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ニュースリリース|2016

2016年05月24日

和の風情あふれる大きな丸弁のガクアジサイ『空色のしずく』を発売
コンパクトで育てやすい草姿、ブルー、ピンクの作り分けで趣きが異なる

 

サカタのタネは、ガクが大きく存在感がある丸弁で、和の風情を感じさせるガクアジサイの新品種『空色のしずく』(=写真左 ブルー仕立て、写真右 ピンク仕立て=)の苗(増殖用母株)を発売します。日本におけるアジサイの育種の先駆けであり、世界的にも評価が高い「さかもと園芸」(群馬県桐生市)の坂本ティアムチャイ氏が育成したものです。
 


『空色のしずく』はこれまでにない大きな丸弁のガクアジサイで、ガクの大きさは6~8cmと従来品種の約1.5倍の大きさです。花房は約15~18cmで草丈は40cm程度になります。ガクが大きいため、花房の中心部が隠れ美しいスタイルになります。ガクの縁どりは色が濃く、内側になるにつれ色が薄くなる美しいグラデーションが魅力です。また、従来品種よりも草姿がコンパクトで茎が硬いため輸送性が高い品種です。

アジサイは、栽培時の用土のpH※1の違いにより、同じ品種でもブルーとピンクに作り分けることができます。ブルー仕立ては、美しいスカイブルーで涼しげな印象に、ピンク仕立ては可愛らしいライトピンクで、ガクの縁がとくに濃くなりコントラストが美しい品種です。
 


左:従来品種   右:空色のしずく


『空色のしずく』は2016年5月下旬から全国の種苗店などを通じて生産者向けの受注を開始します。出荷形態は増殖用母株72穴(保証本数70本)で、希望小売価格※2(税抜)は290円/本、出荷用ラベルは44円/枚です。


■さかもと園芸について

群馬県桐生市にある「さかもと園芸」は、日本国内のアジサイの育種を長年けん引するナーセリーとして世界的にも評価されています。先代である坂本正次氏が1980年代に作出した大輪テマリ咲き品種「ミセス クミコ」は、1992年に開催された世界規模の園芸博覧会「フロリアード」の鉢物部門で1位を受賞しその名を世界に知らしめることになりました。2007年に正次氏が第一線を退かれ、現在は坂本ティアムチャイ氏が育種を担当しています。元々システムエンジニアの仕事をしていた経験と国際的な感性から既成概念にこだわらない色づかいと観察力で、オリジナリティのある品種を次々と
作出しています。
 


坂本ティアムチャイ氏=群馬県桐生市「さかもと園芸」


■アジサイのルーツとガクアジサイ

日本に多く自生し、母の日のギフトなどとして人気が高いアジサイですが、主流となっているのは西洋アジサイを中心とした園芸品種です。日本原産のガクアジサイは、江戸時代にシーボルトらによりヨーロッパへ渡りました。さまざまな品種改良を経て、現在では多彩な種類が誕生しています。

ガクアジサイは、花房中央の小さな花のまわりのガクがまるで額縁のようにみえることから命名されています。テマリ咲きの西洋アジサイにはない和の風情があり、愛好家などを中心に人気が高まっています。


■花色の作りわけについて

アジサイは栽培土壌の酸度(pH)によって花色がブルー、パープル、ピンクに変化します。酸性ではブルー、中性ではパープル、アルカリ性ではピンクになります。ホワイトは、色素を持たないため、酸性・アルカリ性どちらの土壌に植えても花色が変わることはありません。また、品種によっては土壌の影響を受けない種類もあります。青色になるのは土壌の中のアルミニウムが吸収され、アントシアン色素と結合し発色するためです。反対にアルミニウムが溶けずに吸収されないとピンク色に発色します。アルミニウムは酸性土壌ではよく溶け、アルカリ性土壌では溶けにくい仕組みになっています。アジサイの生産者はこのような条件に加え、アジサイの品種特性を活かし、より美しく発色させるために肥料などで調整しています。


※1 pHとは、酸性かアルカリ性かを表す土壌酸度の単位のこと。pH7.0の中性を境とし、1.0~7.0が酸性、7.0~14.0がアルカリ性となる。
※2 価格はすべて希望小売価格(税抜)です。価格の自主的な決定を拘束するものではありません。

 

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