「ニンジン 「金時ニンジン」 の特徴や育て方のポイントをご紹介」
東洋系ニンジンの数少ないうちの一つで、特有の風味があり、関西地方では正月料理で使われます。長めの円すい形、濃紅赤色、肉質やわらかです。トウ立ちが早いので夏まき専用です。
タネまきの1か月前までに良質の完熟堆肥を1㎡当たり2~3kg施し、完全に土となじませ、水もち・水はけ・通気性のすぐれた土づくりを行います。1㎡当たり苦土石灰100~150g、有機配合肥料80~100gを施します。うね幅50cm、条間20cmを目安とします。
雨の後にまくのがよいです。乾いていたらタネをまいた後十分に水やりをします。発芽がそろうまで乾かさないようにします。ニンジンのタネは小さくて薄いため、覆土が厚すぎると発芽が悪くなります。覆土を薄くかぶせた上に、もみ殻、やし殻などを薄くまくとよいです。株間15cmほどで、1か所4~5粒ずつ点まきします。発芽後は順次間引いて本葉が5~6枚になったころに1本にします。
土壌病害には弱いので注意します。ニンジンの初期生育は緩慢で弱いため、立枯病やネキリムシ、ヨトウムシなどの害虫による食害に注意します。生育中期以降は、黒葉枯病、うどんこ病などの病気とアブラムシ、キアゲハの幼虫の初期防除を心がけます。
タネまき後120日ぐらいから収穫できます。根の太ったものから逐次間引きながら収穫します。根色の赤い東洋種の一種です。関西でお正月の煮物などに使用されることが多いニンジンです。
あじわい五寸ニンジン 「錦洋五寸2号」 | おてがるニンジン 「紅あかり」 |
ニンジン 「ベビーキャロット」 | ニンジン 「ベーターリッチ®」(ペレット) |
ニンジン 「ミックスにんじん」 | ニンジン 「時なし五寸」 |
ニンジン 「金港四寸」 |