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「ボリジ」

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「「ボリジ」の特徴や育て方のポイントをご紹介」

特長

花は初めピンク色、後でブルーに変わります。キュウリに似た風味と苦みがあります。古代ヨーロッパでは勇気を与え憂うつな気持ちを消すと信じられていました。青紫色の星型の花が魅力的です。地中海沿岸地域が原産地です。

栽培環境・土づくり

日当たりのよい、やや乾き気味の肥沃な土壌でよく育つ1年草です。酸性土では生育が悪いので、苦土石灰で酸度を調整しておきます。露地植えは前もって、1㎡当り苦土石灰100g、完熟堆肥2kg、有機配合肥料60gを目安として施し、水はけがよくなるように高うねにします。

タネまき・植えつけ

タネまきの時期は、暖かい地域で3~6月または9~10月、寒い地域では4~6月です。発芽適温(地温)は20℃前後、発芽まで5~10日かかります。春は直まきで40cm間隔でタネを3~4粒まき、厚さ1cmの土をかけます。発芽した苗は本葉1枚のころに、間引いて1本にします。または9cmポットにタネをまき、間引いて1本にします。ポットに根がよく伸びたら、21~24cm鉢に1株植えつけます。生育適温は15~20℃です。暖かい地域の秋まきは、タネまき用土を入れた育苗箱に、タネが重ならないようにまき、本葉1枚のころ9cmポットに1本ずつ植え替えます。低温期は5℃以上の温度が保てる室内で育て、翌春4月中下旬ころ植えつけます。

管理のポイント

春にタネをまくと60日くらいで花が咲きます。秋まきは花が咲くまでの期間は長いですが、大株に育ちます。5~6月に急速に生育します。このころ乾きすぎると生育が悪くなるので、水は過湿にならない程度に十分与えます。露地植え敷きワラなどでマルチングをします。マルチングは土のハネ上がりを防ぐので、葉の汚れが少なくなります。薄めの液肥を10日に1度の間隔で与えます。葉を取りすぎると株が弱るので、生育を見て少しずつ収穫します。弱った枝は整理して、風通しをよくします。過湿と高温が苦手なので、夏の涼しい地域以外は、花の後にタネを実らせて株は枯れます。適した環境では、こぼれダネでよく殖えます。

病害虫・生理障害

高温多湿では、根腐れや葉が傷みやすいでので、適した環境で育てます。鉢植えは雨のかからない場所で育て、水やりは鉢土だけに与えるようにします。

楽しみ方など

白い軟毛をまとったやわらかな葉と、澄んだ青紫の星形の花を利用します。およそ40日で若葉が、60日で花が収穫できます。若葉は刻んでサラダ、スープ、バターいためなどに用います。葉は貯蔵ができないので、必ず生葉を使います。花は砂糖漬けやケーキ、ワイン、ビールの香りづけなどに利用します。花は1日でしおれてしまうので、当日咲いた花を摘みます。

栽培暦

※栽培方法・時期は目安です。適温でのタネまき、地域や条件に合わせた栽培をおすすめします。

「ボリジ」
品目 ボリジ
原産地 地中海沿岸
科・属名 ムラサキ科ルリチシャ属

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「ボリジ」の栽培Q&A

Q発芽をよくするには?
Aボリジは移植を嫌うので直まきします。ポット育苗する場合は、根鉢をくずさないように定植します。発芽には適温と適湿と空気(酸素)が必要です。発芽適温は20℃前後です。適温を確保してタネまきします。タネまき前に十分水やりをします。タネまき後、ごく薄く覆土(タネの2~3倍)し、軽く鎮圧して、タネが土から水分を吸いやすいようにします。発芽するまでタネを乾かさないようにします。
Q生育をよくするには?
A日当たりと水はけのよいところで育てます。ボリジは地上部(花と葉)を収穫、利用するハーブですが、地下部(根)が健全に育たないと地上部の生育は悪くなります。完熟堆肥を十分施して土の中の有効菌を殖やし、根の張りをよくします。多湿を嫌うので高うねにし、株が繁茂してきたら整理して風通しをよくします。株が大きくなったら、倒伏しないように支柱を立てます。ダニは見つけ次第捕殺します。
Q利用方法は?
Aボリジは地中海原産で、人々を陽気にさせるハーブといわれてきました。ハーブとしては珍しいムラサキ科の植物です。下向きにさく、青紫の星形の花と葉を利用します。花はエディブルフラワーとしてサラダや、砂糖漬けなどにします。白ワインに浮かべると、青紫の花弁がピンクに変化します。若葉はキュウリに似た香りがあり、サラダに利用します。花と葉は乾燥には向きません。

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