「た」で始まる用語
- 耐寒性
- (たいかんせい)
0℃以下の低温に耐えることができる性質のことです。寒(冷)地で越冬できる性質を耐寒性が強いといい、暖地でなければ越冬できない性質を弱いといいます。
- 耐暑性
- (たいしょせい)
夜温25℃以上の高温に耐えられる性質のことです。花では夜温25℃以上に1か月遭遇しても生育し、開花できる性質を耐暑性が強いといい、逆に枯死してしまう性質を弱いといいます。
- 耐病性
- (たいびょうせい)
当社では、病害に対する抵抗性をその程度により「抵抗性」と「耐病性」という言葉で表しています。発病条件(温度、湿度、病原体の密度等)の影響を受けにくい安定したものに「抵抗性」、それに比べ影響を受け易いものに「耐病性」を用いています。但し、「抵抗性」としているものでも、発病条件やレ-ス分化等により発病する可能性はあります。
- 高うね
- (たかうね)
地面よりとくに高いうねのことです。15cm以上の高さのものを高うねということもあります。水はけの悪い畑では高うねにして湿害を防ぎます。
- 単為結果
- (たんいけっか)
受精しなくても、子房が発達して果実ができる性質のことです。実った果実は通常、タネはできません。
- 短日植物
- (たんじつしょくぶつ)
日の当たる時間(日長)が、ある一定時間を下回ると花を咲かせる植物のことをいいます。
- 団粒構造
- (だんりゅうこうぞう)
土の粒子が集まって、団粒をつくり、この団粒がさらに集まった状態のことです。粒子のすき間が水分や空気の通り道となり、植物の生育に適した土となります。