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ニュースリリース|2019

2019年11月28日

サカタのタネ・佐瀬農園が「農林水産大臣賞」受賞
日持ちと輸送性に優れたトルコギキョウ品種を開発した功績により

 
株式会社サカタのタネ(社長:坂田宏、本社:神奈川県横浜市、以下サカタのタネ)と佐瀬農園(代表:佐瀬昇氏、所在地:千葉県東金市、写真右から2番目)は、「日持ちと輸送性に優れたトルコギキョウ品種の開発」により「令和元年度(第20回)民間部門農林水産研究開発功績者表彰」において「農林水産大臣賞」および「園芸研究功労賞※1」を受賞し、2019年11月20日(水)に表彰式が行われました。これは、平成12年度から始まった表彰制度で、農林水産省および公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会が、農林水産業その他関連産業に関する研究開発のうち、民間が主体となっているものについて、顕著な功績・功労のあった個人または団体を対象に表彰するものです。なお、当社は平成14年度(第3回)の同表彰でも、「パンジーおよびトルコギキョウの育成・普及」により「農林水産大臣賞」および「園芸研究功労賞」を受賞しています。

・受賞者
森 一俊(サカタのタネ 三郷試験場 主任研究員)
佐瀬 昇(佐瀬農園 代表)
堀内慎吾(サカタのタネ 掛川総合研究センター 主任研究員)
西尾 章(サカタのタネ 三郷試験場 研究員)

■    業績概要
業績名 日持ちと輸送性に優れたトルコギキョウ品種の開発
変形雌ずい※2を持つ多様なトルコギキョウ、また世界初となる雄性不稔※3を利用した花粉の出ないトルコギキョウを開発し、特に夏の高温期など日持ちが悪くなる季節でも、切り花を長く楽しめることを可能にしました。それにより、世界中でのトルコギキョウの切り花生産・消費拡大に寄与し、ひいては農産物輸出促進にも多大な貢献をしたことが評価されました。

■    付加価値のあるトルコギキョウを目指して
当社がトルコギキョウの開発を開始したのは、1970年代のこと。1981年に世界初のF1トルコギキョウを開発したのを皮切りに、これまでに数々のエポックメイキングな品種を開発してきました。現在はトルコギキョウのリーディングカンパニーとして、国内外で高いシェアを持っています。

トルコギキョウは、もともと夏の花であるため比較的暑さに強く、ほかの切り花に比べると夏場の花持ちがよいことが知られています。花は一般的に、雌しべの先に花粉が付着すると老化が進むと言われており、観賞期間が減少します。佐瀬昇氏との共同開発によって誕生した変形雌ずいタイプ「アンバーダブル」シリーズなどや当社が開発した無花粉タイプの八重咲き品種、無花粉タイプ一重咲きの「ソロ」シリーズはいずれも受粉しにくい花の構造を持っています。そのため花持ちが非常に優れ、長時間の輸送に耐えることができ、消費者は長く花が楽しめます。

当社は今後も、皆さんにメリットを提供できるトルコギキョウの開発に注力してまいります。

 

写真左端:無花粉タイプ八重咲き品種 
中央上:無花粉タイプ一重咲き品種「ソロ PF ピンクピコティー」
中央下:変形雌ずいタイプ「アンバーダブル ホップ」 
右端上:正常な雌ずい(左)と変形雌ずい(右)
右端下:無花粉タイプ一重咲き品種(左)と従来品種(右)


※1 園芸研究功労賞:
園芸試験場100周年を記念して設けられた賞。園芸分野で研究功績のあった受賞者に授与される。

※2  変形雌ずい:
雄しべが成熟しても雌しべの先端が開かないため受粉しにくい状態。この形質を利用しての育種について特許を取得しています(特許第4133011号)。これを利用し、佐瀬昇氏とサカタのタネの共同開発で、花弁の質感が独特で花持ちがよいトルコギキョウ品種「アンバーダブル」シリーズなどを開発しています。

※3 雄性不稔:
本来一つの花の中に雄しべ、雌しべがあるべきところ、雄しべがなかったり、雄しべがあっても花粉が生成されなかったりして生殖能力がないこと。この形質を利用しての育種について特許を取得しています(特許第5841263号)。


 

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