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ニュースリリース|2013

2013年11月25日

約40年にわたるトルコギキョウの品種開発、国内外への普及が評価され
『日本フラワービジネス大賞2013』(育種・生産部門)を受賞
あわせて『ジャパンフラワーセレクション2013-2014』で3品種が入賞

サカタのタネは、花の産業分野において活躍した個人や企業、団体などに贈られる『日本フラワービジネス大賞2013』(主催:一般財団法人日本花普及センター、日本花き取引コード普及促進協議会)の大賞を受賞しました。今年で8回目を迎える『日本フラワービジネス大賞』は、育種・生産部門、販売・流通部門、チャレンジ部門の3部門からなる表彰制度です。当社が受賞したのは育種・生産部門で、「1981年に世界初の一代交配(F1)品種「紫の峰」を発表。F1化によって切り花としてトルコギキョウの栽培面積が急増する等、トルコギキョウの育種開発と国内外への普及に先駆的な役割」を果たしたことが評価されたことによるものです。あわせて『ジャパンフラワーセレクション2013-2014』(主催:ジャパンフラワーセレクション実行委員会)において、当社が開発した3品種が優秀賞などに選ばれました。なお、『日本フラワービジネス大賞』と『ジャパンフラワーセレクション』の授賞式は、内閣総理大臣夫人の安倍昭恵さまを特別ゲストとしてお招きし、2013年12月9日(月)13:00から南青山会館(港区南青山)で開催されます。

■『日本フラワービジネス大賞2013』の受賞について

部門 受賞者
育種・生産 日本フラワービジネス大賞 株式会社 サカタのタネ

■『ジャパンフラワーセレクション2013-2014』の当社入賞品種について

部 門 品 目 品 種
切 花 ベスト・フラワー(優秀賞)
ブリーディング特別賞
トルコギキョウ 『フルフル バイオレット』
モニター特別賞(秋) トルコギキョウ 『冬のマリア』
鉢 物 ベスト・フラワー(優秀賞)
カラークリエイト特別賞
モニター特別賞(春)
ニューギニア
インパチェンス
『サンパチェンス レッド』

※カッコ「 」内、表中の表記は主催者発表のとおり

◆ご参考1:トルコギキョウにおける当社の活動経歴

株式会社サカタのタネでは、1970年代からトルコギキョウの育種をスタートさせた。1981(昭和56)年には世界初の一代交配(F1品種「峰」シリーズを発表した。F1化によって、花色のばらつきや開花期のふぞろい、草姿の乱れなどが改良され、トルコギキョウに切り花としての価値が見出され、トルコギキョウの栽培面積はここから急速に増加した。

80年代に入り、新たに取り組んだのが八重咲き品種の開発である。1987(昭和62)年、世界初の八重咲き率100%(オール・ダブル)の「雪の華」を発表。翌年には青紫やピンクなどの花色も開発し「華」シリーズとして種子の販売を開始した。さらに1989(平成元)年、大輪八重咲き品種「キング」シリーズを発表。翌年大阪で開かれた国際花と緑の博覧会(大阪花博)では、純白品種の「キング オブ スノー」がグランプリを受賞した。

オール・ダブルの開発と平行して、花色を増やすための研究も行った。1992(平成4)年には、世界初のイエロー系大輪一重咲き品種として「あずまの調」を開発した。さらに翌年には、当時難しいとされていたアプリコット色の「あずまの凪」を発表し注目を集めた。1996(平成8)年に、待望のグリーン系品種として「あずまの萌黄」を開発した。このようにしてトルコギキョウの花色のバリエーションは大きく広がった。

1995(平成7)年には、「キング」シリーズよりも花弁数が多く、花形の整った大輪八重咲き品種「エクローサ」シリーズを開発した。2000(平成12)年発表の中輪八重咲き品種「ピッコローサ」シリーズは、バラに見まがうほど整った花形をしており、花もちがよく冠婚葬祭から家庭での普段使いまで幅広いニーズに応える人気品種となった。さらに同年、カーネーションのような細かいフリルが花弁の縁についたフリンジ咲き品種「まほろば」シリーズが登場し、トルコギキョウの花形はいっそう多様性を増した。

そのころ、海外では「エクローサ」シリーズや一重で小輪の「ピッコロ」「キュート」シリーズが爆発的ヒットとなり、2002(平成14)年にオランダで開催された国際園芸博覧会「フロリアード2002」で「キュート ブルーピコティー」が金賞を受賞する快挙となった。

