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ニュースリリース|2016

2016年11月08日

オランダのパテントプール『ILP Vegetable』に参加
品種の開発に関わる特許の利用を促進、研究活動の活性化へ



サカタのタネは、野菜品種の特許を中心としたパテントプール※1を組織するオランダの民間団体『インターナショナル ライセンシング プラットフォーム ベジタブル』(『International Licensing Platform Vegetable』、通称『ILP vegetable』、オランダ・ハーグ市)に加盟します。同団体のメンバーは、お互いに野菜の品種開発に関わる特許にアクセスしやすくなります。当社はパテントプールの利用を通じて、研究活動の活性化を図ります。

「ILP Vegetable」は、野菜の育種に欠かせない素材をカバーした特許などを扱うパテントプールとしては世界でも最大規模で、野菜の種苗を扱う中小、大手種苗会社の多くが加盟※2しています。参加企業が持つ育種に関係する多くの特許をプール、管理しており、商品化されている品種の「品種特許※3」についてカバーしています。特許利用のハードルを下げることで加盟社同士の利用を促進し、品種開発を活性化させることを目的にしています。

同団体に加盟することで、当社はすでに加盟している参加企業の品種開発に関わる特許の多くにアクセスすることができるようになります。特に商品化されている品種の「品種特許」については、新たな品種の育成のために自由に利用できます。それ以外の品種の形質に関わる特許(形質特許※4)については、利用者間の交渉次第ですが、リーズナブルな使用料で利用できるようになります。

「ILP Vegetable」に参加することで、当社は新しい遺伝資源によりアクセスしやすくなります。サカタのタネグループ全体として、積極的に同団体を活用していくことで研究活動を今まで以上に活性化させ、優良品種の開発を加速させていく考えです。
なお、2016年11月14日にオランダで開催される同団体の総会にて当社の参加が正式に決定する予定です。

【参考サイト】 『International Licensing Platform Vegetable』  http://www.ilp-vegetable.org


※1:パテントプール(patent pool):
「特許プール」ともいう。特許権者などがそれぞれの特許を持ち寄って構成するコンソーシアムの一種。グループの構成員はその組織にプールされた特許を規定に従ってライセンスし合うことになる。なお「ILP vegetable」は野菜の育種を行っている企業などにより構成されており、自社で特許を持っていなくても参加することができる。

※2:計12社。Bayer社、Enza Zaden社、Vilmorin社、Rijk Zwaan社、Syngenta社など欧州を中心に各国の種苗会社が参加しており、当社の加入後、合計13社となる。

※3:品種特許:
ILPが規定している用語の1つ。品種そのものを保護する特許を指している。品種名や品種番号で登録されている。

※4「形質特許」:
ILPが規定している用語の1つで、植物の生物学的な形質(特徴)を保護する特許を指す。たとえば当社が出願している「細胞質雑種Lectuca属植物およびその作出方法」(特許第4139429号)などが当てはまる。
 

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