「わすれな草 ドワーフ ブルーの特徴や育て方のポイントをご紹介」
花径約1cmの極小輪で、淡い青色の花が草丈約30cmの半球形のコンパクトな株に穂のように咲きます。花壇やコンテナ栽培に適します。
ヨーロッパ原産の耐寒性1年草です。積雪地帯では雪の下でも越冬するほど耐寒性が強く、丈夫で育てやすい花です。日当たりと水はけのよい環境を好みます。早春のころから咲き始めます。長い期間咲き続けるので、定期的に追肥します。
ススキの穂が出始める夏から秋がタネまきの適期です。寒い地域では早春のころにしっかりと保温してタネまきし育苗します。清潔な土を使い、128穴のセルトレーでは各セルに2粒ずつ、播種箱ではタネが重ならないようにバラまきにします。タネが隠れるように5mmほど土をかぶせ、たっぷりと水やりします。約2週間乾かさないようにして、風とおしのよい涼しい場所で発芽を待ちます。本葉が2~3枚になったころに肥えた土をいれた小鉢に植え替えます。日当たりと水はけのよい場所に、1㎡当たり完熟堆肥約5kg、化成肥料約50g(約2握り)をすき込み、株間20~30cmで植えつけます。
生育適温は15~20℃で、涼しい環境でよく生育します。植え替えやコンテナ植えの土は、水はけと水もちをよくするため赤玉土の小粒と腐葉土を各20%ほど混ぜます。日当たりと風とおしのよい場所で、過湿に注意して健康な苗に育てます。大きめのコンテナで5~6株、15cm鉢では1株植えが標準です。暖かい地域の秋の植えつけは早めに終わらせ、寒さが来る前に根を十分に張らせます。寒い地域ではしっかりと霜よけをして保温します。寒い地域でも、鉢植えにして土の凍らない場所で管理し早春に植えつければ、しっかりした株で開花します。低温乾燥が続くと葉が傷むので、水やりに注意します。
春の気温の上昇とともにアブラムシ、アオムシに注意して、定期的に薬剤散布します。
暖かいところで管理すれば、3月には開花が始まります、かわいらしくラッピングしてプレゼントすると、喜ばれるでしょう。水揚げと花保ちがよいので一輪挿しにもなります。条件がよいと翌年もこぼれダネが発芽してきます。
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