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「ヘチマ」

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「「ヘチマ」 の特徴や育て方のポイントをご紹介」

特長

棚づくりにし、日よけと観賞で涼を楽しみます。果実は40~60cmになり、たくさんつきます。観賞のほか、ヘチマ水や繊維をスポンジ代わりに利用します。

栽培環境・土づくり

日当たり、風通し、水はけ、水もちのよい肥沃な土壌で栽培します。水分を好みますが、過湿には弱いので、高うねにして(盛り土して)栽培します。完熟堆肥やバイオエースなどの有機物を積極的に施して、根がよく張る土づくりをします。植えつけの1か月くらい前に植え穴を掘り、1株当たり完熟堆肥約1kgと有機配合肥料50gの元肥を入れて、土を盛り上げておきます。

タネまき・植えつけ

ニガウリやトウガンと比べて発芽が容易で、タネに傷をつけなくてもよく発芽します。水分が多いとタネが腐るので、水やりは控えめにします。3号(9cm)ポリ鉢に3~4粒タネをまきにするか、遅霜の心配がなくなってから4~5粒ずつ直まきにします。本葉1~2枚のころに1本に間引き、本葉が4~5枚になるころを目安として株間約90cmで植えつけます。鉢土の上に少し土がかかるくらいで植えつけ、深植えしないように注意します。

管理のポイント

下方の側枝はかきとり、主枝を支柱に誘引します。丈夫な棚やフェンスに導き、子づるを四方に伸ばします。追肥は株の様子を見て適宜施します。蜜腺があり、虫が多く集まるため、自然交配で十分です。土壌水分が多いと草勢が強くなり、雌花が正常に発育しません。草勢が強いときには生長点を摘芯するようにします。

病害虫・生理障害

ヘチマは病害に強い作物ですが、日当たりと風通しをよくして、べと病や斑点病などが発生しないようにします。つる割病は農薬では防除できないので、ヘチマだけでなくヒョウタンやニガウリなどのウリ科作物の連作を避けます。完熟堆肥やバイオエースなどの有機物を積極的に施して、根がよく張る土づくりをし、根を健全に育てれば、地上部も健全に育ち、病害にも強くなります。アブラムシは急速に増加するので早期発見に努め、捕殺するなど早期に防除します。

収穫・保存・利用

棚にはわせて日除けにします。開花後50日くらいたち、果梗が茶褐色になり、実が軽くなってきたころ収穫します。水につけ、皮や内部を腐らせ、タネをたたき出します。よく洗って、日に当てて乾かします。天然素材のタワシとして利用します。ヘチマの繊維は器物の洗浄、草履、靴の敷き皮など用途が多いです。

栽培暦

※栽培方法・時期は目安です。適温でのタネまき、地域や条件に合わせた栽培をおすすめします。

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「ヘチマ」
品目 ヘチマ(糸瓜)
原産地 熱帯アジア、アフリカ
科・属名 ウリ科ヘチマ属

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「ヘチマ」 の栽培Q&A

Q花が咲きません。
Aヘチマの着花は、短日で早くなり、長日で遅くなります。日長が長くなる6月になると、着花がとくに遅れてしまいます。なるべく5月中旬までに定植するようにします。着花が遅れると「つるボケ(つるばかり伸びて実がつかない)」になり、実がつきません。肥料や水が多くても「つるボケ」になり着果しにくくなるので、元肥と初期の水やりは少なめにし、着果を確認してから多めにします。
Qヘチマ水のつくり方は?
A生育旺盛な8月中旬~9月中旬に、地際から50cmぐらいのところで茎を斜めに切り、根から吸い上げられてくる樹液を、よく洗った一升瓶などにとります。瓶は穴を掘って埋め、口は雨水やゴミが入らないようにアルミホイルなどでふさぎます。直射日光でヘチマ水の温度が上がらないように、瓶を新聞などで覆います。ヘチマ水は毎日回収し、グリセリンなどで調整します。
Qヘチマタワシのつくり方は?
A開花後50日くらいたち、果梗が褐変してきたら収穫します。収穫したヘチマを15~20日間水に浸し、外皮や内部を腐らせます。そのままではヘチマが浮き上がってくるので、中ぶたをして重石をのせます。水を毎日取り替えないと悪臭がし、繊維が白くでき上がりません。外皮をはぎとり、たたいたり、水中でもみ洗いしてタネや果肉をとり除き、さらに天日でよく乾燥させます。
Q人工受粉について教えてください。
A確実に果実をつけるためには、人工受粉をします。花は1日花で、雌雄異花です。人工受粉は、花が新鮮な午前10時ごろまでに行います。優良なヘチマを得るには、1株15果程度が適当です。
Q庭植えで注意することは何ですか。
A日当たりがよいところが適所です。根を広く張るので、耕土が深く通気性があり、適度な湿り気があるところを好みます。ヘチマは熱帯原産なので早植えは禁物です。温度の上昇してくる5月上旬ごろからが植えつけの適期となります。

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