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「つるな」

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「「つるな」 の特徴や育て方のポイントをご紹介」

特長

日本に野生するただ一種のツルナ科植物で、海岸に生える多年草です。ハマチシャとも呼ばれ、三角形のやや肉厚の葉が地面をはって広がります。つるの先を摘んで食べます。

栽培環境・土づくり

連作には強い野菜ですが、地力の低下は病気や障害の発生につながり、品質低下の原因になります。完熟堆肥やバイオエースなどの有機物を積極的に施して土づくりを心がけます。プランターでの栽培も手軽にできます。植えつけの1か月ほど前に1㎡当たり苦土石灰80g、2週間ほど前に完熟堆肥1kgと有機配合肥料50gを目安として畑に施します。

タネまき・植えつけ

霜に弱いので3月下旬~6月ごろにタネまきします。核果は1果中に数個の種子を含んでいますが、そのままタネまきします。発芽するまでに15日以上かかります。1m幅のベッドに2~3条のスジまきにし、発芽してから間引いて本葉が2~3枚になるまでに株間約15cmにします。

管理のポイント

半野生的で栽培は容易です。日当たり、風通し、水はけ、水もちのよい肥沃な畑で栽培します。発芽を早めたいときは、一昼夜ほどタネを水につけてからまきます。若葉を旺盛に繁茂させるために、完熟堆肥を十分施します。乾燥にも比較的強いですが、やわらかな茎葉を収穫するために適宜水やりをします。収穫期間が長いので、株の様子を見ながら追肥をします。

病害虫・生理障害

暑さや乾燥、病害虫に強く、生育も旺盛なので、無農薬栽培もできます。暖地では多年草になりますが、寒さには弱く霜に当たると枯れます。早まきや温暖地の露地での越冬栽培はできません。プランターや鉢栽培は、室内の光の当たるところに置いておけば越冬できます。秋遅くまで収穫したい場合は、パオパオなどの不織布べたがけするか、ポリトンネル栽培をします。

収穫・保存・利用

肉厚の葉や茎を摘みとって食用にします。本葉が2~3枚になったころから間引き菜として利用できます。大株になればつる先の若葉3~4枚、長さ7~10cmで摘みとります。風味はホウレンソウに似ていて、とくに若いうちはやわらかで、クセも少なく食べやすいです。熱湯でゆでて水にさらし、汁物の青み、おひたし、あえものなどにします。中国では全草を乾燥したものを解毒や解熱に使います。

栽培暦

※栽培方法・時期は目安です。適温でのタネまき、地域や条件に合わせた栽培をおすすめします。

「つるな」
品目 ツルナ (つる菜)
原産地 日本、オーストラリア、ニュージーランド
科・属名 ツルナ科ツルナ属

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「つるな」 の栽培Q&A

Q発芽をよくするには?
A発芽には適温(地温)と適湿(水分)と空気(酸素)が必要です。ツルナの発芽適温は20℃前後です。適温を確保してタネまきします。乾燥した畑では発芽しないので、タネまき前に十分水やりをします。タネまき後、薄く(タネの2~3倍)覆土し、軽くおさえて、タネが土から水を吸いやすいようにします。発芽は遅く、15日以上かかります。発芽するまで床土が乾かないようにします。
Q生育をよくするには?
A日当たり、水はけ、風通しのよいところで育てます。ツルナは地上部(葉)を収穫、利用する野菜ですが、地下部(根)が健全に育たないと地上部の生育は悪くなります。完熟堆肥を十分施し、土の中の有効菌を殖やし、根の張りをよくします。乾燥には強いですが、やわらかい葉を収穫するために、畑が乾いたら適宜水やりをします。病虫害に強いので無農薬栽培が可能です。
Q利用方法は?
Aキャプテン・クックがニュージーランドからイギリスに持ち帰ったため、英名はニュージーランド・スピナーチ(ホウレンソウ)といいます。ホウレンソウはアカザ科ですが、ツルナはツルナ科の野菜です。つる先の若葉を3~4枚摘みとって利用します。熱湯でゆでてサラダ、おひたし、あえ物、みそ汁の具などに利用します。アクのない独特の風味を楽しみます。

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