)ホワイト』の概要

 

『ボヤージュ (1型)シャンパン』(左)と『同 (2型)ホワイト』(右)

大輪フリンジ八重咲きの『ボヤージュ』シリーズに『ボヤージュⓇ (1型)シャンパン』と、『ボヤージュ  (2型)ホワイト』を追加します。

2008年の発売以来、ご好評いただいている『ボヤージュ』シリーズは、花径10~11cmの大輪でフリル状の花弁をもちながら、花首が太く硬いためボリュームのある花をしっかり支えることができ、丈夫で豪華な花形が魅力のフリンジ八重咲きのトルコギキョウです。発芽や生育のそろいがよく、高温時も生育がスムーズなので、大輪フリンジ八重咲きのトルコギキョウとしては比較的栽培しやすい品種です。

『ボヤージュ (1型)シャンパン』はシャンパンゴールドのような黄色地にピンクの「かすり」が入る品種です。同品種はフリンジ咲きでかすりが入る、大変珍しいタイプのトルコギキョウです。アレンジメントに用いるとアクセントとなり、彩り豊かな演出ができるため、ブライダルなど業務需要での活用が期待されます。栽培のポイントは、日射量の多い4~6月は被覆資材を掛け、花弁の色が濃くなるのを抑えることです。

『ボヤージュ (2型)ホワイト』は、同シリーズ待望のホワイトの中早生品種です。特にホワイトの需要が高くなる秋のブライダルシーズンに高品質な切り花を出荷できます。既存の「ボヤージュ (1型)ホワイト」と比べより純白で、フリンジが強く、枝ふきがよい品種です。さらに、草丈がとりやすく、下位からの枝分かれが少ない「上位分枝型」のため、トルコギキョウの栽培で必要な整枝作業を軽減できます。同品種と、「同 (1型)ホワイト」の組み合わせと産地リレーにより、早春から晩秋の長期間にかけて高品質な切り花を安定供給できます。

■特 徴

① 豪華な花形が特徴の大輪フリンジ八重咲き品種。花径は10~11㎝。
② 茎や花首が太く硬いため扱いやすく、アレンジメントに使いやすい。
③ 花弁数が多く、一枚一枚が厚くしっかりしているため花もちがよい。
④ 発芽や生育のそろいがよく、高温期も生育がスムーズなので栽培しやすい。
⑤ 『ボヤージュ (1型)シャンパン』は、シャンパンゴールドのような黄色地にピンクのかすりが入る花色。
⑥ 『ボヤージュ (2型) ホワイト』は、フリンジが強く入る純白品種。「同 (1型)ホワイト」との組み合わせと産地リレーにより早春から晩秋にかけて高品質な切り花の安定供給が可能。

■作 型 

◆『ボヤージュ (1型) シャンパン』

 
◆『ボヤージュ  (2型) ホワイト』

 
■販売価格(希望小売価格)および出荷開始時期  

プライマックス種子 3,000粒 12,600円(税別)
(2013年11月1日から受注開始、順次出荷)
セルトップ苗 406穴セルトレー(350本保証)8,050円(税別)
(2013年11月1日から受注開始、2014年3月初旬から出荷開始)

■初年度販売目標(種子と苗合計)
 
『ボヤージュ』シリーズ全体(13品種)で8,000万円
(2013年11月~2014年10月)

3.『ロジーナ ブルーピコティー』の概要

 
『ロジーナ ブルーピコティー』

中生中輪バラ咲きの『ロジーナ』シリーズは、バラと見まがう花形を有し、夏場の観賞期間が短くなりやすいバラの弱点をカバーするメリットがあります。暑さに強いことから夏場でもバラのようにキーパー(保冷庫)で保存する必要が基本的にないので作業やコストを削減できます。花もちや輸送性を高めるために花弁を厚くしており、花首が曲がることを防ぐために茎を太く強健にして、流通適性も大きく改善したシリーズです。

『ロジーナⓇ ブルーピコティー』は、白と覆輪の青のコントラストが印象的な品種です。ブルーピコティーのトルコギキョウは、白い花色の明るさと、覆輪の青が落ち着きや誠実さといったイメージを与えることから、近年では急激に需要が伸びています。『ロジーナ ブルーピコティー』は、覆輪の花色がにじみにくく、覆輪の幅が安定しており、草丈もとりやすいため秀品率の向上が図れます。従来の同色系品種と比べて、茎がかたく、花形が整っています。産地のリレー出荷により、5~8月に高品質な切り花を安定供給できます。

