| 春まき初夏どり、夏まき初秋どりができる早生種 |
第50回全日本そ菜原種審査会一等特別賞受賞
1. 播種後90日前後で収穫できる早生品種です。
2. 草勢は中程度、草姿もやや立性でバランスよく、べと病、黒腐病にも強く栽培管理しやすいです。
3. 花蕾は大型の豊円形でしまりよく、小粒・濃緑色で日もちもよいです。
4. 収穫期はよくそろい、一斉収穫にも向きます。
5. 茎の空洞は発生しにくく、やわらかく切りやすいです。
6. 収穫適応性が広く、温暖地秋どり・初夏どりほか、寒冷地夏どり・初秋どりにも向きます。
栽培の適作型は広く、温暖地の夏まき秋どり、春まき初夏どり、寒冷地や北海道の春~夏まきの夏から秋どりに適します。温暖地夏まきでは、7月中旬から8月中旬ごろまで播種でき、産地として最初に出荷する高品質ブロッコリーとしては最適です。ただし、極端な遅まきは、アントシアンの発生が見られるので注意が必要です。一方春まきでは、トンネルをかければ1月上旬から播種し、連休前の4月中旬ごろから濃緑花蕾を収穫することができます。露地栽培では2月下旬~3月上旬まき・5月下旬~6月中旬が収穫適期となります。ただし、極端な早まきはボトニングの危険性があるので注意します。また日もちがよいため、高温期における収穫後の品質低下が少ないです。
寒冷地では、標高差などを利用して3月中旬~7月中旬まで播種できます。とくに花蕾のしまりがよいため、生育後半が低温になる10月でも高品質花蕾が収穫できます。ただし、気温が上昇する8月どりでは高温障害が出る場合があるので、慎重に播種期と栽培地域を選ぶ必要があります。