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ニュースリリース|2014

2014年04月14日

 開花時間が長く、ボリュームある株にたくさんの花を咲かせるポーチュラカ『サンちゅらか』シリーズに待望の新色
『サンちゅらか オレンジ』『同 ライトピンク』の苗を発売
『サンちゅらか』シリーズは全8品種となり、ラインアップがさらに充実

サカタのタネは、ポーチュラカ『サンちゅらか』シリーズの新色『サンちゅらか オレンジ』『同 ライトピンク』の苗を2014年5月上旬に発売します。2012年に発売した『サンちゅらか』シリーズは、開花時間は従来品種より長く、株張りや草勢が旺盛で、立性のため斜め上に向かってこんもりとした草姿になり※1、株全体にたくさんの花を咲かせるポーチュラカです。さらに、環境ホルモン「ビスフェノールA」※2の高い分解能力も備えています※3。今回、夏にぴったりなさわやかな花色が特長の『サンちゅらか オレンジ』と、やわらかな印象を与える『同 ライトピンク』を追加することで、同シリーズのラインアップは全8品種とさらに充実し、より華やかな夏花壇を演出できます。この2品種は、一部ホームセンター、オンラインショップを含む当社通信販売、サカタのタネ ガーデンセンター横浜で販売します。

 
写真は『サンちゅらか オレンジ』 

 夏場に利用する苗物のなかでポーチュラカは、ペチュニア、マリーゴールド、ニチニチソウ、サルビア、ベゴニアに次ぐ第6位※4の出荷量を誇る定番品目です。しかし、天候やハチなど訪花昆虫の影響によって、昼過ぎには花が閉じてしまうなど開花時間が限られ、また市場に多く流通するクリーピング※5タイプの品種は、株の中心部に花がつきにくく、ボリューム感に欠けるといった課題もあり、花苗の出荷単価も低迷しているのが現状です。このような欠点を解決すべく開発したのが、『サンちゅらか』シリーズです。

当社が2011年に行った試験では、従来品種は12時には花が閉じ始め、15時過ぎにはほぼすべての花が閉じてしまったのに対し、『サンちゅらか』シリーズは15時を過ぎても咲き続けたという結果が得られています。ハチの接触も花が閉じる要因の一つですが、これについても従来品種より強化しています。草姿は立性で、横に広がるだけでなく上にこんもりと盛り上がり、株全体に花径約3㎝の中小輪の花がたくさんつき、ボリュームのある株になります。

『サンちゅらか』シリーズは、パフォーマンスを最大限に発揮させるため通常の10.5㎝ポット(標準高さ9㎝、容量570cc)ではなく、10.5㎝ロングポット(標準高さ12㎝、容量810cc)で出荷されています。こうすることで根域が十分に確保でき、老化しにくい苗となります。同シリーズを扱う販売店からは「従来品種よりも苗に期待感がある」「店もちに優れる」などといった高い評価をいただいています。これらの特長により、2012年の発売以来、同シリーズは順調に売上を伸ばしています。当社の小売部門においては、パンジーやビオラなどの秋冬の植物から、春夏の植物へ植栽品目が切り替わる5月上旬以降の人気品種として定着してきています。

このたび『サンちゅらか』シリーズのラインアップの充実を図るべく、夏にぴったりなさわやかな花色が特長の『サンちゅらか オレンジ』と、やわらかな印象を与える『同 ライトピンク』を新たに発売します。オレンジとライトピンクはポーチュラカの定番色ですが、いずれの花色も出現させるのが難しい花色です。その上「開花時間が長く、ボリュームある草姿にたくさんの花を咲かせる」という同シリーズの特長を両立させるため、開発には困難を極めました。同2品種の追加により、全8品種とラインアップがより充実し、全体の花色のバランス構成も向上します。同シリーズの豊かなカラーバリエーションを活用した華やかな夏花壇やコンテナでの寄せ植えにおすすめです。

夏の定番であるポーチュラカは、かわいらしい花を楽しめることに加え、有害な化学物質を浄化する作用も注目されています。最近の研究では、環境ホルモンの一つである「ビスフェノールA」を分解する能力が、ほかの園芸植物に比べて非常に高いことが確認されています※6。そのなかでも『サンちゅらか』シリーズは、ほかのポーチュラカよりも、さらに高い浄化能力があることが実証されています。 