■特 徴

① 中生中輪バラ咲き品種。花径は6.5cm程度。
② 盆や葬祭などで需要が高い、白と覆輪の青のコントラストが印象的な色合い。
③ 覆輪の幅が安定していて、従来品種よりも茎がかたく、花形が整っている。
④ リレー出荷により、5~8月に高品質な切り花を安定供給できる。

■作 型 
 

■販売価格(希望小売価格)および出荷開始時期  

ペレットシード※6 3,000粒  9,000円(税別)
(2013年11月1日から順次出荷開始)
セルトップ苗 406穴セルトレー(350本保証) 7,350円(税別)
(2013年11月1日から受注開始、2014年3月初旬から出荷開始)

■初年度販売目標(種子と苗合計)   

『ロジーナ』 シリーズ全体(12品種)で3,500万円
(2013年11月~2014年10月)

4.『ロベラ ブルーフラッシュ』の概要

 
『ロベラ ブルーフラッシュ』

中大輪八重咲きの『ロベラ』シリーズは、低温短日期でもブラスチングを起こしにくく、夏の高温期でもロゼット化や花弁数が減りにくいので、時期によって品質に差が出にくいトルコギキョウです。それに加え同シリーズは、時期を選ばず安定して草丈がとれ、分枝性に優れるボリュームのある花を咲かせます。今回追加する中早生タイプの『ロベラ ブルーフラッシュ』は、白地に青紫色の「かすり」が入る、特に冬季に需要のある色合いです。従来のブルーフラッシュのトルコギキョウは、低温低日照条件下では花色が薄くなる傾向にあります。そのことが市場でも問題となっており、低温期でもブルーのかすりを発色する品種の登場が切望されていました。近年では、原油高の影響でハウス内の温度を低く設定する傾向にありますが、『ロベラ ブルーフラッシュ』はそのような条件でも発色がよく、高品質な花を収穫できます。従来の同色系品種と比べて、栽培できる期間が長いことも大きな特長です。

■特 徴

① 中早生中大輪八重咲き品種。花径は約9㎝。
② ブラスチングやロゼットが起こりにくく、草丈がとれるので栽培がしやすい。暖房費の節約が期待できる。
③ 冬季に需要が高い、白地に青紫色の「かすり」が入る花色。
④ 秋冬出荷でも発色がよく、栽培できる期間が長い。

■作 型 
 
■販売価格(希望小売価格)および出荷開始時期  

ペレットシード 3,000粒  9,000円(税別)
(2013年11月1日から順次出荷開始)
セルトップ苗 406穴セルトレー(350本保証)7,350円(税別)
(2013年11月1日から受注開始、2014年3月初旬から出荷開始)

 ■初年度販売目標(種子と苗合計)   

『ロベラ』 シリーズ全体(6品種)で1,300万円
(2013年11月~2014年10月)

※1:当社トルコギキョウにおいて早晩性を示す表記で、0型(極早生)~3型(晩生)がある。1型は早生、2型は中生。
※2 ブラスチング(blasting):
蕾(つぼみ)が成長を止め、開花することなく枯死してしまう現象。
※3 ロゼット(rosette):植物体が生育環境に適してないときに伸長成長を止め、休眠に似た姿でいること。
※4 プライマックス
種子の発芽性を向上させるために施す物理的、化学的な処理のことをプライミングといい、この処理を行うことを当社では「プライマックス」と呼んでいる。処理の仕方は、品目によりさまざまだが、この処理を行うことで、①発芽速度が向上し、一斉にそろう②発芽適温の範囲が広がる③種子休眠の覚醒をもたらす―といった効果がある。
※5 セルトップ苗:
サカタのタネオリジナルのセル成型苗
※6 ペレットシード(pelleted seed):
コーティング種子ともいう。細かな種子や形が不ぞろいな種子を、粘土など自然に溶ける被覆資材で包んだもの。粒子を大きく均一化してあるので、播種機でまきやすくなる。
 

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