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ニュースリリース|2014

2014年10月23日

お盆やお彼岸の切り花需要に向くブルーピコティータイプ
一重咲きトルコギキョウのF1新品種『ひこ星ミニ』の種子と苗を発売
覆輪の安定性に優れ、夏秋でも草丈とボリュームをとれる育てやすい品種 


サカタのタネはお盆やお彼岸の切り花需要に適している中生小輪一重咲きトルコギキョウF1新品種『ひこ星ミニ』の種子と苗を販売します。白色の花弁の縁を濃い紫色が覆うピコティー(覆輪)タイプで、従来品種に比べて暑い時期でも覆輪がはっきりと出るため高品質な切り花が収穫できます。また夏から秋にかけての出荷で草丈とボリュームがとりやすく、育てやすい品種です。現在のトルコギキョウのメーンは八重咲き大輪系ですが、家庭需要から業務需要まで幅広く根強い人気がある一重咲きのトルコギキョウのラインナップも拡充することで、当社のシェア拡大を図るとともに、市場の活性化を期待しています。『ひこ星ミニ』の種子と苗は、全国の種苗店、JAルートなどを通じて2014年11月から発売を開始します。希望小売価格は、種子が3,000粒入り袋7,500円(税抜き)です。 


中生小輪一重咲きトルコギキョウF1新品種『ひこ星ミニ』 


トルコギキョウは大きく分けて八重咲きと一重咲きの2つのタイプがあります。現在、主流となっているのは豪華さとボリューム感がある八重咲きタイプで、全体の流通量の約89%を占めています※1。一重咲きのトルコギキョウは、シンプルな花形と涼しげな風情、また作りやすさなどから、業務需要、また特に家庭での仏花や供花などを中心に根強い人気があります。2011年と2012年の一重咲きと八重咲きの普及率のデータを見ると、近年、若干の盛り返し傾向も読み取れ、一定の消費ニーズが期待できる品目です。

特にブルーピコティー(青色の覆輪)タイプは昔から人気がある花色で一重咲きのトルコギキョウの中ではメーンとなる色です。今回発売する『ひこ星ミニ』は、定番品種となっている「ひこ星」の花経を一回り小さくした小輪サイズです。大きな特徴は覆輪の安定性に優れている点です。ブルーピコティータイプは、紫色と白色の2色のバランスのよさが大切で、覆輪がはっきりしていることが市場や店頭で評価されるポイントになります。覆輪の出方は気温や育て方などの栽培条件によって変わり、特に暑い時期は全体に占める白色の割合が多くなりがちで、紫色部分は花弁の先端に小さな点状に出るだけのケースもあります。一方、紫色が白色部分に流れ出て全体的に紫色ぽくなってしまうこともあります。いずれも出荷ロスにつながるため、覆輪の安定性の向上は生産者にとって重要な課題となっていました。

お盆とお彼岸という需要時期の関係から、ブルーピコティータイプは暑い時期の作型が重要となりますが、『ひこ星ミニ』は同時期の試作の結果、「(夏場でも)花色や覆輪が安定しやすい。草丈もボリュームもとれる」「花弁が厚く、夏場でも花もちがよい」などの高い評価を得ています。また、特にお彼岸向けの出荷では、栽培期間がトルコギキョウの本来の生育適性とは異なる季節にあたります。一般的には低温・短日条件に向かう作型は、ブラスチング※2が発生しやすいなど栽培が難しくなりますが、『ひこ星ミニ』はこの時期でもよく花を付け、草丈がとれるなど栽培しやすい点が評価されています。

当社では今回発売する『ひこ星ミニ』と合わせて、『ひこ星』『一番星』『北斗星』(いずれもブルーピコティー系)と、『おり姫』『おり姫ミニ』『かぐや姫』(ピンクピコティー系)などの一重咲き覆輪タイプがそろいます。さまざまな個性を持つトルコギキョウのラインナップを充実させることで、当社のシェア拡大とともに市場の一層の活性化を期待しています。


■トルコギキョウF1新品種『ひこ星ミニ』の概要

◆特徴
①根強い需要がある中生小輪系のブルーピコティータイプ。
②夏場でも覆輪が安定していて高品質な切り花を出荷しやすい。
③夏から秋の栽培で草丈とボリュームがとりやすい。

◆作型図  


  

◆販売ルート
全国の種苗店、JAを通じて生産者に販売

◆販売価格(希望小売価格)    
ペレットシード※3        3,000粒                7,500円(税抜き)
『プラントップ』苗※4  406穴セルトレー(350本保証) 7,350円(税抜き)


※1 2012年度の日本花普及センター(JFPC)によるトルコギキョウの流通調査より

※2 ブラスチング(blasting):
蕾(つぼみ)が生長を止め、開花することなく枯死してしまう現象。

※3  ペレットシード(pelleted seed):
コーティング種子ともいう。細かな種子や形が不ぞろいな種子を、粘土など自然に溶ける被服資材で包んだもの。粒子を大きく均一にしてあるので、播種機でまきやすくなる。

※4 プラントップ苗:
育苗用セル成型培養土『プレフォーマ*・プラントプラグ』(以下「プラントプラグ」)を使用した花と野菜の生産者向け苗。『プラントプラグ』は、ピートモスとココヤシ繊維を混合した培地をトレー内で固化・成型させたもの。①トレーからの抜き取りが簡単で、移植作業の大幅な省力化が可能②根づまりが起こりにくく、根の活力がたいへん旺盛なため、スムーズな活着、健全な生育を実現③若苗での移植ができ、苗本来のパフォーマンスを最大限に引き出せる―などの特徴がある(『プレフォーマ』はジフィー プロダクツ インターナショナル社の登録商標です)。

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