「「青汁ケール」 の特徴や育て方のポイントをご紹介」
キャベツの仲間で、結球しない葉をかきとって利用します。ビタミン・ミネラルが豊富で、食味もすぐれています。青汁のほか、おひたし・油炒め・ギョーザなど色々な料理に適します。
今までキャベツ類をつくったことのない清潔な土を使用します。128穴のセルトレーに2粒ずつまき、タネが隠れるほどの土をかぶせ、たっぷりと水やりします。本葉が3~4枚になったころ、畑に植えつけます。あるいは、育苗箱に約10cm間隔でタネをスジまきして、タネが隠れるほどの土をかぶせ、たっぷりと水やりした後、本葉が1.5~2枚になったころ3~3.5号(9~10.5cm)ポリ鉢に植え替え、本葉が5~7枚になったころに畑に植えつけます。
植えつけ後、結球が始まるころまでに追肥や中耕、土寄せ、除草を2~3回行います。追肥はうねの肩に施して、土寄せします。夏の高温乾燥期には、ワラや刈り草を敷いてやると乾燥防止になります。水はけの悪いところでは高うねにして、過湿にならないようにします。
育苗中はべと病、立枯病に注意し、殺菌剤で予防します。畑ではコナガ、アオムシ、アブラムシなどの害虫を殺虫剤散布により早めに駆除します。
幼苗は全体を収穫して食用に供し、越冬し老熟したものは葉をかいて収穫します。青汁、炒め物、煮物、お好み焼きなどに利用します。かるくゆでてミキサーにかけてグリーンカレー、ポタージュスープ、パン生地に練りこむなどもできます。