同シリーズのネーミングについては、夏の日ざしをうけてグングン育つ太陽(サン)のイメージにポーチュラカを合わせるとともに、カタカナとひらがなを組み合わせて優しいイメージを出しています。「サン」をカタカナとしたのは、当社が環境浄化植物の第一弾として発表した「サンパチェンス」シリーズ※7の「サン」と呼応しています。

当社では、今後も『サンちゅらか』シリーズを積極的に拡販することで、消費者の皆さまに夏の定番ポーチュラカの魅力を再発見していただき、「サンパチェンス」シリーズとともに当社の「環境浄化植物」として、花市場の活性化を図っていきます。また、『サンちゅらか』シリーズが、緑の大切さや環境問題について考えるきっかけになればと願い、売上の一部を、「緑の募金」※8に寄付しており、東日本震災地域を含む森林整備や緑化推進などに役立てていただいています。

※1 『サンちゅらか』シリーズは、東北など寒冷地では立性になりづらい場合がある。

※2 ビスフェノールA(bisphenol A、BPAと略される):
おもにポリカーボネート、エポキシ樹脂と呼ばれるプラスチックの原料として使用される化学物質で、一部の食品用容器などの原料に使用されており、近年人体への影響が懸念される物質として社会的に関心がもたれている(厚生労働省HP「ビスフェノールAについてのQ&A」から抜粋)。

※3 関西電力の試験による。

※4 出典元「2009年における花き品種別流通動向分析調査 苗物 品目別流通調査」(財団法人日本花普及センター)

※5 クリーピング(ほふく)タイプ:
茎や枝がカーペットのように地表にはうように生育する性質。花壇、寄せ植え、ハンギングバスケットなどに向く。

※6 大阪大学、関西電力との共同研究による。

※7 「サンパチェンス」シリーズ:
当社が開発したインパチェンス属の種間雑種。二酸化窒素、ホルムアルデヒドの浄化能力、二酸化炭素の吸収能力が、従来の花き園芸植物に比べて高い(共同研究:東京大学博士・農学 浦野 豊氏)。

※8 募金団体 公益社団法人国土緑化推進機構

■ポーチュラカ『サンちゅらか』シリーズの概要

◆特  長

①1日の開花時間を従来品種よりも格段に長くすることに成功した画期的な一重咲きポーチュラカ。
②株全体に花径約3㎝の中小輪の花をたくさんつける。
③株張り・草勢が旺盛で、こんもりとしたボリュームのある草姿。
④環境ホルモンの一つである「ビスフェノールA」の浄化能力が、従来品種に比べて高い環境浄化植物。

◆ラインアップ  (全8品種)

商 品 名 花 色  
サンちゅらか イエロー 鮮やかな濃黄色。
サンちゅらか レモンイエロー レモンの果実を思わせる明るく爽やかな黄色。
サンちゅらか チェリーレッド 明るい紅色。
サンちゅらか ピンク 明るい桃色。
サンちゅらか ローズ 鮮やかな濃桃色。
サンちゅらか ホワイト すがすがしい印象の純白色。
サンちゅらか オレンジ さわやかな橙色。
サンちゅらか ライトピンク やわらかな印象の薄桃色。

◆形態、ルート、価格、時期 
 

形 態 販売ルート 希望小売
価格(税抜)
販売時期
10.5㎝ロング
ポット苗
各品種
1ポット
ホームセンター オープン 2014年5月上旬から
各品種
6ポット1組
当社通信販売
(オンラインショップを含む)
 1,741円 受注は同年4月30日まで
発送は5月中旬から 
各品種
1ポット
サカタのタネ
ガーデンセンター横浜
300円 同年5月上旬から

■農林水産省品種登録について

品種登録申請中

農林水産植物の種類 出願名 商品名 出願番号 出願日
すべりひゆ SAKPOR007 サンちゅらか オレンジ 28543 2013年9月18日
すべりひゆ SAKPOR008 サンちゅらか ライトピンク 28544 2013年9月18日

 

 
『サンちゅらか ライトピンク』
 


『サンちゅらか』シリーズのロゴマーク
 

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