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ニュースリリース|2014

2014年10月23日

生産者や市場待望の色合い追加、大輪系セミフリンジで秋冬の出荷に向く
トルコギキョウ『レイナ』シリーズ4品種の種子と苗を発売
ラベンダー、ピンク、グリーン、ブルーフラッシュの4色、ラインアップ充実
 

サカタのタネは大輪系トルコギキョウの人気品種『レイナ』シリーズに、4品種を追加し、種子と苗を発売します。市場から待望されていた上品な薄紫色の『レイナ ラベンダー』、メーンカラーのピンク系で秋出荷に向く『レイナ(2型)ピンク』、花形がよく巨大輪が作りやすい淡緑色の『レイナ(2型)グリーン』、白色と紫色のグラデーションの『レイナ(2型)ブルーフラッシュ』の4品種で、いずれも冠婚葬祭など業務需要から一般需要まで幅広く使われる色合いです。すでに発売している『レイナ ホワイト』と合わせることで基本的なカラーバリエーションがそろうことになり、一層、利用しやすくなります。市場での評価も高い当社の看板商品である『レイナ』シリーズを拡充することで、当社のトルコギキョウのシェア拡大を図ります。4品種の種子と苗は、全国の種苗店、JAルートなどを通じて2014年12月から発売を開始します。希望小売価格は種子が3,000粒入り袋9,500円(税抜き)。初年度販売目標額は3,000万円、3年後にシリーズ合計で6,000万円です。



写真はトルコギキョウの『レイナ』シリーズで作ったアレンジメント。『レイナ ラベンダー』(中央)、
『同(2型)ピンク』(左上)、『同(2型)グリーン』(右上)、『同ホワイト』(右下)
 

『レイナ』シリーズは、2009年の『レイナ ホワイト』の発売以来、販売は好調で、やわらかいフリンジが入った大輪系の豪華な花形と、トルコギキョウが品薄になりがちな秋から冬にかけてよく育ち、高品質な切り花を出荷できる市場性の高さなどが生産現場や市場で幅広く評価されています。現在は当社のトルコギキョウのラインナップの中ではトップセールスを持つ看板商品です。

今回の新品種の投入は、こうした優れた特性を持つ『レイナ』シリーズの充実を求める産地や市場の要望に応えようというものです。カラーバリエーションをそろえることで、より利用しやすくなります。4品種ともに『レイナ』ブランドにふさわしい品質と栽培特性を持っており、開発までおおむね7年がかかっています。現在、市場に流通するトルコギキョウの花色のうち約28%が白色、25%がピンク色、25%がピコティータイプ(おもにブルー系)、8%がラベンダー・ブルー系と言われています※1。今回のピンク系とブルー系の投入は、こうした現場のニーズに応えたものです。『レイナ ホワイト』と合わせて、ウェディングや各種のセレモニー、葬儀、供花、贈答用など業務需要から一般需要まで幅広い利用が期待されます。

すでに全国の産地で試作を行っていますが、生産者や市場関係者からは「大輪系の薄紫色は人気があるが、色あいや花もちでいい品種がなかった。『レイナ ラベンダー』は従来品種の弱点を克服している」、「『レイナ(2型)グリーン』は花形が非常によい」など高い評価をいただいています。

栽培適性はいずれも『レイナ ホワイト』とほぼ同様で、秋から冬にかけての栽培でも育てやすいです。元々、夏の花であるトルコギキョウは秋から冬の低温・短日下では栽培がしづらい品目です。開花に必要な養分などが十分に得られず蕾が生長できずに枯れてしまうブラスチング※2が起きやすくなるためです。『レイナ』シリーズはこのブラスチングが起きにくいという特性があります。これにより、切り花市場でトルコギキョウが品薄になる秋冬でも高品質な花を出荷することを可能にしています。秋のブライダルシーズンやイベントが多い年末年始に高品質な大輪のトルコギキョウを安定供給できることは、生産者、流通関係者、消費者にとって大きなメリットになります。今回、カラーバリエーションが増えたことで、一層、利用しやすくなりました。また『レイナ』シリーズは幅広い作型に対応できる適応性の高さがあり、冬場の暖地から夏の高冷地まで産地をリレーすることで、1シリーズでほぼ周年にわたり安定的に生産、供給することも可能です。

