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ニュースリリース|2018

2018年10月11日

アスパラガスの新品種『ウェルカムAT』の種子を発売
2年目から太くそろいの良い若茎を多く収穫できる全雄系F1品種


サカタのタネは、幅広い作型に適応し、太く、そろいの良い若茎を多く収穫できるアスパラガスの新品種『ウェルカムAT』(うぇるかむえーてぃー)=写真=の種子を、2018年12月から発売します。



『ウェルカムAT』は「露地春どり栽培※1」、露地およびハウス内の「長期どり(立茎)栽培※2」、冷涼地および高冷地で行う「伏せ込み栽培※3」など、幅広い作型で優れた特性を発揮する、適応性の広い品種です。また、タネをまいて生育した株のほとんどが雄株となる「全雄系」のF1品種のため、種子着果がほとんどなく、実生苗が雑草化しづらいため、除草の手間を省くことができます。なお、従来品種では、雌株に比べて雄株の若茎は細い傾向がありますが、『ウェルカムAT』は太い若茎を安定して収穫でき、特に春は太い若茎の収穫期間が長く続きます。茎はやわらかく、食味は良好です。一般的なアスパラガス品種は定植後3年目から本格収穫するのに対して、『ウェルカムAT』は定植後2年目から高い上物率が期待できます。さらに、アントシアンの発生が少なく、頭部のしまりも良好です。草勢は強いですが、側枝発生はおとなしいため茎葉が密集しにくく管理がしやすいという特長があります。

『ウェルカムAT』の育成元はBejo Zaden B. V.(オランダ)で、オリジナル品種名は「Atticus」(品種登録出願中)です。

『ウェルカムAT』の種子の希望小売価格※4は1袋100粒入り5,100円(税抜)、1袋1,000粒入り46,000円(税抜)で、全国の種苗店、JAを通じて販売します。3年後の売上目標は5千万円です。
 

■全雄系アスパラガス

アスパラガスは雌雄異株で、タネをまくと雄株、雌株が混ざって生育します。雄株と雌株は生育に違いがあり、一般的には雌株の若茎の方が太くなることが多く、一定の出荷基準(長さ)に合わせて雄株および雌株の若茎を収穫した場合、太さの違う青果を選果する手間がかかります。

全雄系は発芽した株のほとんどが雄株となるため、生育がそろい、選果作業を省力化することができます。また、雄株だけなので受粉をせず、種子着果によって樹勢が衰えることがないため、上物の青果を多く収穫することができます。雌株にできた種子は、こぼれダネが実生苗となり、雑草化しますが、全雄系は種子をほとんどつけないので、雑草化しづらく、除草作業の省力化につながります。

『ウェルカムAT』は、こうした全雄系の利点があることに加えて、雄株でありながら太い若茎を多く収穫することができます。現在、市場のニーズは太いものが中心であり、これに応えるために太い若茎を収穫できる品種が求められています。



※1 露地春どり栽培:
主に寒地・寒冷地で行われる。露地栽培で春の若茎(春芽)だけを収穫する作型。同一の株を使って複数年にわたって栽培を行う。

※2 長期どり(立茎)栽培:
主に温暖地・暖地で行われる。春芽の収穫を40~60日ほどで打ち切り、その後は数本の茎葉を茂らせ、さらにその後の若茎(夏芽)を秋まで収穫する作型。同一の株を使って複数年にわたって栽培を行う。

※3 伏せ込み栽培:
主に寒地・寒冷地で行われる。1年目に露地で養成した根株を冬に掘り上げ、ハウス内に設置した温床(伏せ込み床)に伏せ込み、冬から春にかけて2~3カ月収穫をし、その後は根株を廃棄して栽培を終了する。

※4 価格はすべて希望小売価格(税抜)です。価格の自主的な決定を拘束するものではありません。
 

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