そして2003(平成15)年には、究極のバラ咲き品種として「ロジーナ®」シリーズを発表した。八重咲きの花形を限りなくバラに近づけたサカタのタネの自信作で、バラを意味するイタリア語のローザから転じて、女性の愛称として親しまれている「ロジーナ®」という名前にふさわしい、エレガントな花形と色調である。サカタのタネの育種技術の枠を集結させた「ロジーナ®」シリーズの育成に至るコンセプトが評価され、2005(平成17)年に「グッドデザイン賞」を受賞した。「ピッコローサ」や「ロジーナ」といったバラ咲きのシリーズが加わったことで、基本的に夏の暑さが苦手なバラに代わり、夏の切り花としての需要を広げていった。

近年でも、トルコギキョウの品種開発は活発に行われている。大輪フリンジ咲きの「ボヤージュ®」シリーズ、大輪セミフリンジ咲きの「レイナ ホワイト」、千葉県の個人育種家との共同開発で生まれたユニークな花色が特徴の「アンバー」「アンバーダブル」シリーズなどを開発、発表。さらに、極小輪バラ咲き品種の「フルフル ホワイト」が、「フロリアード2012」の夏のコンテストのトルコギキョウ部門で1席に選ばれている。

このように、トルコギキョウはわずか約40年で一重咲きからバラ咲きへ、そしてカラーバリエーションと花形が充実した。サカタのタネが創業100周年を迎えた現在も、名実ともに切り花を代表する花へと進化・発展し続けており、同社のトルコギキョウの世界シェアは約75%(サカタのタネ調べ)となっている。このような世界に誇れる実生系F₁品種の育種力や新しい花の普及に貢献した成果が高く評価され、サカタのタネは2002(平成14)年に民間部門農林水産研究開発功績者表彰事業で農林水産大臣賞を受賞している。

◆ご参考2:日本フラワービジネス大賞について
一般財団法人日本花普及センターが平成18年度から実施している表彰事業です。その表彰対象は、花き産業関係者の中から、①花きの新品種の開発・導入及び活用・普及、②花き産業分野の流通・販売面で新技術の開発・導入及び新たな需要開発、③我が国花き産業の新たな課題に意欲的に取り組む等、多大な貢献や先駆的な役割を担った民間企業、試験研究機関、各種団体あるいは個人を専門委員会で選考して、日本フラワービジネス大賞として表彰します。

◆ご参考3:ジャパンフラワーセレクション(JFS)について
花き業界関係団体が実行協議会を組織して平成18年度から実施している花きの新品種コンテストです。『いい花の新基準。』を合言葉に、毎年、導入される花きの新品種から、生活者へ自信をもって推奨できる新品種を公正な立場で審査し、業界として推奨できる品種を選定してJFS受賞品種として発表をしています。

審査は、切花部門、鉢物部門、苗物部門の3部門で行われています。これらJFS受賞品種は、認定登録を経て専用のロゴマーク(JFSマーク)を付けて販売されています。なお、各審査会で選定された受賞品種は、年末に開催される中央審査委員会でフラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)、ベスト・フラワー(優秀賞)、その他特別賞といった年間各賞の選定が行われ、その年の日本フラワー・オブ・ザ・イヤーとして表彰しています。
 
なお、本年当社が受賞した各賞の詳細は下記のとおりです。各特別賞は、審査会での入賞品種(10点満点の7.0以上)の中から、花の業界にとって意義があり、新しい可能性を感じさせ、特別なインパクトを与えた品種に授与されます。特別賞には、本年当社が受賞した「ブリーディング特別賞」「モニター特別賞」「カラークリエイト特別賞」を含め、9つの賞があります。

「ベスト・フラワー(優秀賞)」
各部門で、姿、形、デザインに加えて栽培のしやすさなど全体的にバランスのよい優れた品種に授与されます。各審査会での入賞品種(10点満点の7.0以上)から、モニター調査結果や花壇苗の栽培状況データなどを踏まえて、11月の中央審査委員会での選考の結果、9.0以上と採点された品種です。

「ブリーディング特別賞」
育種技術により花の商品性を高めた品種です。これまでにない価値観や形質を生み出し、育種の開発コンセプト、育種技術力が優秀で、デザイン性、商品性の高い品種に授与されます。

「モニター特別賞」
各展示・審査会で、一般消費者のモニター調査の結果、各部門でトップとなった品種に授与する賞です。

「カラークリエイト特別賞」
花の色の流行を先取りした品種です。人の色彩の感性に訴えて、新たな花色の創造を期待させる品種に授与されます。

※ご参考1~3は主催者発表のとおり

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