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ニュースリリース|2019

2019年04月24日

花持ちのよいポットカーネーションの新品種が流通開始
屋内できれいな花を長く楽しめる2品種が母の日向けに登場


サカタのタネが開発したポットカーネーションの新品種『感謝の気持ち』(=写真左=)、『ホットハート』(=同右=)の鉢物の流通が、4月下旬から開始となります。『感謝の気持ち』は花径3~4㎝、4寸鉢(直径12㎝)~5寸鉢(同15㎝)栽培向きの赤色品種。『ホットハート』は花径3~4㎝、4寸鉢向きのピンク系品種です。母の日でのポットカーネーションの需要は根強く、特に赤・ピンク系が人気です。贈答用の鉢物は屋内で飾られることが多いのですが、植物にとっては必ずしも最適な環境とは言えず、従来品種は花を楽しめる期間が限られるなど、花持ちに課題がある上に、蕾をつけても咲かずに終わってしまうことも少なくありませんでした。『感謝の気持ち』『ホットハート』は、ともに室内でも次々と花を咲かせるので、プレゼントしていただいた花を長い期間楽しむことができます。



『感謝の気持ち』は鮮明な赤色の花をたくさんつけ、ボリュームのある草姿になります。赤は色あせの目立つ色ですが、本品種は退色のしづらさでも評価を受けており、また室内でも美しく見える色です。母の日にストレートに「感謝の気持ち」を伝えられる名前としました。一方『ホットハート』は、濃いローズピンクから淡いピンクへのグラデーションが美しい品種です。コンパクトな草姿に多くの花をつける様子は花束のようです。もらった人が、「心温まる気持ちになってほしい」という思いを込めて命名しました。

想定小売価格は、『感謝の気持ち』が3,000円台半ば~後半(5寸鉢)、『ホットハート』が3,000円前後(4寸鉢)です。全国の園芸店・ホームセンター、ネット通販などで販売されます。


■消費者だけでなく、生産者へのメリットも高いサカタのポットカーネーション

「花持ちのよさ」は、消費者だけのメリットではありません。生産者は、ギフト向けのポットカーネーションを通常3~4輪の花をつけて出荷しますが、従来品種は3、4輪目が咲く頃には最初に咲いた花はしおれてしまうことがあるため、1輪目を取り除いてから出荷する必要がありました。『感謝の気持ち』は同時開花性に優れ、花持ちがよいため、生産者様からは「出荷前に花を取り除く必要がなく、とても助かる」との意見も頂いており、労力の軽減が期待できます。また、株張りがよく4寸鉢でも5寸鉢でも整った草姿となるため、生産者にとってつくりやすい、汎用性の高い品種です。『ホットハート』も、花持ちがよいのはもちろん、分枝力が強いため、無理に摘芯※1の回数を増やさなくても、ボリュームのある株をつくることができます。

ポットカーネーションは、ほとんどが5月の母の日に向けてつくられています。生産者は秋に株を定植し冬の低温期からまだ寒さの続く春にかけて栽培することになりますが、カーネーションは性質上、低温下では生育や開花が遅れてしまいます。そのため、暖房機器でハウス内の温度を上げて生育・開花を促進しますが、『感謝の気持ち』『ホットハート』をはじめとした当社のポットカーネーションは、低温・低日照下でもよく育ち、株張りのよい草姿になり開花も遅れない特長を持っています。

一年に一度の母の日に向けて栽培している生産者にとって、開花の遅れは死活問題ですが、当社の品種は生産者が安心して育てられることに加え、従来品種では栽培に最低12~15度必要とする例がある中、最低5~8度の条件下でも栽培できるため、重油代などのエネルギー・コスト削減にもつながります。

サカタのポットカーネーションは、生産者の省労力、省エネにも貢献しています。


●『感謝の気持ち』『ホットハート』の営利生産者向け販売について

2019年秋より、プラントップ苗(発根苗)の本格販売を開始予定です。希望小売価格※2は、1本65円(税抜)、最小販売数量は1品種1,000本からです。全国の種苗店を通じて販売します。


■ポットカーネーションと近年の物流環境との関係

近年、物流コストの上昇が問題になっています。母の日の定番ギフトであるポットカーネーションは、鉢花単品だけでなく、和洋菓子や雑貨などとセットで贈られることも多く、物流コストをおさえるために、「コンパクトさ」が求められるようになってきました。

このような中、需要の高い5寸鉢よりも少し小さい4寸鉢のニーズが高まっており、4寸・5寸鉢両方の栽培に向く『感謝の気持ち』や、4寸鉢向きの『ホットハート』は、まさにこうした近年のトレンドにぴったりなポットカーネーションと言えます。2019年 母の日アンケート※3では、「今年の母の日はどのようなものを贈る予定ですか」という設問に対し、全体の31.9%の人が「お花とセット(お菓子・グルメ・雑貨など)」と回答しています。当社は、4寸鉢へのニーズはますます高まると予想しています。

今後も、消費者のもとできれいに咲き続けるだけでなく、生産者にもメリットをもたらし、社会の課題にも対応できる、皆さんに喜ばれる品種を開発していきます。


※1 摘芯:
茎の先端部分を摘み、植物の成長を調節したり、枝葉を増やしたりするために行う作業。

※2 価格は希望小売価格(税抜)。価格の自主的な決定を拘束するものではありません。

※3  イイハナ・ドットコム(株式会社千趣会イイハナ)調べ、アンケート実施日 2019年2月13日~20日、有効回答人数 1,049名

 

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