なお『レイナ』はスペイン語で女王の意味で、やわらかみ、優雅さと気品のある花形と花色からブランド名をイメージしたものです。当社では今回発売する4品種を加えて計5品種となった『レイナ』シリーズを通じて、トルコギキョウのシェア拡大と一層の消費の拡大に努めていきます。 


■トルコギキョウF1新品種『レイナ』シリーズの概要と特徴

『レイナ ラベンダー』 
上品な淡い紫色の花色が特徴です。淡い薄紫色のトルコギキョウは気品の高さと合わせやすさから、特に冠婚葬祭などの業務需要で重宝される花色ですが、①高品質な薄紫色が出にくい ②丈がとりづらい ③花弁が薄くなりがちで染みなどが出やすい ④輸送の過程で傷んでしまうことがある―などの課題がありました。『レイナ ラベンダー』はそうした弱点を克服した待望の品種です。開花の早晩性は『レイナ ホワイト』とほぼ同じで早生です。

『レイナ(2型) グリーン』
淡い緑色の花色と、シリーズ中で最も大輪になりやすいという特徴があります。立体感がある花形は風格があり、高品質の花を求める高級生花店などからの引き合いが期待されます。ほかの花とも合わせやすく、優しくさわやかな印象を与えるグリーン系はここ数年、人気が高い色です。開花の早晩性は中生の2型です。

『レイナ(2型) ピンク』 
淡いピンク色でトルコギキョウの定番カラーとして『レイナ』シリーズに待ち望まれていた花色です。夏から秋にかけての栽培でも草丈がとりやすく、ボリュームが出て育てやすい品種です。開花の早晩性は中生の2型です。

『レイナ(2型) ブルーフラッシュ』
白色から紫色へとグラデーションする落ち着きのある花色が特徴です。この色合いは葬儀や仏花としての利用が多く、業務需要を中心とした利用を想定しています。夏から秋にかけての栽培でも丈やボリュームがとりやすく、育てやすい品種です。開花の早晩性は中生の2型です。


 ◆特 徴
①人気の『レイナ』シリーズに4色が追加。『レイナホワイト』(2009年発売)「ラベンダー」『ピンク』『グリーン』『ブルーフラッシュ』の計5色となりベースとなるラインナップがそろう。
②中早生大輪八重咲きでゆるいフリンジが入り、花形に存在感がある。
③ブラスチングを起こしづらくトルコギキョウが栽培しづらい夏から秋にかけての栽培に向く。
④適応性が高く産地リレーすることで、1シリーズでほぼ周年にわたり安定供給できる。

 

 

『レイナ ラベンダー』(左上)、『同(2型)グリーン』(右上)



『同(2型)ピンク』(左下)、『同(2型)ブルーブラッシュ』(右下)
 

◆作型図 


◆ 販売ルート
全国の種苗店、JAを通じて生産者に販売

◆販売価格(希望小売価格)    
ペレットシード※3      3,000粒                  9,500円(税抜き)
『プラントップ』苗※4  406穴セルトレー(350本保証) 7,350円(税抜き)

◆販売目標(種子と苗合計)     
『レイナ』シリーズ4品種で初年度3000万円(2014年12月~2015年11月までの1か年)。シリーズ全体(ホワイトを含む計5品種)で3年後に6,000万円。


※1 2012年度の日本花普及センター(JFPC)によるトルコギキョウの流通調査より。

※2 ブラスチング(blasting):
蕾(つぼみ)が生長を止め、開花することなく枯死してしまう現象。

※3  ペレットシード(pelleted seed):
コーティング種子ともいう。細かな種子や形が不ぞろいな種子を、粘土など自然に溶ける被服資材で包んだもの。粒子を大きく均一にしてあるので、播種機でまきやすくなる。

※4 プラントップ苗:
育苗用セル成型培養土『プレフォーマ*・プラントプラグ』(以下「プラントプラグ」)を使用した花と野菜の生産者向け苗。『プラントプラグ』は、ピートモスとココヤシ繊維を混合した培地をトレー内で固化・成型させたもの。①トレーからの抜き取りが簡単で、移植作業の大幅な省力化が可能 ②根づまりが起こりにくく、根の活力がたいへん旺盛なためスムーズな活着、健全な生育を実現 ③若苗での移植ができ苗本来のパフォーマンスを最大限に引き出せる―などの特徴がある(『プレフォーマ』はジフィー プロダクツ インターナショナル社の登録商標です)。

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