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「バジル」

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「「バジル」の特徴や育て方のポイントをご紹介」

特長

イタリア名はバジリコ、シソと同じように芳香のある葉を摘みとって利用します。とくにトマトやチーズとの相性がよいのでスパゲッティーやピザ、サラダなどのイタリア料理には欠かせないハーブとして人気です。

栽培環境・土づくり

熱帯アジアからアフリカに自生し、日本の夏の高温多湿な環境で旺盛に生長します。日当たりと水はけがよく、腐植質に富んだ肥沃なところで栽培します。露地植えは、前もって1㎡当たり苦土石灰100g、完熟堆肥2kg、有機配合肥料80gを施しておきます。コンテナ植えではハーブ専用培養土が便利です。

タネまき・植えつけ

タネまき時期は暖かい地域は4~6月、寒い地域では5~6月です。発芽適温(地温)20~25℃と高いので、直まき遅霜の心配がなくなってから、20~30cm間隔でタネを2~3粒ずつ点まきをします。早めに移植栽培の場合は、温度の保てる室内で9cmポットにタネをまき、土はごく薄くかけます。発芽日数は5~10日です。本葉が2枚くらいのころに、よい苗を残して1本にします。生育適温も20~25℃なので、室内で育てるときは明るい窓辺に置き、苗をできるだけ日に当てるようにします。ポットで育てた苗は暖かくなってから、株間20~30cmで植えつけます。コンテナは18cm鉢に1株、65cmプランターに2~3株を植えつけます。

管理のポイント

気温の上昇とともに、大きく育ってきます。本葉10枚以上になったら、芯を摘んでわき枝を伸ばし、葉を多く出すようにします。7月中旬には、シソに似た形の白い花を咲かせます。花後にタネをつけてしまうと株が老化しやすいため、花穂は早めに摘みとります。梅雨が明けて日照りが続くと、葉がかたくなって風味が落ちるので、敷きワラをして乾燥を防ぎます。8月上旬ごろに強く刈り込むと、枝が新しく出ます。夏に切った枝を水を入れた容器に挿しておくと、容易に根が出て殖やすことができます。2週間に1度、速効性の液体肥料を施します。

病害虫・生理障害

害虫は見つけしだい捕殺します。ヨトウムシの食害で、一晩で丸坊主になることもあります。株元の土の中に潜んでいるヨトウムシを掘り出し捕殺します。ハダニの害には、葉の表裏に目の細かいジョウロで水をかけ、流し落とすのが効果的です。窒素分が欠乏すると生長が止まり、過剰の場合は風味が悪くなります。

楽しみ方など

大きな葉から摘みとり利用します。バジルペースト、バジルビネガー、オリーブオイル漬けなど、いずれも摘みとった葉を洗い、水気をふきとってから調理します。バジルは気温の高い季節に収穫するので、晩秋から春には乾燥貯蔵した葉を料理に使います。花が咲き始めるころに、枝を刈りとって陰干します。または摘みとった新鮮な葉を冷凍して保存します。花もサラダなどに利用できます。咲き始めの花穂を摘んで、料理の添えにします。

栽培暦

※栽培方法・時期は目安です。適温でのタネまき、地域や条件に合わせた栽培をおすすめします。

「バジル」
品目 バジル
原産地 熱帯アジア、アフリカ
科・属名 シソ科メボウキ属

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「バジル」の栽培Q&A

Q発芽をよくするには?
A発芽には適温と適湿と空気(酸素)が必要です。バジルの発芽適温は20~25℃です。適温を確保してタネまきします。乾燥した土では発芽しないので、タネまき前に十分水やりをします。タネまき後、薄く覆土(タネの2~3倍)し、軽く鎮圧して、タネが土から水分を吸いやすいようにします。発芽するまでタネを乾かさないようにします。直まき栽培も移植栽培もできますが、育苗して移植するほうが管理は楽です。
Q連作はできますか?
Aバジルは比較的連作に耐える作物ですが、家庭菜園ではバジルだけでなくシソ科作物の連作は避けるようにします。連作をすると、シソ科作物を好む病原菌や害虫が増え、年々被害が大きくなります。連作をすると、土壌中のシソ科特定の微量要素が吸収されてしまい、要素欠乏症を起こす危険性が高まります。連作をしなくても、完熟堆肥を十分施し、ミネラルの補給を図ります。
Q生育をよくするには?
A日当たりと水はけのよいところで育てます。バジルは地上部(葉)を収穫、利用するハーブですが、地下部(根)が健全に育たないと地上部の生育は悪くなります。完熟堆肥を十分施し、土の中の有効菌を殖やし、根の張りをよくします。密植になると徒長し、病害虫が発生しやすくなるので、間引きを早めに行ないます。株のようすを見ながら追肥します。とり遅れると品質が悪くなるので、適期に収穫します。

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