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春をつげるはな

初冬から春の庭を明るく彩るパンジー。その魅力は、鮮やかで豊富な花色、かれんな花容と甘い香りなど、多く挙げられますが、最大の魅力は、何といっても戸外で長い間咲き続ける点にあると思います。
その呼び名も、パンセ(物思い)から由来し、チョウが遊びに来る花、「遊蝶花」または「酔蝶花」と呼ばれたり、花が人の顔に似ているところから「人面草」とか、パンジーを見る人のそれぞれの思いを込めた呼び名がつけられています。
パンジーの改良の歴史は19世紀の初頭、イギリスのトムソン氏によって開始されました。その後、世界各地で改良に次ぐ改良が加えられ5種類の野生種間の種間交配も盛んに繰り返された結果、この1世紀半の間に花の大きさ、花色、草姿などが、元の野生種からは想像もつかないほどに改良されてきました。
1964年、F1の「マジェスチックジャイアント」が発表されて以降、パンジーの改良は飛躍的に進み、今では花のなかでも最も改良の進んでいるものの一つといえます。そして、さらに新しい花色とパターン、新しいブロッチ(斑)の色、より甘い香りなどを求めてパンジーの育種家たちは先陣争いをしています。



用意するもの

「パンジー・ビオラ」の苗
プランターまたは鉢と、苗を植える土
肥料(植物への栄養となるもの)
『ポイントアドバイス』を参考にしてください。
ジョウロ
シャベル
ガーデニング用の手袋があると手が汚れません。

庭や花壇

よく日が当たり、水たまりにならないような水はけのよい場所を選びます。
苗を植える場所を深く耕し、腐葉土(落ち葉が堆積して腐った土)、市販されている緩効性肥料(カンコウセイヒリョウ:ゆっくり長く効果のある肥料)を入れて、土をよく混ぜます。⇒『ポイントアドバイス』を参考にしてください。
表面を平らにして、植える場所に印をつけてから、配色などを考えて植えましょう。
植え方は、苗ポットの大きさより少し大きめの穴を掘り、根を傷つけないようにポットから抜きとり、そのまま土をくずさずに植えます。
苗と苗の間隔は20~25cm程度で、一番下の葉が土の表面に出るように植えます。
植え終わったらジョウロなどで十分に水をやります。
植える日は、できるだけ曇りで風の弱い日を選びましょう。

庭花壇



プランターや鉢

直径12~15cmの鉢には苗を1株、長さ65cmのプランターには苗を3~4株程度植えます。
鉢の種類はプラスチック鉢よりテラコッタのほうが、小鉢より大鉢のほうが丈夫に育ち、花が長持ちします。
水はけがよくなるように鉢の一番下に鉢底土(ゴロ土などの目の粗い土)を入れ、その上に腐葉土、緩効性肥料などを混ぜた土を入れます。
土は水やりをするときに、水がこぼれないように、鉢の縁より2~3cm低く入れます。
植え方は庭や花壇に植える場合と同様です。

鉢


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鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりと、庭・花壇植えは乾燥が激しいときに水やりをします。
『ポイントアドバイス』を参考にしてください。



植えた後の世話

生育に合わせて(体が大きくなり、花がたくさんつき始めるようになるころ:12月、2月、4月ころに)追肥(苗を植えつけた後、生育途中に施す肥料)します。
施す量は肥料の種類によって異なるので、各肥料の使い方説明を参考にしてください。
雪が降っても屋外に植えたままで大丈夫ですが、土が凍る場合は、苗の根元に落ち葉やワラを敷いて霜から守ります。
鉢の場合は屋根の下に運んでおきましょう。
タネがつくと株が弱るので、咲き終わった花は花茎の元からねじって摘みとります。
このときハサミを使うと病気が移ることもあるので、必ず手で摘みとりましょう。
『ポイントアドバイス』を参考にしてください 。
わからない事があったら、こちらからお問い合わせください。

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