古くから栽培され、暑さや病気に強く、つくりやすい家庭菜園向きのウリです。果実は300g前後で果肉がしっかりしています。香り高く、シャキッとした口あたりとさわやかな甘みが特長です。
ソメイヨシノの開花が終わった以降の植えつけとなるため、温度的には自根栽培で十分です。1㎡当たり苦土石灰を100~150g、完熟堆肥や腐葉土を2~3kg、有機または化成肥料を80~120g施します。うね幅100~150cm、株間75~100cmを目安とし、植えつけ時の地温は16℃以上を確保します。
市販の育苗用土などを入れた12cm程度のポリ鉢にタネをまき、1cmほど覆土します。育苗時は不織布やビニールトンネルなどを利用して夜間の保温に努めます。植えつけ前にできるだけ早く本葉4~5枚で芯を摘んでおきます。遅霜の心配がなくなれば、一穴に4~5粒の直まきも可能です。
子づるが20cmほど伸びたとき、3~4本残して他は摘みとります。各子づるの3~4節目までの孫づるはかきとり、残した孫づるは2葉残して芯を摘み、果実をならせます。形のよい果実を選び、各子づるに3~4個残します。子づるの先は20節程度で芯を摘み、わき芽は込みすぎない範囲で、できるだけ残す方が株が疲れず、最後までおいしい果実が収穫できます。
つる割病、うどんこ病、べと病などが発生しやすいので、定期的に殺菌剤で防除します。また気温が上がるとアブラムシ、ハダニなどが発生しやすくなるので殺虫剤で防除します。病虫害予防には、連作や多肥栽培を避け、水はけと風通しをよくすることがポイントです。
マクワウリの糖度は収穫直前に急激な上昇をします。開花後40日前後で収穫できますが、試しどりしてみるのが確実です。オレンジ色がかってきたら収穫の適期です。収穫期まで窒素が効いていると、糖分の蓄積が悪くなります。収穫前に窒素が切れる施肥が理想です。昔は井戸水で冷やして食べましたが、今は食べる直前に冷蔵庫で冷やします。
