「スイートピー リップル ミックスの特徴や育て方のポイントをご紹介」
花径約4cmで、今までにない縁どりに吹きかけ模様の花弁と甘い香りが魅力です。切り花にする場合、色あせ少なく花もちよくするために、3~4輪咲いたころに切ります。
イタリア、シチリア島原産の耐寒性1年草です。日当たりと水はけのよい場所を好み、酸性土を嫌うので苦土石灰や消石灰で土を中和したところに植えます。春咲き性ですが耐寒性はやや弱く、寒い地域では春まきにします。暖かい地域でも強い霜にあたると葉が傷むので、日当たりのよい日だまりで管理します。
寒い地域では桜の咲くころの春まき、暖かい地域では涼しくなったころに秋まきします。ジフィーセブンや9cmポットにやや湿らせた清潔な土を入れ、1cmほどの深さに2~3粒のタネをまきます。タネまき後、一気に吸水すると発芽がそろわないので翌日に水やりします。発芽後は日当たりと風とおしのよい場所でに育てます。鉢に根が回ったころ植えつけます。植えつけは日当たりと水はけのよい場所に、1㎡当たり完熟堆肥約5kg、腐葉土約1/3袋の有機質に加え、化成肥料約50g(約2握り)、苦土石灰100~200gをすき込み、深く耕して株間20~30cmで植えつけます。プランター植えの用土は市販の培養土20L袋あたりに苦土石灰を軽く1握り(30~50g)ほどをよく混ぜて使います
春まきではタネまきが遅れると夏の暑さで株が傷むので注意します。植えつけ後本葉5~6節のところで摘芯すると、分枝が多くなります。60cmほどの大きなプランターに3株ほど植えて玄関先の霜の当たらないところで管理すると暖かさを感じるころから花が咲き始めます。。風で倒されないようにしっかりとしたネットを張ります。
春先の気温の上昇とともにアブラムシやうどんこ病が出やすいので殺虫剤、殺菌剤を定期的に散布します。
主に切り花で観賞します。スイートピーの花は室内で蕾を咲かせると色あせします。切りどきは3~4輪咲いたころにします。咲いてから切っても花もちはよいです。ストーブや温風の近くに置かないようにしましょう。