「ダイコン 「冬しぐれ」の特徴や育て方のポイントをご紹介」
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尻のまとまり、そろいがよく、在圃性抜群のおいしいダイコン |
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1.地上部は立性・小葉で耐寒性があり、密植栽培しやすいです。
2.根形は尻がよくまとまり、曲がり少なく、そろいが極めてよいです。
3.早くから根形がまとまり、生育がゆっくりなので収穫幅があります。
4.肩張りしない円筒形の品種なので箱詰め作業がしやすいです。
5.青首内部が青肉になりにくく肉色は純白で、生食はもちろんおでんなどの加工にも向きます。
6.甘みが強く、食味がよいです。
7.低温期収穫となりますが、他品種と比べひび割れしにくいです。
元肥を少し控えめにし、追肥をこまめに行います。収穫間際の肥料切れは葉の耐寒性が落ちるので、十分注意します。排水性の悪い圃場では、肌の障害が問題になることがあります。この場合、堆肥や緑肥などの施用により土壌改良を行うことや、圃場を選ぶことが必要です。
生育後期は霜害・凍害が発生しやすい時期であり、肥料切れはそれらを助長し、根の肥大不足や肌の老化などの品質低下をまねくことがあるので、追肥をこまめに行います。また霜が降り始めたら、べたがけ被覆やトンネル被覆を行うことで霜害・凍害による症状を軽減できます。
病虫害防除については、早期の殺菌剤と殺虫剤の散布を心掛けます。
収穫適期を過ぎてもス入りの心配が少なく、良質のダイコンが収穫できますが、収穫期を極端に遅らせると葉の枯れや各種障害が出やすくなるので注意します。
品目 | ダイコン(大根) |
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原産地 | 地中海沿岸、華南高地、中央アジア |
科・属名 | アブラナ科ダイコン属 |
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